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1月26日(木)後楽園ホール大会出場
桜木裕司選手、瓜田幸造選手公開練習




1月26日(木)後楽園ホール大会出場、桜木裕司選手、瓜田幸造選手公開練習
■ 日 時 :1月20日(木)12:30〜
■ 場 所 :六本木ボディプラント
■ 参加選手:
・桜木裕司選手(掣圏会館)
・瓜田幸造選手(掣圏会館)

現在の調子はいかがですか?
桜木裕司:最高ですね。もう去年の12月の試合からずっといい具合に来ているんで。

ちょっとキックボクシングの試合でダメージがあったようですが?
桜木裕司:そうですね。あれも、なんとか良くなって。

トーナメントの話を聞いたときはどのように思いましたか?
桜木裕司:やっと来たって感じですね。

待ち望んでいた?
桜木裕司:そうですね。セハク戦で負けてから、もう1回積み重ねて挑戦しなきゃなって思っていたのが、急にこういういい状況にめぐり合えて。トーナメントだと今までのが全部取り返せるんで、勝ってしまえば。

以前から野地竜太選手と対戦したいと言っていましたが?
桜木裕司:そうですね。トーナメントでちょうどAブロック、Bブロック分かれているので、お互いやれるとしたら決勝戦でやりたいので。どうせやるならそういういい条件で、お互い同じように勝ちあがった上でやれるようになれば、最高ですよね。

最初の対戦相手が佐藤光留選手ということで、元々ヘビー級ではない選手ですが?
桜木裕司:そうですね。でも、無差別でやっているっていうのと、パンクラスの中でもキャラクターがすごい立っている選手で、佐藤選手も言っていたと思うんですけど、熊本で一緒になったときに、『僕も同じぐらい試合やっているんですよ』とかって言っていて。それぐらいからですかね、やっぱり。『もしかしたらやるかもしれないな、この人と』って。無差別でやっていて、どっかでもしかしたら当たるかもって。僕もヘビー級っていっても90kgしかないんで、そんなに変わらないのかなと。12月、佐藤選手88kgぐらいでしたっけ? 僕、こないだインフルエンザで89kgまで落ちたんで(笑)、あんまり変わらないですよね。

佐藤選手は桜木選手のことを『逆転のイメージがある』と言っていたが?
桜木裕司:そうですね。今までの試合がそういうのが多かったんで。

逆に佐藤選手の印象は?
桜木裕司:やっぱプロレスラーらしいプロレスラーっていうか、みんな今の格闘技界っていうのはいい子ちゃんが多いと思うんですけど、その中で異質を放っているし、それで実際勝って証明していて、なかなか面白い選手ですね。

昨日、佐藤選手がこんな感じで公開練習を行ったんですが…(公開練習で佐藤がメイド服を着た写真が登場する)
桜木裕司:あー、これ昨日サムライ TVで見ました(笑)

内容はご存知ですか?
桜木裕司:知っています。公開練習は知らないですけど、SAMURAIさんの番組に出ていたのはちょうど見ていたので。

『今の自分のすべてを出そうと思ったらこうなった』そうだが?
桜木裕司:いいことなんじゃない(笑)

頭にこない?
桜木裕司:いや、俺は別にそんな、面白いなって感じですね(笑)。ただ、これが佐藤選手のキャラクターっていうか個性だと思うんで、また僕とは違うっていう。ただ、僕が今度佐藤選手に求めるものっていうのは、お互いのキャラクター、両極端なものがぶつかり合うっていう意味もありますし、年末の同じ日本人対決でも、吉田・小川戦までは行かなくても、桜庭・美濃輪戦ぐらいの濃い内容で、日本人同士でも面白いんだっていうのを(見せたい)。ここ最近そんなにキャラの立つ選手って少ないと思うんで、僕の中で、昔の格闘技の選手っていうのはみんな個性があって、パンクラスも初期の頃の選手はみんな個性があったと思うし、そういうような中で今の格闘スタイルで戦って、そこのスタイルを見せていければ一番いいかなって思います。

公開練習で気にしているのかなと思ったのが足関節の部分だが、やはり気にする部分はありますか?
桜木裕司:いやもう、特に警戒するとかは…。足関得意だとは思うんですけど、いろいろ使ってくると思うんでね、それは特に足関だけにこだわったりとかはしてないですね。基本的に寝技全般やっとかないと僕はダメだと思うんで。そうですね、あと、今回長谷川秀彦さんについてもらっているんですけど、SKアブソリュートで、松本天心先生に頼んで練習させてもらって、竹内出さん、和田拓也さん、みんなバックアップしてくれているんで、それが、いろんな意味で、桜木裕司vs佐藤光留でもあり、その後ろにあるものもあるんで。これから先もお世話になっていきたいと思っているんで。今、この時間は荒武者(総合格闘技)の(MAX)宮沢さんと総合もやらせてもらっていますし。いろんな感じでバックアップしてくれるというか、外に向けて出て行くにはいい状況が作れてきていると思うんで。打撃は藤原ジム、組み技はSKアブソリュートと荒武者ですね。

万全の体勢でベルトを狙うと?
桜木裕司:そうですね。このチームでバッチリ上行って、その先にある人とやれれば。

チームを組むきっかけは?
桜木裕司:いや、これはなんですかね。

佐藤対策というわけではない?
桜木裕司:いや、対佐藤選手というわけではなくて、偶然は必然ということで、なるべくしてなったチームだと思っています。やっぱなにかしら関わりがあって、サンボはうちの(佐山)先生もやっていましたし、僕もちょっと習っていたっていうこともあったし、宮沢さんは宮沢さんで、掣圏道、アルティメットボクシングの時から関係あったし、いろんなお互いかかわり合いがあった中での信頼関係があるんで、その上で今年は去年以上にやっていきたい、頑張っていきたいと思います。

足関節は逆に自分で極め返すことも考えている?
桜木裕司:そうですね。そういうのも出せればいいんですけど、まだ…。それはサンボ仕込みの技で。

スーパーヘビー級のベルトが空位になったが、意識するところはありますか?
桜木裕司:あー、どうなんですかね。体重増やすのが大変ですけどね。スーパーヘビーだと、100kg以上ですよね。ちょっと難しいですね。98kgまでしか行ったことないんで。

チャンピオンになれば、パンクラスを代表することになるが、それに向けての意気込みは?
桜木裕司:お世話になっているというか、拾ってもらっているこの団体で(頑張りたい)。やっぱ去年パンクラスで頑張ったので、名前が広がったと思うんで、少しは。やっぱり恩返しできるように。僕は外部の選手ですけど、もともとの流れは同じ総合格闘技、『U.W.F.』っていう流れで、旧『U.W.F.』まで行けばうちの先生もだし、元々原点のところなんで、そこでパンクラスという団体に出て、チャンピオンになれたら、そういうところまで含めたものを背負って、外に対してやっていけるように頑張っていきたいですね。

決勝まで行けば野地選手と戦えるということはモチベーションに繋がっている?
桜木裕司:そうですね。モチベーションにはつながっていますね。ただ今は反対のブロックがどういう選手が出るかも分からないですし、野地くん、野地くん言っている前に、もっと強い選手が出てくるかもしれない。変な話、もう一試合一試合決勝戦だと思ってやらないと、本当に僕もまだ総合のキャリアは浅いんで、それぐらいすべて全力で、本当に一個一個、一回戦やって、準決勝・決勝まで間があるんで、一個一個しっかり考えてやっていきたいですね。

この前紙面にも出たように外へも目を向けているようだが?
桜木裕司:ああ、ちょっとあれば新聞なんでちょっと失礼な言い方で載っちゃった部分もあるとは思うんですけど、1つまた目標が出来たっていう、今一番日本で上にいるのは吉田選手かなって。その一番上にしっかり照準を定めて、その上で、下からコツコツいけないかもしれないし、いけるかもしれないし。ただ、何もなく戦っていくよりも、目標を作って、そこで1つ1つ分割して、積み重ねていけば、いずれたどり着けるんじゃないかって。僕もまだ28歳なんで。あと2・3年であの位置に行けるように猛ダッシュで頑張っていきたいですね。

吉田秀彦選手と戦いたい?
桜木裕司:そうですね。吉田選手とやれるような選手にまず自分がならないといけないと思うんで。




現在の体調は?
瓜田幸造:体調は崩したりもあったんですけど、今は全然万全ですね。減量も順調に行っているんで、ちょっと正月緩みすぎてちょっと上がりすぎちゃったんで。でも、順調に落ちています。

昨年、年末にホームグラウンドの大会(第5回掣圏真陰流トーナメント)で優勝して。
瓜田幸造:そうですね。なんとか優勝して、今年へのはずみがつけられたなって思ったんですけど。

パンクラスに定期参戦になってきました。
瓜田幸造:そうですね、はい。

前回は竹内選手が相手だったが、今回はノーランカー同士。
瓜田幸造:でも、これに勝てばランキングに入れるような話を聞いたような…。ちょっと面白い選手だなって思っていたんで、前回竹内選手にこってりやられた分、今度は僕が、違う選手ですけどアピールしないと生き残れないんで。

福田選手の印象は?
瓜田幸造:とにかく勢いで突っ走る、そのままどっと、何て言うんですかね、暴走機関車みたいな選手だなって。だいたい早い時間で決めていますよね、どの試合も。あの勢いにまかれないようにしないと、あれに付き合ったら、僕も年なんでもたないかなと(笑)

そのための対策は?
瓜田幸造:もういつも通りですね。もう少し、ちょっと全然、前回の試合はほとんど寝技で封じ込められていたんで、見せられなかった部分をもっと思いっきり見せていきたいと思います。

瓜田選手も打撃というイメージがあるが?
瓜田幸造:そうですね。もともと寝技なんですけど、なんか変に打撃にこだわっちゃうんですよね。まあでも、せっかく掣圏道入ってからずっと打撃中心にコツコツやっているんで、やっぱり打撃にはこだわりたい部分ありますね。

打ち合いも辞さない?
瓜田幸造:そうですね。ただ、打ち合ってももらいたくはないんですけどね(笑)

2人揃ってパンクラスに上がるのは初めて?
瓜田幸造:初めてですね。

セコンドは?
瓜田幸造:チームのメンバーにお願いしているんで。

瓜田選手は山本KID選手の存在はどのように感じていますか?
瓜田幸造:KID選手ですか? うーん、なんか日本人離れした身体能力を持った選手だなっていうイメージですね。KILLER BEEっていうのを象徴する存在ですよね。もう選手もなんか雰囲気的に似た感じだなっていうイメージはあります。

おそらくセコンドなりでリングサイドで叫んでくると思うが?
瓜田幸造:そういうのはあるかもしれないですけど、あんまり気にしないと思います。