update:7.27 7.28後楽園ホール大会 曹竜也選手&熊澤伸哉選手、カーロス・コンディット選手公開練習 |
■ 7月28日(金)後楽園大会出場、曹竜也選手&熊澤伸哉選手、カーロス・コンディット選手公開練習
■ 日 時 :7月26日(水)15:00〜
■ 場 所 :P's LAB東京
■ 参加選手:
・曹 竜也選手(闘心)
・熊澤伸哉選手(闘心)
・カーロス・コンディット選手(ファイターズ・イン・トレーニング)
: コンディションと仕上がり具合はいかがですか?
■ 熊澤伸哉:自分は毎回50%くらいの仕上がりなんで。
: 毎回、50%に仕上げる理由は?
■ 熊澤伸哉:100%の仕上がりをしたら体が壊れてしまうんで、50%くらいが自分の理論では一番良い形が作れるんです。それ以上作ってしまったら筋肉のバランスとかも悪くなってしまうし、一番自然な体の作りが自分の中の50%なんで。
: 50%に仕上げたほうが試合の時に解き放てるという感じですか?
■ 熊澤伸哉:そうですね。今年4試合やっているんですけど、そんなに追い込まれたことが無いんで追い込まれる時が来たら残りの半分が出ると思うんで、そうゆう試合を望んでいるんですけど50%以内で大体(試合を)決める事が出来るんで。
: 今回、100%の力を出してみたいですか?
■ 熊澤伸哉:基本的には50%で勝ちたいんですけど、50%以内で勝てれば。
: 決勝戦の組み合わせのときに相手が弱いという発言がありましたが、それは50%で勝てるという自信の表れですか?
■ 熊澤伸哉:弱いとは思っていないんですけど、本田さんはすごい良い男だと思うけど、残りの50%を引き出してくれるぐらいの男なのかなって思ったときに、どうなんだろうって思って。なので、自分の50%の力をぶつけてみて、それでも倒しきれなかったときに残りの50%も出して闘える試合になったらいいなと思っています。追い込まれたいって感じですね。
: 本田選手の印象は?
■ 熊澤伸哉:本田さんはジャイアンみたいな(笑)どっちかというと、力で押してくるタイプだと思うんで、イノシシ型ですよ。イノシシを相手にマントでコントロールするのは簡単なんですけど、イノシシにはイノシシでいくのが格闘技だと思うんで、ぶつかる試合にしたいです。
: 打撃戦も厭わないと?
■ 熊澤伸哉:ハイ。スタート地点は打撃なので。多分、潰しあうんじゃないかな。潰しあって圧力の強い方が次の先手に移れると思うので。
: 曹選手はコンディションはいかがですか?
■ 曹竜也:自分は試合では緊張しない方なんですが、今回は決勝戦で、しかも初後楽園なんで凄い緊張してて、いつもよりコンディションは悪い感じですけど、やっと今になって上がってきた感じです。
: デビューしてから、こんなに緊張したのは初めてですか?
■ 曹竜也:そうですね、ハイ。
: 対戦相手にはどんな印象をもっていますか?
■ 曹竜也:ずっと前から練習とかして知り合いだったんですけど、凄い強い選手なんで、厳しい試合になると思うんですけど試合では何が起こるか分からないんで楽しみです。
: 互いに手の内を知っているのでやりにくい部分はありますか?
■ 曹竜也:自分は練習と試合が全然違うんで、練習で出来たことが試合で出来なかったら、練習で出来なかったことが試合で出来たりするので、そうゆうやりにくさは無いですね。
: 練習の時のイメージできたら痛い目にあわせると?
■ 曹竜也:そうですね。
: セコンドのREIJI選手と田上選手からお二人にアドバイスをお願いします。
■ REIJI:今回、珍しく緊張しているんで、試合の経験や数というのはジャックさんも多いとは思いますが曹も沖縄で沢山経験しているので見劣りはしないし、勝てる可能性も有るっていうのは伝えました。後は、やってみないと分からないですよね。曹のスタイルを貫いて欲しいですね。
: 熊澤選手に関しては?
■ REIJI:自分で練習するタイプなんで、強い相手をみつけたらその人のところに行って練習もするし、変な方向に行かなければドンドン強くなっていくタイプなんで。
: 田上選手からは?
■ 田上洋平:自分もREIJIもネオブラの決勝は行ったことの無いステージなんで、自分たちからアドバイスというのは言いづらいんですけど、試合勝って自分たちが見れなかった景色を見てもらいたいですね。そのためにセコンドで来たので、勝たせてあげたいです。
: 今の言葉にお二人はどう思いますか?
■ REIJI:何も思わない?
■ 曹竜也:ずっとサポートしてきてくれて、有難いのでこの気持ちに応えたいです。
■ 熊澤伸哉:歳も近いんですけど、2、3年前にネオブラを経験しているんで、同じ仲間で決勝まで行けなかった悔しさを晴らしたいですね。それに沖縄からネオブラ王者をだしたいですね。自分でもいいし、曹でもいいし。
■ REIJI:両方じゃないんだ(笑)
■ 熊澤伸哉:両方でもいいんですけど、沖縄から王者が出れば良い刺激になると思うし、みんなの気持ちを背負って出るので簡単には負けないです。
: お二人ともアマチュアパンクラスから勝ちあがって来て、沖縄旋風を巻き起こすのかなって気がするのですが…
■ 曹竜也:頑張れば吹かせれるかな。
■ 熊澤伸哉:長かったですね、ここまで。去年のアマパンからトーナメントを勝ち上がって、でも、まだ優勝じゃないんで決勝勝って、やっと次のステージに行けるって感じですね。
: じゃあ、何がなんでも優勝ですね?
■ 熊澤伸哉:そうですね。二人で優勝したいですね。あと、ライト級の松田恵理也選手も沖縄出身で、3人で勝とうよって話をしているので皆で勝ちたいですね。
: コンディションはいかがですか?
■ カーロス・コンディット:十分にトレーニングを積んできたので体調も万全に仕上がっています。
: 気合がかなり入っていると伺いましたが?
■ カーロス・コンディット:自分は勝ちに飢えていまし、大石選手に勝つのは間違いないのですが、一番最後に行った試合で残念ながら負けてしまったので、それを挽回する意味も込めて今回は必ず勝つという気持ちで来ました。
: 最後の試合というのはジェイク・シールズ選手との試合ですか?
■ カーロス・コンディット:今から一ヵ月半前に行われた『X2』という大会でのパット・ヒーリー選手との試合が最後になります。
: どういう形で負けてしまったのですか?
■ カーロス・コンディット:3R目に裸締めで負けてしまいました。
: 負けの試合の後で、試合がしたくてモチベーションは高まりましたか?
■ カーロス・コンディット:負けは誰も好まないのですが、負けてしまったのはしょうがないので、そこからリセットする意味で是非、試合をして勝ちたいという気持ちではいました。
: 大石幸史選手の印象は?
■ カーロス・コンディット:大石選手は非常にタフで私よりも試合数や経験という部分では上かもしれませんが、非常に固い選手でもあって勝ったとしても一本勝ちでは無くて判定勝ちの多い選手でフィニッシャーでは無いというイメージを持っています。
: どう攻略していくと考えていますか?
■ カーロス・コンディット:自分が勝っていて絶対に負けないと思うのは打撃です。有利な理由は長い手足によってリーチを生かせることだと思います。例え、大石選手がタックルで来てもカウンターの打撃もありますし、自分の得意なものを出して勝ちたいと思います。
: リーチを生かして相手のパンチなどを当てさせずに勝つ自信はありますか?
■ カーロス・コンディット:大石選手が打撃をやっているという情報は聞いてはいますが、打撃に関してはキャリアにしてもテクニックにしても絶対の自信を持っているので相手が仮に打撃でこようとも匹敵しないという自信は持っています。
: 約1年前に北岡選手に負けて以来の来日ですが、その時の雪辱をはらしたいとい気持ちはありますか?
■ カーロス・コンディット:残念ながら北岡選手には負けてしまったのですが、ただ負けたことによって反省点や自分の課題が見えてきたので、そこから、相手がテイクダウンを狙ってきたときのカウンター攻撃やディフェンスを重点的にやってきましたので、今、北岡選手と再戦しても同じような結果にはなりません。
: 北岡選手との試合の時のご自分の力が100としたら、今はどれくらいあると思いますか?
■ カーロス・コンディット:北岡戦の後にワールドクラスの選手の試合にも恵まれましたし、その点では自分は成長していると思います。北岡戦の時からは80%はレベルアップしている自信があります。
: ワールドクラスの選手への勝利が自信に繋がったのでしょうか?
■ カーロス・コンディット:その選手に勝てたのも嬉しかったのですが、ワールドクラスの選手との試合を経験すれば成長する機会になりますので、自信には繋がったと思います。
: 公開練習で写真に対するパフォーマンスがありましたがどうゆう意味合いが?
■ カーロス・コンディット:やったら面白いかなと思ったのでやりました。
: あのようにKOしてやると?
■ カーロス・コンディット:パフォーマンスとしてやりましたが、実際に試合でもタイミングがあれば出したいです。