大会前interview
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第7試合 フェザー級戦 5分2ラウンド
ランキング4位
井上学
(U.W.F.スネークピットジャパン)
icn vs icn 島田賢二
(パンクラスP's LAB東京)
9/16(土)ディファ有明大会で砂辺光久(REAL)と対戦。ローキックを中心として常に動き、積極的に攻め勝利を挙げた井上。一方、同じく9/16(土)ディファ有明大会で裕希斗(U-FILE CAMP.com)と対戦し、的確なボクシングテクニックでパンチを当て続け勝利を収めた島田。
ランキング入りもした井上が前戦でみせた鋭い蹴り技でランカーの強さを見せつけるのか?それとも、ディファ有明で勝利を重ねる島田がP's LABで鍛えられた打撃を武器にランカーからKO勝利を奪うのか?
パンクラス負け無しの井上と総合3連勝中の島田、勝利を挙げ、記録を延ばすのはどっちだ!?

まずは、前回の試合からお話を伺いたいのですが、試合では井上選手の蹴りが印象に残っているのですが、集中的に蹴りの練習をされてきたのですか?
井上学:たまたま距離が遠かったので蹴るという感じで、パンチも練習しているので特に蹴りだけ強化したわけではないです。

間合いとして蹴りの間合いが多かったと。
井上学:そうですね。近かったらパンチだったり、組み付いたりします。

蹴り中心の遠い間合いでの闘いは狙っていた展開でしょうか?
井上学:相手のリーチが長いのは分かっていたので蹴っていくつもりではいました。(砂辺選手の)試合を見て、ローは当たるかなと思っていました。

では、作戦通りと。
井上学:そうですね。リズムは作りやすかったですね。自分のローが先に当たっていたので、それで攻めのリズムは作りやすかったです。

試合終盤にタックルからチョークを極めにいかれましたが、あのチョークは狙っていたのですか?
井上学:ああいった展開になれば。練習でも出していますし。

あれはスピニングチョークですか?
井上学:クォーターネルソンからのチョークですね。(ビル・)ロビンソン先生に教えてもらったやり方です。

ビル・ロビンソン先生、直伝の技ですね。
井上学:そうですね。

現在はスタンド、グラウンドどちらに重点を置いて練習されていますか?
井上学:レスリングを中心に練習しています。

今度、対戦する島田選手とは過去に一度対戦されていますが、そのときの印象は?
井上学:ボクシングの上手い選手だなって。結構、その試合ではパンチを貰ってしまったので。

最近の島田選手の試合はご覧になられましたか?
井上学:裕希斗さんとの試合は見ました。(06.9.16ディファ有明)

昔と比べて印象は変わりましたか?
井上学:同じですね。多分、より上手くはなっていると思うんですけどパンチ主体で出来るだけグランドにならないように、粘ってくる選手だと思いました。

井上選手の中で次の試合で一番気を付けているのはスタンドの打撃ですか?
井上学:そうですね。なので、自分の距離で闘えればと思います。

では、島田戦で試してみたいことや作戦のプランなどは考えていますか?
井上学:こないだの試合が終わってから、ずっと練習しているんで前より練習していることが出せればと思っていますけど、具体的には秘密です(笑)

前回の試合以上のものを見せると。
井上学:そうですね。

では、最後はKOか一本で?
井上学:そうですね。KOよりも、一本を獲りたいですね。組み技で、組んで良いポジションをとって一本獲るって方が自分としては練習の成果が出て嬉しいんで、出来れば一本を獲ってみたいですね。

練習の成果を発揮したいと。
井上学:そうですね。前よりも成長して、強くなっているところを少しでも見せたいですね。

現在、パンクラス負けなしのランキング4位となっておりますが、近い将来タイトルマッチも考えられると思いますが、その辺りはいかがですか?
井上学:頑張りたいですね。ただ、先の事ばっか考えるのは良くないので一戦、一戦を大事にしたいですね。

自分より上のランカーであれば、誰と闘ってみたいですか?
井上学:全員と闘ってみたいですね。4人しかいないので。

今年も、もう終わりですが来年や今後の目標は?
井上学:一試合、一試合、勝ってタイトルマッチまで行ければ最高だなと思います。パンクラスのリングに上がらせて貰っているので、その一番上というのは見てみたいですね。

最後に試合を観に来るお客さんにメッセージをお願い致します。
井上学:よく試合が地味だと言われるんですけど、今回、試合順が後の方なので恥ずかしい試合は出来ないと思っています。いつも通り全力でやっていきますので、是非観に来て下さい。