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PANCRASE 2006 BLOW TOUR 1.10後楽園ホール大会
ウェルター級タイトルマッチ調印式





1月26日(木)後楽園大会、ウェルター級タイトルマッチ調印式
■ 日 時 :1月10日(火)17:00〜
■ 場 所 :P'sLAB東京
■ 参加者:
・井上克也選手(和術慧舟會RJW/暫定王者)
・北岡悟選手(パンクラスism/1位)
・坂本靖(株式会社ワールドパンクラスクリエイト取締役常務)

ウェルター級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3ラウンド
暫定王者
井上克也
(和術慧舟會RJW)
vs ランキング1位
北岡悟
(パンクラスism)
2月から始まったウェルター級王者決定トーナメントを勝ち上がり、5/1(日)横浜文化体育館大会ではアライ ケンジ(パンクラス)を相手に初防衛戦を行い、一進一退となるド迫力の打撃戦を見事制し王者の強さを見せつけた井上。一方、同じくウェルター級王者決定トーナメントを勝ち抜くも怪我により決勝戦をやむなく辞退。しかし、復帰戦となる7月の横浜文化体育館大会と10月の横浜文化体育館大会では外国人ファイターを相手に連続1R一本勝ちを挙げ、ランキング1位の実力を証明した北岡。
2度目の直接対決(初対戦は2004年11月・東京ベイNKホール大会:井上の判定勝ち)は、対パンクラスism無敗の暫定王者井上がインパクトのある打撃と得意の投げ技を武器に、その強さを再び見せ付けるのか?それとも、タイトル奪取と過去の雪辱に燃える北岡が、磨きが掛かる極めの強さとパンクラシストの意地と信念でウェルター級のベルトをパンクラスに取り戻すのか?
約8ヶ月の時を経た待望の第2代ウェルター級王者決定戦は、BLOW TOUR最初にして最高の大一番!
※なお、この試合の勝者は第2代ウェルター級キング・オブ・パンクラシストに認定されます。


北岡悟:強い暫定王者と第2代王座をかけて戦うことが出来てすごい嬉しく思います。井上選手には2年前の11月にNKホールで負けているので、リベンジマッチなのですが、その時とは自分は違うし、井上選手も違うと思うので、全然違う試合になると思います。違う試合にする自信もあるし、井上選手も違うと思うので、すごいそういう意味でもワクワクしています。すごいいろんなものがかかっていて、大事な試合だとは思うんですけど、何よりも楽しみたいし、嬉しいし、試合は自ら望んでやるものなんで、挑戦するという気持ちももちろんありますし。でも、それは全ての試合にも言えることなんで。まあ、すごい大事な試合です。生で見ていただきたいので、よろしくお願いします。

井上克也:本当は去年の5月でこの対戦カードをやる予定だったんですけど、ちょっと流れてしまって。過去にも1回北岡選手とは対戦して、ちょっとその時は自分も練習が足りないというか、そんなに強くなかったので、判定という結果に終わってしまったんで、今度は判定じゃなくて、KOで決められるように、今からちゃんと調整して、万全な体勢で試合に臨みたいと思います。

以前にも対戦しているが、改めて相手の一番警戒するところは?どういう展開に持ち込んで勝ちたいですか?
北岡悟:井上選手の印象はパンチがすごい強い、腰が強い選手だという印象があります。どう持ち込むかは見ていただいてということでお願いします。
井上克也:北岡選手のイメージはタックル、もしくは組み付いて、倒すか倒されてグラップリングに持っていくという感じだと思うんで。自分は打撃でいこうとは思っているんですけど、グラウンドになったらグラウンドになったで、そこでも勝負していきたいと思っています。

1度目に対戦した時と比べて、今はどこが一番変化したと自分では思っていますか?
北岡悟:未だに未熟なんですけれど心が、NKホールの時よりは周りの人のことを考えられるようになったんじゃないかと思っています。そこが一番違うんじゃないかなと思います。
井上克也:僕自身は全般的に前回1年ちょっと前に対戦した時よりもレベルが上がっていると思うんですけど、特に言うんだったら、やっぱり打撃は結構練習してきたんで。1年前でああいう感じで出来たんで、今回はもっと打撃で押していけるんじゃないかなと思っています。

井上選手は先月の『D.O.G』の試合が終わった後に、「北岡選手よりも大石選手と戦いたいというコメントがあったが、その真意は?
井上克也:自分的には北岡選手とは去年の10月ぐらいやるんじゃないかと思っていて。それもなんか無かったんで、このまま無いのかなと思って、1回やったし、それだったらまだやったことのない大石選手とやった方が自分的には自分の経験のためになると思ったんで。でも、決まったからにはきっちりKOしたいなと思います。

それを受けて、北岡選手はどうですか?
北岡悟:頑張っていい試合をしたいと思います。

打撃とグラップリングを得意としていて、タイプが違う相手となるが、何か特別な対策はしてくる?
北岡悟:毎回毎回どの試合に向けても特別な思いを持ってやっているので、また今回もそれと同じということになりますね。
井上克也:自分は結構打撃っぽい感じになっちゃっているんですけど、和術慧舟會というところは元々寝技のところなんで、寝技でも強い選手はいっぱいいるんで、その人たちと毎回練習して、打撃だけじゃないという感じですかね。

井上選手は逆に今回は極めて勝ちたいという気持ちもある?
井上克也:そうですね。まあ、極められる場面があれば極めて。でも、個人的に好きな展開としては、殴って殴ってという方が好きなので、殴って弱ったら極めにいくという感じでいくと思います。

北岡選手もグラップラーとして誇りを持っていると思いますが、グラップリングの展開になっても勝つ自信はありますか?
北岡悟:あります。

初対決から1年近く経っているが、お互いの試合は見ている?見ていれば、その印象は?
北岡悟:ずっと見ていました。全ての試合を生で見ています。4月、僕はリング上で勝った後、菊地選手との試合をかっこ悪いと評してしまったんですけど。あの時はあの時の感情でそのまま言ったんですが、今はそうは思っていません。撤回するということではなくて、今はそうは思ってないということです。井上選手もいろいろと、シムズ選手、アライ選手、そして菊地さん、花澤選手とやってきて、いろんな経験をしてきて。それに対して、それだけ強くなっているんだろうなという思いはあります。まあ、それはだからこそ面白いというか、自分も長谷川選手、外国人2人とやってきたというのがあるので、その経験をしてきた者同士がぶつかるから面白いというか、それが楽しみですね。
井上克也:はっきり言うと、試合はまだ見てないです。雑誌とかでは勝った負けたとか、足関で極めたとかそれぐらい見たんですけど、まあ、そうですね、これから見ます。

1年前の試合の時を100とするなら、今はどのぐらいまでレベルアップしていると思いますか?
北岡悟:これはあれですね、先出し損ですよね(苦笑)。じゃあ、100かけるXということでよろしくお願いします。
井上克也:じゃあ、自分は200ぐらいでお願いします。特に意味は無いです。

今回はタイトルマッチということで特別な思いがあると思うが、タイトルについては?
北岡悟:胸いっぱいですね。以上でお願いします
井上克也:僕個人的にはタイトルというか、いつ暫定が取れるのかなと思っていたんで、今回勝ってやっと、暫定じゃなくて本当のチャンピオンになれるという思いがあるので、今回も負けられないですね。

北岡選手はランキングに入った時からずっとパンクラスのベルトに対してこだわりがあったと思いますが、改めて初めての挑戦ということで、それに対しての思いは?
北岡悟:胸いっぱいです。

井上選手。勝った場合、第2代王者として名前が刻まれるが、その件に関しては?
井上克也:そうですね、胸いっぱいで(苦笑)。嘘ですけど、やっぱりチャンピオンになった人はみんなすごい人なんで。それに自分が一緒のところに刻まれるということはすごいなと思って。そう思うと、やる気みたいなのが沸いてきますね。

ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト