image 昨年10・2横浜大会の高橋義生戦から半年ぶりの試合出場になります。元気でしたか?
アルボーシャス・タイガー:カゼさえひかずいつも元気です。何と言っても格闘家は身体が資本ですから健康管理にはいつも気を使っています。高橋戦は自分自身に悔いが残る試合内容で負けてしまったので、今回はその反省をふまえて納得のいく試合にします。

今回はヘビー級新王者決定トーナメントという重要な試合に出場します。
アルボーシャス・タイガー:出場決定の知らせを聞いた時は、本当にうれしかったです。バス・ルッテン、フランク・ シャムロック、セーム・シュルトたちに続いてパンクラス歴代王者として自分の名前を残せたら大変光栄です。このトーナメント出場は自分の格闘家人生で最大のチャンスだと思っていますので、何としてでも勝ちたいです!

前回出場した横浜大会には偶然にも今回対戦する金原弘光選手も出場していました。金原選手の試合を観て、どういう印象を受けましたか?
アルボーシャス・タイガー:堅実な戦い方で安定した実力を持っているのと、打撃でも寝技でも相手のタイプに柔軟 に対応でき る選手だなと思いました。しかし、他のどの選手よりも傑出した強豪ではないと思います。自分にとって金原選手の攻撃パターンは予測しやすいので、戦いやすい相手だと思います。

この試合に向けて特別な対策は立てていますか?
アルボーシャス・タイガー:金原選手に関する試合映像や試合履歴などのデータを出来る限り多く収集して弱点を探っているところです。高橋戦で打撃とグラウンドのコンビネーションがいかに大切かを再認識しましたので、 金原戦ではそれを生かします。

トーナメントAブロックは1/26後楽園ホール大会で行われ、その結果、準決勝はポアイ菅沼 vs 桜木 裕司に決定しました。Bブロックで金原選手に勝利すると、準決勝の対戦相手は野地竜太選手か杉浦貴選手になります。トーナメントの今後の展開をどのように予想しますか。
アルボーシャス・タイガー:ズバリ決勝はポアイ菅沼選手と自分になるでしょう。ポアイ選手は10・2横浜大会での佐藤光留戦では、レスリングがベースなのに力強い打撃を多用していたのが印象に残っています。準決勝の桜木戦でも恐らく同じような戦い方をするでしょうし、桜木選手はそのペースにのせられて集中力を失い、本領発揮する前に負けてしまうのではないかと思います。杉浦選手の試合は観た事がありませんし、どういう選手なのかよく知りませんので結果は予想しづらいですが、試合キャリアで上回る杉浦選手が若い野地選手を下すのではないでしょうか。

さて、今回からリングネームを「アルボーシャス・タイガー」に改名して試合に臨みます が、今までより意気込みも違うのでは?
アルボーシャス・タイガー:「タイガー」という名前は、かつて「極真の虎」として名を馳せた士道館の添野義ニ館長から10・2横浜大会直後に授かりました。元々この異名は添野館長が極真カラテ創始者の大山倍達総裁に命名されたそうなので、この名前の重みを感じていますし、自分が受け継ぐのは大変光栄です。今後 はこの名に恥じないよう精進しなければならないと気を引き締めています。それと、自分は左胸に 虎の入れ墨を入れるほど猛虎には思い入れが強いんです。

最後に対戦相手の金原弘光選手へ一言お願いします。
アルボーシャス・タイガー:言葉ではなく試合で見せます。押忍!




アルボーシャス・タイガー選手database