尾崎社長大会後コメント

尾崎社長:今日はありがとうございました。まあ、今年一回目の興行だったんで、非常に自分なりに…今年を見据えた形で見たつもりです。稲垣組もよかったし。大阪は彼らに任せていいなっていうのがありましたね。あと、なんと言ってもラウンドガール。踊っていただいて。僕は凄く楽しかったですけど、今年のパンクラスの形はアレでいきたいな、と。あと、心配だったのが沖縄の二人。4月8日に何かが、特に砂辺がメインになると思いますし、パンクラス初の沖縄興行っていうのを、彼ら二人が仕切らなきゃいけない。だからそういうつもりで見ていましたけど、いい試合だったと。あの二人が沖縄でこれからパンクラスを背負ってくれるんじゃないかと感じました。あとは、大阪入ってから色んな方に訊かれるのが、『bodog』とのことでして、本当に思った以上に反響が大きいので、ビックリしています。色んな事が段々、自分の中にもできてきて、そういう意味で『bodog』さんとの提携っていう意味でも、パンクラスに期待してもらっていいなと思います。まあ、今年パンクラスは「RISING」で成長し続けていくと。新しいパンクラスも見られると。今日のラウンドガールとか(笑)。

沖縄なんですけど、どれくらいの規模の大会に?
尾崎社長:1000人くらいですね。そこから、完全にウチが独自の主催ではなく、『REAL』さんとの共催という形になるので、『REAL』さんがどんどんやっていただいているんですけど、恐らく1000人以内の会場でやっていただいて、それからはパンクラスらしい石橋叩いて渡る…そんな事言っていちゃいけないんですけど(笑)、今年は石橋を叩かない。

会場は決まっているんですか?
尾崎社長:会場は、テルヤホールという普段はボクシングの試合で使っている会場になります。僕も沖縄に行って会場を見ました。後楽園ホールを一回り小さくした感じですね。凄い観易くていい会場ですね。リングがずっとあるんですよ。リング常設。これから沖縄の格闘技のメッカになる時代かなって思う感じですね。

大阪で、後楽園ではないところで一発目というのは近年なかったことだと思いますが…。
尾崎社長:そうですね。そんな深い意味はなかったんですけど(笑)。でも、気持ちとして年が明けて、一発目が大阪っていうのも雰囲気が変わりましたよね。気持ちがちょっと違ってきた。恐らく稲垣組の小松代表も、選手も年明け最初の興行が大阪っていうのが何か気持ちとしてあったんじゃないですか?だから、目つきが違っていたような気が僕はしましたね。逆に、長谷川がちょっと一人だけ負けちゃって、悔しそうに…一番最後にリングに上がるときに、涙ぐんでいた。アレを見ると、結構気合が入っていたんだと思うんですよ。稲垣組として。稲垣組っていうのが、パンクラスでもそうですけど、外でも成長しないといけないんじゃないかなって思っていると思うんですよ。それは(前田)吉朗がね、去年外で結果を出せなかったっていうのが、やっぱりあると思うんで。だからそういう意味では稲垣組が変わっていっていうか、新生稲垣組なのかもしれないけど、恐らくもっと出てくると思います。パンクラスの中でも。コスタリカでも。伊藤あすかなんていいんじゃないですか?女子の試合も結構『bodog』は盛んにやっていますから。小松代表と相談します。

前田選手も「海外で試合をしたい」と言っていました。
尾崎社長:したいと言っていました?皆実は、吉朗も今日の試合をドキドキしていて、膝を一週間前に怪我したみたいで、相当身内は心配していて、ドキドキしながら試合を見ていて、でもそういう中で結果を出す吉朗に感心しましたね。アイツは凄いヤツだと思います。…喋っちゃった(笑)。

あと、今日から試合前にルールの改正で、クリーム問題で試合前のチェックが厳しくなりました。
尾崎社長:審判部の方に全部任せているので僕は一切口を出していないんですけど、あの出来事っていうのはパンクラス内でも相当問題にしなきゃいけない案件だったので、審判部の方で相当厳しくやっている感じで。ああいう風に厳しくやっているのを選手が見れば…。特に日本人よりか外国人選手。…結構そういう選手が残念ながらいるので、恐らく今年からは厳しくいくと思います。