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 ■ 12月4日(日)ディファ有明大会出場、矢野卓見公開練習 ■ 日 時 ：11月29日(火)15:00〜 ■ 場 所 ：P'sLAB東京 ■ 参加選手： ・矢野卓見選手(烏合会)   (スパーリング直後で息を切らしながら) ■ 矢野卓見：ダメですね。多分2Rはグダグダの中で近藤有己が寝技で攻め込む姿が見られるんじゃなでいしょうか(笑)。 ： このカードのオファーを受けたときにどう思いましたか？ ■ 矢野卓見：もう、やるしかないだろうという感じですよね。想像もしていなかった相手なんで。 ： きっちり一本取ってやるという感じ？ ■ 矢野卓見：そのつもりですけど。まあね、思ったとおりにいかないのが人生なんですけど。 ： 最近は重量級の相手とスパーリングをしているのですか？ ■ 矢野卓見：最近は練習相手が重量級しかいないんで。でも、どうなんですかね。あまり関係ないような気もするんですけど。 ： このルールなら体重差は関係ない？ ■ 矢野卓見：そんなことは無いですけど、お互いの得意・不得意を含めてたぶん試合になるだろうから。そういう試合をやらせようという話にもなったんだろうから。だから互角以上にやらないとまずいかなと思いますけど。 ： 近藤選手のグラップリング技術はどう思う？ ■ 矢野卓見：最近の試合を見ていると、どうなんだろうと思うけど。最近は逆転の足関節とかで勝っているのもあったと思うんですよね。それを考えると極めの弱い選手じゃないと思うんですけど、練習は偏っている分、相手によって結果の良し悪しが変わりすぎているんじゃないかと思いますね。結局攻め込まれたときに、ちょっともろい部分とかもあるのかなと、(イゴール・)ボブチャンチンとの試合とかを見ると。あれは返せないレベルじゃないと思うんですけど、体重差があるにしろ。やっぱり練習不足な面があるんじゃないかな。まあismだけだと練習相手もあまりいないというのもあるんでしょうけど。 ： 近藤選手は洗濯バサミで極めた試合を見てヤバイと思ったそうだが？ ■ 矢野卓見：あれはデビュー戦ですからね、5年ぐらい前ですから(苦笑)。あのときと比べたらスタイルも変わっているんで。元々の基本的な戦い方は変わらないかもしれないですけど、技術的にはずいぶん変わったんで。あのときと同じと思っていると、違うかなと。5年前と同じじゃヤバイですからね(笑)。あのときと比べて上もできるようになりましたんで。 ： 近藤選手は想像もつかない技を出してくるのではと警戒していたが？ ■ 矢野卓見：どうなんですかね。予想の範囲内だと思うんですけどね、やることは一緒。人間は手足合わせて4本ですから。体格とかも考えれば、ある程度カッチリした技でやっていかないと、仕留めるのも難しいだろうし。ただ手を合わせたことの無い分、お互いにどんな感じなのかなと。ちょっと想像力をかきたてるというか。 ： 楽しみな気持ちはある？ ■ 矢野卓見：どうなんですかね。小谷野(澄雄)が言うには、同じようなタイプだと。力の使い方とか。でも同じようなタイプとやったことが無いから、その辺も。力の使い方は似ているかもしれない。結構のらりくらりとやってく中でというのは。ただ押し切られたときに弱く見えちゃうのも似たような感じかな(笑)。 ： 近藤選手に極めたい技は？ ■ 矢野卓見：極められるなら何でもいいですけどね。指関節だろうが、髪の毛引っ張ってタップしてくれても(笑)。 ： いっそ総合ルールでやりたかった？ ■ 矢野卓見：別にいいんですけど、そうなるとパンクラスでは払いきれないぐらいのギャラを用意してくれないと。ちょと命かかっちゃうんで(笑)。 ： 練習中にオープンフィンガーグローブをつけていたが？ ■ 矢野卓見：いや、なんとなく。いつもつけているんで、そのノリで。 ： タイプが似ているなら対策も立てやすい？ ■ 矢野卓見：自分とやったこと無いから、何とも言えないですね(笑)。対策…まあ、いろいろやることやって。ダメだったら、そのときのノリでいろいろしかけて。しかけられる状況かどうかは分からないですけど、なるようになるって感じで。 ： 年内最後の試合になると思うが、どんな一年だった？ ■ 矢野卓見：いや、分からないですよ。代わりに男祭りに出なきゃならなくなるかも。そんなことは無いですね(笑)。 ： 狙っている？ ■ 矢野卓見：あんまり(苦笑)。心の準備ができて無いのに、いきなり言われても困る。まあ、また風が吹いてきたかなとは。そういう意味では体重が軽くてよかったなと思います。同体重なら、こんな話も来なかったでしょうし。こんなこと言って、普通に押さえ込まれて負けたら非常に格好悪いな(笑)。うまく型にはめられるようにとは思っています。面白い試合になると思うんですけど、気負いすぎてもダメだし、こればっかりは。他の人がやるようなキャッチの寒い試合にはならないと思います。俺が攻めるにしても逃げるにしても。近藤さんは大事な試合が控えているんだから安全第一で。技に入られたら極まる前にタップしてくれれば、ケガはしないよと(笑)。   |