update：5.01 5.02後楽園ホール大会 外国人4選手公開練習

■ 5月2日（火）後楽園大会 外国人4選手公開練習
■日　時：4月30日（日）14:00〜
■場　所：P's LAB東京
■参加選手：
・ポアイ菅沼（TWIST）
・ロバート・エマーソン（ノーリミッツ／チーム・オーヤマ）
・アザード・アスガロフ（アリエフ・プロフェッショナル・チーム）
・ティモール・アリエフ（アリエフ・プロフェッショナル・チーム）

ティモール・アリエフ選手＆アザード・アスガロフ選手＆アリエフ・マックモドコーチ

■ 第4試合　ミドル級戦　5分2ラウンド
ランキング1位 竹内出 (SKアブソリュート)		vs		アザード・アスガロフ (アリエフ・プロフェッショナル・チーム)
2月4日(土)『MARS』有明コロシアム大会で韓国の新鋭ファイター、ベ・ミョンホ(闘神塾M.A.D)を物ともせず1RTKO勝利を挙げた竹内。一方、1月26日(木)後楽園ホール大会でターボ･フェアテックス(フェアテックス・ジム)と対戦し、ムエタイ出身のターボを相手に打撃で真っ向から勝負し、得意のタックルでアグレッシブな攻防を見せたアスガロフ。 勝利するのは、安定した高い実力を持つミドル級1位の竹内か?それとも、総合戦績51戦の中で44勝という高い勝率を誇る強豪アスガロフか?ミドル級の実力者同士による熾烈な一戦！ ※アザード･アスガロフ選手の所属が今大会より『アリエフ・プロフェッショナル・チーム』に変更となります。
■ 第1試合　スーパーヘビー級戦　5分2ラウンド
河野真幸 (フリー)		vs		ティモール・アリエフ/初参戦 (アリエフ・プロフェッショナル・チーム)
昨年10月2日(日)横浜文化体育館大会でアスラン･デゼボエフ(マルプロジム)と対戦。その後、単身ロスアンジェルスに渡り総合格闘技の特訓を積んでいる河野。一方、一昨年11月14日(日)『DEMOLITION』東京FMホール大会で保坂忠広と対戦し、僅か68秒でKO勝利を挙げたアリエフ。 丁度7ヶ月振りとなる総合の試合で河野が海外修行の成果を発揮し、2勝目を挙げるのか?それとも、総合格闘技デビュー戦で秒殺勝利を挙げたアマレス王者のアリエフがまたも秒殺劇を見せるのか? “プロ”レスリングvs“アマ”レスリング。総合の舞台で勝ち名乗りを受けるのはどっちだ！?

： 現在の調子は?
■ ティモール・アリエフ：順調です。
■ アザード・アスガロフ：私も順調です。

： 対戦相手の印象は?
■ アザード・アスガロフ：私は選手はすべて尊敬していますが、試合自体はどうなるかは分かりません。すべてはリングに上がってからの話です。
■ ティモール・アリエフ：私も大きいことは言いたくありません。試合が始まってから分かると思います。

： 3人の関係は?
■ アリエフ・マックモドコーチ：2人のことは幼い頃から知っています。この2人はいつもコンビを組んで、私の指導の下、練習を行ってきました。

： レスリングを教えていた?
■ アリエフ・マックモドコーチ：そうです。レスリングです。

： 総合格闘技を薦めたのもマックモドコーチなのか?
■ アリエフ・マックモドコーチ：そうです。

： 2人は今、主にどこで練習しているのか?
■ アリエフ・マックモドコーチ：アゼルバイジャンと日本とどちらのほうが多いかは言えませんが、2人ともどこにいっても自分で練習できる状態です。私の役割はミスを治すだけです。

： ティモール選手はどんな選手ですか?
■ アリエフ・マックモドコーチ：とてもいい選手です。やる気になればなんでもできます。体力に関しては申し分ありません。技術は80％の完成度といったところでしょうか。

： ティモール選手は自分のアピールポイントはどこだと思っていますか?
■ ティモール・アリエフ：フリースタイルレスリングが得意なので、そこを見てほしいですね。

： 打撃でもKO勝利をしているが?
■ ティモール・アリエフ：打撃もコーチにしたがってたくさん練習してきました。自分でも気をつけて練習してきましたので、問題ないと思います。

： 約2年ぶりの総合の試合だが?
■ ティモール・アリエフ：祖国に帰らなければいけない用事があって、総合格闘技の試合をすることができませんでした。

： 久々の試合で楽しみですか?
■ ティモール・アリエフ：そうですね、楽しみです。

： アスガロフ選手は、ランキング1位の竹内選手が相手だが?
■ アザード・アスガロフ：初めての試合ではないので、チャンピオンだろうが、そうでなかろうが、力を出し切るだけですので、特別相手を怖がるわけでもなく、普通に戦いたいと思います。すべては試合の流れ次第だと思います。

： 竹内選手はサンビストで寝技の得意な選手だが?
■ アザード・アスガロフ：なんとも言えないですね。試合になってみないことには。

： チームとしての目標は?
■ アリエフ・マックモドコーチ：2人もチャンピオンベルトを勝ち取って、故郷に錦を飾ることですね。2人とも今回は勝てると思います。ただし、どちらにより自信があるかといえば、ティモールのほうです。彼はスーパーヘビー級ですから、チャンスが多いと思っています。

： 彼らはいつごろチャンピオンになると思うか?
■ アリエフ・マックモドコーチ：ティモールに関していえば、彼はパンクラスでの試合にはすべて勝てるでしょう。

ロバート・エマーソン選手

■ 第5試合　ウェルター級戦　5分3ラウンド
ランキング7位 伊藤崇文 (パンクラスism)		vs		ロバート・エマーソン/初参戦 (ノーリミッツ/チーム・オーヤマ)
2月18日(土)『全日本キックボクシング連盟』スーパーウェルター級王座決定トーナメントで白川裕規(S.V.G.)と対戦し、壮絶な打撃戦を展開した伊藤。一方、過去にジェンス･パルヴァー(チーム･エクストリーム)や三島☆ド根性ノ助(総合格闘技道場コブラ会)など世界の強豪と渡り合ってきたエマーソン。 勝利するのは、キックボクシングで鍛え上げた打撃を武器にKOを狙う伊藤か?それとも、直近の2試合で連続TKO勝利し、計りきれないポテンシャルを持つ若きオールラウンダー、エマーソンか? 激戦区ウェルター級で鎬を削る注目の一戦！

： 現在のコンディションは?
■ ロバート・エマーソン：試合のあるなしに関わらずトレーニングは真面目にこなしていますし、今回の試合のオファーも自分のウェイトとバッチリ合っているので、減量が苦しいということもなくすべてが順調で、あとは試合を待つばかりです。前回DEEPで試合をしたときの違いとして、前回は突然のオファーだったので準備期間がなかったんですが、今回は十分準備もできましたので、それも含めてまったく問題ありません。

： 前回日本で試合したときとは違う姿を見せられる?
■ ロバート・エマーソン：前回DEEPに上がったときは、マルコ・フアス選手のところで主に練習していたのですが、現在はコリン・オーヤマさんのところで、グラップリングよりも打撃中心の練習が多くなっています。また、前回DEEPで試合したのが2004年だったんですが、それから試合経験も積んでいますので、そのあたりも含めて、前回三島選手と戦ったときよりも進化した自分を見せられると思います。前回は判定で敗れてしまいましたが、今回は判定に持ち込むことは考えていません。もちろん勝つのは自分ですが、KOか一本しか考えていません。

： 伊藤選手の試合のビデオは観た?
■ ロバート・エマーソン：過去の試合の映像を観ました。それを観て何かを変えるということはありませんが、練習で培ってきたものをそのまま出せば、彼には通用すると思っています。

： 彼はキックの試合にも出ているが、打撃の展開になったら応じるか?
■ ロバート・エマーソン：伊藤選手が打撃中心の作戦を立ててくるとしたら、自分も打撃をやっていますので、むしろそういう戦い方できてくれたほうが都合がいいですね。

： 一番得意な部分は?
■ ロバート・エマーソン：打撃になると思います。グラウンド&パウンドももちろん得意ですし、サッカーボールキックなども得意です。チャンスがきたらどんどん使いたいと思っています。最近の2試合も打撃でKO勝ちしていますので、伊藤選手以上に打撃には自信を持っています。

： 伊藤選手をKOすることも想定している?
■ ロバート・エマーソン：KOしか考えていません。判定にならないようにするためには打撃をださなければならないと思っています。エキサイティングな試合になると思いますので、ご期待ください。

： ピンクがテーマカラーなのか?
■ ロバート・エマーソン：普段練習で使っているグローブなんかもピンクなんです。まあ、ピンクが好きだといろんな意味にとられるんだけど(笑)、これは好きな色なんで、ずっと使い続けたいと思います。

ポアイ菅沼選手

■ セミファイナル　第2代王者決定トーナメントAブロック　準決勝　5分2ラウンド
ランキング1位 ポアイ菅沼 (TWIST)		vs		桜木裕司 (掣圏会館)
1月から始まった第2代ヘビー級王者決定トーナメントAブロック第一試合でランキング3位の李世学(和術慧舟會RJW)と対戦。一方、同トーナメントAブロック第二試合で佐藤光留(パンクラスism)と対戦し、ローリングソバットやカカト落としなど破壊力抜群の蹴り技で衝撃の秒殺勝利を挙げた桜木。 共に一回戦を1ラウンドKO勝利で終えた両雄が準決勝で激突！ 決勝に勝ち進むのは、パワフルな打撃と力強いグラウンドテクニックを併せ持つ無敗のハワイアン、ポアイか?それとも、決して折れない心と破壊力抜群の打撃を武器にKOの山を築いてきた逆転の大和男子、桜木か? 強靭な精神と肉体を持つ両雄が全身全霊でぶつかり合う大注目のトーナメント準決勝！

： 調整は万全か?
■ ポアイ菅沼：ダイジョウブ。

： 力を入れてきたトレーニングは?
■ ポアイ菅沼：前回と違うのは、よりテンポよく打撃を出せるようにイメージトレーニングを積んできたことが変化といえば変化ですね。あと、レスリングシューズを新調しました。

： 桜木選手の印象は?
■ ポアイ菅沼：映像を観る限りはハードヒッターなので、それに負けないように気合を入れなおしています。

： 練習では回し蹴りを捕まえての投げを見せていたが?
■ ポアイ菅沼：実際にそれが使えるかどうかはタイミングにもよりますが、そういう瞬間がきたら使いたいと思っています。『バックアーチ』という名前の技です。

： 桜木選手が日本vsハワイということで、パールハーバーの再現、『トラトラトラ』だ、というような発言をしているが?
■ ポアイ菅沼：歴史的事実はあるんでしょうが、これはパンクラスの試合です。それはまったく違う話だと思いますので、私には関係ないですね。

： 前回の李世学戦が納得いかない試合だったということだが?
■ ポアイ菅沼：いつも試合に集中して戦っているつもりなんですが、なぜかそれができませんでした。それが納得いっていない理由です。

： それを今回の試合で払拭したい?
■ ポアイ菅沼：試合に集中するのは誰でも同じことだと思うんですが、キャリアに関しては追いついていない部分がありますので、そういうところも負けないように集中していきたいと思っています。

： 試合のフィニッシュまでのイメージは出来ている?
■ ポアイ菅沼：他の選手もそうだと思うんですが、シミュレーションは必ず何パターンか考えていると思います。私の場合も何パターンか考えていますので、できればその中にあてはまって、桜木選手に勝つことができればいいと思います。

： 太陽ケア選手が全日本プロレスのチャンピオンカーニバルで優勝したが、同じハワイ出身選手としてポアイ選手も優勝を狙っていく?
■ ポアイ菅沼：それはいい考えですね。違う団体で2人でハワイアンが優勝できたらいいですね。

： トーナメントに残っているポアイ選手以外の3人は空手出身の選手だが?
■ ポアイ菅沼：彼らが打撃が凄いのであれば、それをしのぐ打撃で勝っていければさらにいいですし、その可能性もあると思いますので、それは気にしていません。

： 空手にはどういうイメージを持っているか?
■ ポアイ菅沼：フルコンタクト空手は総合にも十分技術が通用すると思います。ただ、空手に頼りすぎるとデメリットもあると思いますので、空手を信じ切っている選手は落とし穴にはまる可能性があるのではないでしょうか。これは空手を批判しているわけではないんですが、自分はオールラウンダーのほうが強みがあるのではないかと思っています。