update:8.12
8.27横浜文化体育館大会
フェザー級公開調印式

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セミファイナル 初代フェザー級王者決定トーナメント決勝戦 5分3ラウンド
前田吉朗
(パンクラス稲垣組)
icn vs icn DJ.taiki
(K.I.B.A.)


8月27日(日)横浜文化体育館大会、フェザー級公開調印式
■ 日 時 :8月11日(金) 12:00〜
■ 場 所 :P's LAB東京
■ 出席者:
・前田吉朗選手(パンクラス稲垣組)
・DJ.taiki選手(K.I.B.A.)
・吉村正久(キング・オブ・パンクラス実行委員会コミッショナー)
・尾崎允実(株式会社ワールドパンクラスクリエイト代表取締役社長)

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尾崎社長:お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。今回、横浜文化体育館4大タイトルマッチということでタイトルマッチ祭りの、今回フェザー級に関しましてお話したいと思います。皆さんもそう思っていらっしゃると思うんですが、日本の総合格闘技の中で今一番層が厚いクラスではないかと思います。64kg未満とウチの方では設定させていただいていますが、ここ数年3、4年ですかね、フェザー級というのが試合の数がダントツに多いのではないかと感じております。その中で今回フェザー級タイトルマッチDJ.taiki選手対前田吉朗というカードが組めました。二人ともファイターで常にKOを狙っていくようなすばらしい選手だと思います。この試合は3月大阪で行われた対戦と再戦になるわけですが、フェザー級の初代王者を決める上で素晴らしい対戦カードになったと思います。是非期待してください。宜しくお願い致します。ありがとうございました。

DJ.taiki:え〜…まぁ、タイトルマッチに向けて、前田選手はレスリングも強いし、寝技も強いんで、正直砂辺選手とやりたかったです。まぁ、殺されないように頑張ります。

前田吉朗:タイトルマッチというのは騒がれているんですけど、自分の中では一つの試合でしかなくって、まぁ対戦相手を以下に倒すかということしか考えていないんで、いつも通りしっかり試合するんで、楽しみにしていてください。

両選手一度対戦していますが、手合わせをしての印象をお願いします。
DJ.taiki:三月に対戦したときは単純に向こうの方が強いなと今でも思っているんで、もう3月に勝ったのはまぐれだと思っているんで、まぁもう一回奇跡を起こせればと思っています。
前田吉朗:前の試合のは記憶にないんでわからないんですけど、強かな選手やなぁってことですかね。

お互いの準決勝の内容を見て、以前の印象との違いを含めてどういう風に思ったかをお願いします。
DJ.taiki:僕との3月の試合でスタンディングでの打撃でKOされたので6月の試合では徹底的にグランドで行くのかと思いきやずっとスタンドで勝負したので、僕がファンだったら僕との試合グランドに固執されたらちょっとがっかりだなと思いました。
前田吉朗:志田選手とは僕も2回やっているんで、単純に志田選手を倒せる選手なんで強いなぁって感じですかね。

今回の対戦の中で自分の中で練習で特に意識したことはありますか?
DJ.taiki:前回の試合では開始直後にテイクダウンをとられてしまったのでそれですね。特にテイクダウンに気をつけています。
前田吉朗:夏で暑いんで、バテないようにしっかりご飯を食べています。

前田選手は夏場の試合は苦手な方ですか?
前田吉朗:どうなんですかね(笑)

毎年常に体重が落ちないようにいっぱい食べたりとか気をつけていらっしゃるのですか?
前田吉朗:そうですね。僕は落ちたりしますし。

両者、ベルトに対する思いはどのようなものがあるのでしょうか?
DJ.taiki:これから格闘技の世界で、格闘技で生活していくんだったら必要なものです。生活費も含めてとか。
前田吉朗:まだベルトを巻いていないのでわからないですけど、巻いたときに出てくると思います。

前田選手はタイトルマッチでも普段の一つの試合とも変わらないとのことですが、リベンジマッチという意味合いではどうでしょうか?必ず借りを返してやりたいとか。
前田吉朗:そうですね。

DJ.taiki選手は格闘技の世界で生活して生きたいとおっしゃっていましたが、どういった野望を持っているか教えてください。
DJ.taiki:体重の心配はあるんですけど、もしもっと強くなればHERO'SやUFCとかに出てみたいと思います。

尾崎社長にお伺いしたいのですが、今日本で一番層が厚い階級でタイトルマッチが組まれたということで、この1戦にどのような期待を持っていらっしゃいますか?
尾崎社長:まず今二人の話を聞いていて最高に面白くなってきたなぁと思いました。期待というのは、パンクラスは元々無差別級で始まっていて、そこは何年かあったと思うし、ウチだけじゃなくて盛り上がっていたのは90kg以上、もしくは90kg未満というところで盛り上がっていたと思うんですよ。桜庭選手にしても、ウチの近藤にしてもそうですけど、本当に日本人が活躍できる階級であり、なおかつ一番力を出せる階級であり、体系から言って一番層が厚いという部分で、先ほどお話したことに共通するかもしれませんけれど、この階級が日本人の体系にあった一番世界でも活躍できる階級という意味でものすごく期待しています。70kg以下という設定が一番層が厚くて、一番動ける日本人の層はフェザーじゃないかなと僕は思ってます。その意味でも期待は高いというかかきいですね。

その中でこの二人の日本人対決は日本のこの階級のカードの中でも一番いいカードだという自負はありますか?
尾崎社長:前田吉朗に関して言えば、皆さんご存知のように今までの対戦というのが本当に強い選手と戦ってきてこういう結果を残してきてますし、今年は吉朗を唯一パンクラスで破っているのがDJ.taiki選手。このカードというのはウチだけじゃなくって他の団体、もしくは興行の中でも注目されるべきカードだと思いますし、あともう一つは24歳、23歳というこの二人の若者がこれからのこの階級で活躍を期待できる選手なだけにこのカードの期待感は大きいと思います。

今の社長の言葉を受けてお二人はどのように思われますか?
DJ.taiki:今言葉をいただいて僕が思ったのは、やっぱり他団体の奴も倒したいと思いました。この64kg、まぁ他の団体で65kgとか60kgとかやっていますけど、僕としては日本、いや世界の60g、64kgの奴らだったら他の団体の奴でも俺らが一番強いと思っていますので、まぁ仮に外に出ることがあったら他の団体の60kg、65kgの奴には負けねぇぞ、っとそんな感じです。
前田吉朗:期待してもらっているんですけど、とりあえず先の期待感より今回の試合のことしか考えていないので試合ですごさを見せ付けられる試合をしたいと思います。

すごく答え辛いと思うんですが、自分の勝ちパターン、こういう風に勝つというのも含めて言っていただきたいのですが。
DJ.taiki:理想は…本当に理想は、最近『DJロック4』という技を編み出したのでそれで決めるのが理想なんですけど、…けっこう難しいですね。

それはどんな技なんですか?
DJ.taiki:いやそれは公開できないですよ。他の選手に真似されちゃうから。

前田吉朗:僕もまぁ偶然なんですけど、『DJロック』っていうのを考えてたんですよ。まぁDJを叩き伏せるっていう意味でつけたんですけど。お互いのDJ Lockのどっちが炸裂するか、楽しみになってきましたね。

4ってことは、1・2・3もあるんですか?
DJ.taiki:3月の試合のときに『DJロック1』は完成していたんですけど、試合で狙う素振りは見せたんですけど全然かかんなかったですね。

2・3は?
DJ.taiki:6月の試合までに2と3も完成していたんですけど、6月は全然志田選手やらせてくれなかったですね。

前田選手が作ったDJ Lockは練習中での決まり具合や手応えはいかがでしょうか?
前田吉朗:スパーリングで決まったこともないんで、とりあえず頭の中の組み立てで大体出来たんで。