: 今の気持ちは?
■ 前田吉朗:嬉しすぎますね。今回自信なかったんですよ。このタイミングで山本篤選手とかって。なんか流れが悪いなぁとか、ヤバイかなあって思ってて。いつも思うんですけど、最終的には自分はなんやかんやで自分は勝ってきた人間だし、自分はできる人間だと思っているので、最終的に今回は2連敗だし。
: 連敗脱出は印象に残ったと?
■ 前田吉朗:この状況下であれだけの選手に勝てたのは嬉しいですね。
: 最後の膝蹴りの感触は?
■ 前田吉朗:ラスト10秒とかですね。ここで決めておかないと次はないなぁ、と。
: その前の左のパンチは手応えありましたか?
■ 前田吉朗:ありましたね。その前にちょっと効いていて、僕は追いかけなかったら追いかけなかったで回復して3Rに入ったと思うんですけど、僕の中では「ここが勝負どころだな」と思ったんで。
: 逆にあそこで仕留めなかったら…。
■ 前田吉朗:僕がヤバかったと思いますね。パンチもすごいよかったんで。すごい強い選手でした。
: 足を気にされていたんですけど何かあったんですか?
■ 前田吉朗:リングがめっちゃ滑ったんですよ。汗を足の裏に塗っていたんです。気にしてたわけではないです。
: 負傷していたわけではない?
■ 前田吉朗:そうです。
: 前半は慎重にいかれてたと思うんですけど、今までの試合に比べても慎重に行こうと思っていましたか?
■ 前田吉朗:はい。前回がバシッとやられているんで、それが反省点かなぁ、と。無茶苦茶するのと攻めるところ攻めるという違いをちょっとわかってきたというか。相手が勢いだけで勝てるというレベルになっていないので。
: 1R、2Rで山本選手に対してヤバいと思ったことは?
■ 前田吉朗:それは思いましたよ。強いですよ。
: パンチが入ったりとかそういうところで?
■ 前田吉朗:パンチが入ってすごい効いてってのはちょっとあったんですけど、それよりもインとアウト、出たり入ったりのタイミングがすごいよくて。
: 次回は再戦になりますが、早く決着をつけたいという気持ちがあると思うんですけど。
■ 前田吉朗:いや、ちゃんとしっかり準備をしないとやられますから。
: DJ選手は再戦の意気込みを聞いたら、「いい試合をしましょう…砂辺選手」って仰っていましたが。
■ 前田吉朗:ああ…じゃあそれでいいんじゃないですか(笑)
: 前田選手はそれに対しては?
■ 前田吉朗:じゃあ砂辺選手を鍛えてやってください。
: 前の試合は見ていましたか?
■ 前田吉朗:見ていました。志田がやられた瞬間に「ああ俺しかおらんな」と。その瞬間に吐き気を催して。それと同時に「俺の流れができたな」って思ったんですよ。俺しかおらんな、と。
: じゃあ決勝に向けての流れはできている?
■ 前田吉朗:流れはできていますね。あとは自分がしっかりやるだけです。
: DJが上がってきたことでテンションが上がってきた?
■ 前田吉朗:そういうわけではないんですけど、流れ的に。志田とやっても2回勝っているしあんまりアレかなぁ、と。山本選手を倒して、DJにリベンジして、ベルトを巻いて…いい流れじゃないですか。
: それは試合にも出ましたか?
■ 前田吉朗:それが関係しているかわかりませんけど、自分の中ではノッたと思いますね。今回すごい緊張したんですよ。
: 今回マイクすらも大人しかったなぁ、と思いましたが。
■ 前田吉朗:パリッとメインイベントなんで、締めて。
: こめかみを気にされていますが?
■ 前田吉朗:けっこう効いたんですよ。僕もね、粉骨粉砕の思いでここまで来たんで。まぁベルトを獲るだけですよ。
: 最後に、ファンに意気込みとメッセージを。
■ 前田吉朗:ベルトに関しては粉骨砕身の思いで獲りに行きますので、あとはそれをちょっと後押ししてくれれば助かります。応援宜しくお願いします。
■ 前田吉朗選手database