update:4.22 5.02後楽園ホール大会 北岡悟公開練習 |
■ 5月2日(火)後楽園大会 北岡悟公開練習
■日 時 :4月21日(金)15:30〜
■場 所 :スクランブル渋谷
■参加選手:北岡悟(パンクラスism)
■ メインイベント ウェルター級タイトルマッチ次期挑戦者決定戦 5分3ラウンド | ||||
ランキング1位 北岡悟 (パンクラスism) |
vs |
ランキング3位 石毛大蔵 (SKアブソリュート) | ||
3月19日(日)梅田ステラホール大会で田中達憲(和術慧舟會兵庫支部)と対戦し、極めの強い田中選手を相手に終始試合を支配し、最後はフロントチョークで捕らえると見事一本勝ちを収めた北岡。一方、1月26日(木)後楽園ホール大会で大石幸史(パンクラスism)と対戦し、スタンドでの壮絶な殴り合いの中、首相撲からの膝蹴りとパンチで激闘を制し一気に株が急騰した石毛。 念願のタイトル奪取に向け北岡がトップランカーとしての強さを見せ付けるか?それとも、SK旋風を巻き起こすアブソリュート・ウェポンがアグレッシブな打撃で挑戦権を掴み取るか? パンクラスismの意地とSKアブソリュートの勢いが相間見える注目の挑戦者決定戦! |
: 仕上がり具合はどうか?
■ 北岡悟:普通ですね。短い期間で今年に入ってから試合してるんで、1・3・5月で。実質、4ヶ月で3試合してる感じなんで、試合に慣れている。試合の経験は僕も結構あるんですけど、何て言うんですかね、『試合慣れ』、ニュアンス伝わりにくいと思うんですけど、試合に感覚が慣れてるんで。疲れてるところはあると思うんですけど、そこは今までの経験で、うまく休みながらやってるんで。だから、悪くはないですね。
: こういった経験はこれまでない?
■ 北岡悟:一昨年ぐらいは、1年に6試合やってて、短いスパンでやってたんですけど、7・9・11月ってやったことがありますね。あと、2月3月で2試合とかやったこともあるし。それはあるっちゃあるんですけど、僕もキャリア積んでレベルが高くなってる中での話なんで。比較的(3.19梅田大会の)田中(達憲)戦がノーダメージで終わったからっていうのはあるんですけど。
: いい緊張感が保てている?
■ 北岡悟:そうかもしれませんね。
: モチベーションとしてはどうか?
■ 北岡悟:モチベーションはいつもいいんで。今回取り立てていいってわけではなくて。いつもやる気満々なんで、変わりないというか。試合はつながってるものなんで、毎回意義や意味を見出せてやれてるんで、そこは自分で強みかなと思っていますね。
: 石毛選手については?
■ 北岡悟:石毛選手は普通に強い選手だと思うんで。井上克也選手もすごい強いと思うんですけど、同等ぐらい強いってイメージが僕の中ではあるんで。競って勝ちたいし、勝てるんじゃないかって思ってるんで。
: 厳しさはタイトルマッチと同じ?
■ 北岡悟:毎回厳しいです。田中戦も厳しい試合になると思ってたんで。試合すること事態を厳しいことだと思ってるんで。毎回大変です。結局、後楽園のメインということで(タイトルマッチと)興行的な重みは一緒だと思ってるんで。ビックイベント目白押しのゴールデンウィークで、総合格闘技としては先陣を切ってやることになるんで。いいメインをやれたらなと思います。
: ヘビー級トーナメントを差し置いてのメインだが?
■ 北岡悟:それは当たり前だと思ってるんで。初めからメインのつもりでやってるんで。やってきたことの歴史を評価してもらいたいと思うし。昔、すごいでかい人がメインで、僕がセミだったことがあるんですよ。そのときは甘んじてそれを受けてたんですよ、その位置を。それは自分の力が足りなかったと思うし。正しく評価されてないとも思いますけど、それでもしっかり足りない部分は感じてたんで。今はちょっと違うなって思うんで。直接対決で俺のほうが強いって言ってるわけじゃないですよ。だけど、納得いかない人はいるでしょ、とは思いますけど。それから例えば、僕が石毛選手に勝ったとして、タイトルマッチは8月ですかね? ヘビー級の決勝と同じときにタイトルマッチやるんだったら、前はいやですね。僕が別に桜木選手とかポアイ選手とか嫌いってわけじゃないですよ。だけど、今回出ようと思った理由の1つとしては、桜木さんは山宮(恵一郎)さんにキックで負けたし、ポアイ選手は竹内(出)選手にコンバットレスリングで負けたじゃないですが。彼らがダメだとか、そういうことを言いたいんじゃないんですよ。じゃなくて、俺のほうがすごいことをやってるんだっていう誇りはあります。
: 石毛選手が強いと思うのは、大石選手が負けた試合を観たからというのも大きい?
■ 北岡悟:そうですね。言うと両選手を悪く言うことになっちゃうんで、あまり言いたくないですね。ただ、結果として石毛選手は大石に勝ったんで、それは大きなことだと思うんで。過去に大石は長谷川選手に負けて、僕は長谷川さんに勝ったんですけど、だからといって、大石の気持ちが晴れるわけではないというか。パンクラスファンの気持ちは晴れるかもしれないと思うんで、そこかなと思うんですよね。大石選手は僕の試合をサポートしてくれるんで、それはありがたいことだとは思うんですけど、それだけでしかないというか。僕、4年以上前の話ですけど、大石に負けてるんで、大石に勝った選手に勝つというのは大きな意味があるんですけどね。なかなか今は直接対決っていう状況にはなりにくいんで。一応先輩としてっていうのは無いわけじゃないです。
: リーチの差があるが?
■ 北岡悟:その通りだと思います。でも、リーチに関してはいつも言われていることなんで。僕、168cmなんですけど、それより低い選手はこの階級にはいないと思うんで。確か、小路伸亮選手も168cmなのかな。それぐらいしかいないと思います。リーチのことはいつもいつものことなんで。それでも俺、やれてきてるし、全然。だから、ちゃんと考えてますよ。『できてねえじゃん』ってなったら、それは力が足りないだけで。いずれ克服します。克服というか永遠の課題だと思うんで。
: いままでの結果を見てると、なかなか一本をとりにくい相手だと思うが?
■ 北岡悟:楽に勝とうとは思ってないです。楽に勝とうとも思ってないですし。厳しい試合にはなると思っています。そんな、楽して勝てる相手だとは思ってません。
: 石毛選手は『パンクラスマットでは寝技を封印していた』と言っているが?
■ 北岡悟:そうですね、それは思ってます、僕も。でも、ビデオ観たら、ガード状態での攻防にはなってるんで。それ観たら、だいたいこういうことやるんだろうなっていうイメージは沸きますね。寝技よりも警戒している部分があるんで、そっちのほうが問題だと思うし、寝技になったらなったで、そこで楽に勝てるとは思ってませんから。本当、石毛選手の言うとおりだと思いますよ。そのあたりは僕も楽しみです。そこまで行かせないで勝つつもりでしょうから、向こうは。
: 相手に見たことがない動きがあるということは不安ではない?
■ 北岡悟:でも、いろいろ強い人と(練習)やってるんで。でも、強い人とやってるからって勝てるって話じゃないですよ。ただ単にいろいろ経験もしてるから、多分大丈夫だ、みたいなそういう軽薄な言い方はしたくないんですけど…あまり強気なことは言わないようにしておきましょう(笑)