大会前interview

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コンディションはいかがですか?
アライケンジ:疲れてはいますけど、調子はいいです。

仕上がり具合は?
アライケンジ:バッチリっすね。

『PRIDE武士道』参戦から五ヶ月近く経ちましたが、『PRIDE武士道』の舞台はいかがでしたか?
アライケンジ:いや、別にどこのリングとも変わりませんでした。雰囲気というか・・・自分が感じるものは一緒でした。

試合では試合前などに考えていたことは出来ましたか?
アライケンジ:試合前にやりたいこととか考えないから。別に大丈夫でした。

今回、階級をライト級からウェルター級に戻しましたが、ウェルターに戻そうと思ったきっかけは?
アライケンジ:きっかけ?ライト級がつまんないからです(笑)逆に言えばウェルター級が面白そうだから。後、ウェルター級にはやり残した事があるなぁって思うし・・・だからですよね。

ちなみに、やり残した事というのは?
アライケンジ:倒さなきゃいけない人もいるし、借りがある人もいるし、欲しいものもあるし。

ライト級には無かったものがあると?
アライケンジ:そうですね。

アライ選手がいない間に色々な選手がパンクラス・ウェルター級に現れましたがウェルター級で闘ってみたい選手はいますか?
アライケンジ:カーロス・コンディット選手とかっすからね。

コンディット選手は気になりますか?
アライケンジ:そうですね。

今度の対戦相手であるロバート・エマーソン選手の印象は?
アライケンジ:すげー力が強そうですよね。というか、強いと思います。

4月と比べると体も一回り大きくなったように見受けられますがどのような特訓を?
アライケンジ:特訓?古い言い方やなぁ(笑)まぁ、1階級上げるということは当然、力の差も出てくると思うんで。実際、ウェルター級にいた時も足りないと思ったのはパワーだったんで意識的にウェイトと食事を自分で考えてやるようにしましたね。

食事は辛くはなかったですか?
アライケンジ:僕、メシを食うの苦手なんで、ほどほどに(苦笑)あんまり前みたいに戻すまで食うようなマネはしないでやっています。

自分の体に合うようにやっていると?
アライケンジ:そうです。

ちなみに、今、体重は何キロくらいですか?
アライケンジ:(ウェルター級の)リミットくらいです。

では、これで仕上がっているような感じですか?
アライケンジ:そうっすね。これ以上は何もしなくていいですね。

無理に上げてから落とすというわけでなく。
アライケンジ:そうですね。

アライ選手には“ストライカー”という印象が強いのですが、アライ選手の中で一番自信のある打撃は何ですか?
アライケンジ:一番自信のあるもの・・・いや、全部自信ありますけどね。

打撃全般には自信があると?
アライケンジ:全てにおいて。逆に言えば打撃で苦手なものも無いですし、打撃で出来ないのも無いし、苦手なものは無いですね。全部得意ですね。

エマーソン選手も打撃の得意な選手ですが作戦などは考えていらっしゃいますか?
アライケンジ:僕はロバート・エマーソン選手の打撃に全然注意してなくて、テイクダウンの方に注意してて、伊藤(崇文)さんとの試合ですげー印象が強かったのが四つで全部倒すのと、タックルを全部切っていたとこ。相当、腰は強いなって思うんで、そこが一番注意する点で別に打撃だって貰わずに当てればいいだけじゃなですか。注意するのは全部一緒だから、テイクダウンの方を注意していますね。

では、打撃戦では負けないと?
アライケンジ:誰に関しても僕が打撃で負けているという意識は無いです。打撃で負けた試合も打撃で負けたと思ってないです。僕のほうがディフェンスが出来てなかったくらいなんで。打撃の威力に関しては僕のほうが上ですよ。

打撃のオフェンスでは誰にも負けないと?
アライケンジ:誰にも負けないです。

では、最後に試合を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
アライケンジ:今年の試合は3試合目なんですけど、最後に勝ったのが2月なんで、それから4月に痛い目にもあってるし、フラストレーションというか、単にイラついているんで、それをスッキリと今回の試合で鬱憤晴らしというか、八つ当たりじゃないっすけど全てをぶつけたいですね。思いと、やってきた技術全部をぶつけたいですね。ロバート・エマーソン選手に。