： 試合を振り返って。
■ 砂辺光久：藤本選手がたぶんいいことを言っていないと思うので、自分はちょっといいことを言おうと思っているんですよね。いや、…爆発できなかったですね。巧いですね。自分が行くときに巧いこと入って、相手のペースに持っていくっていうのが。しつこいし。しつこいヤツ嫌いなんですけど、しつこいですよね。なんか、爆発できなかったです。それが巧いところなんですよね。

： やりたい事をやらせてもらえなかった？
■ 砂辺光久：やらせてもらえなかったですね。最後の投げくらいですね。それ以外はもう…ただ、ちょっと…前髪が短かったので、殴ろうかなって思ったんですけど、それくらいしかできなかったですね。でも、実際ぶっちゃけたけた話、ランカーなんで、誰からも手が届くとか、誰からも引き分けられるランカーなんてはっきり言っていらないと思うんで、もっとしっかりそういう自覚を持って。今回は稲垣組の方だったんですけど、他の外国から来た選手とか、『修斗』から流れてきた選手とか、色々そういう外敵を自分がちゃんと潰して、かつ自分が上に上がっていかないと…。ホントに、なんかリング上でも言ったんですけど、ランカーの壁っていうのを見せたかったんですけど、申し訳ないとは言いました。そんなんじゃないと思うんですよね、きっと。言い訳になっちゃうんですけど、怪我もあったんで…。宮城のミドルキックでヒビが入っちゃったんで。でも、誰かも言っていましたけど、首の皮一枚で繋がったなって。誰が言っていたのかちょっとわかんないですけど。
■ 藤本直治：僕です。
■ 砂辺光久：あまり言いことを言っていなかったと思うんですけど。ただ、4月8日に沖縄で試合をするんで、負けて試合に出るんじゃなくって…。ホントは勝って皆の前で挨拶をしたかったんですけど、なんとか皆の前に立てるかなって感じです。…いいですか、こんなに一人でベラベラ喋っていて。

： どうぞどうぞ。…あと、チーム自体も今回から『P's REAL』と。
■ 砂辺光久：次回からですね。今日っていうか、明日から。パンクラスの元でってことで、『P's LAB』とかっていうことで、『P』をつけさせてもらって。だから、パンクラスを背負って、パンクラスだけじゃなくって色んなところで見ていきたいし、早くパンクラスを背負っていける人間になりたいですね。前田選手じゃないですけど、パンクラスを背負って武士道に出たり、こないだ『CAGE FORCE』は出ましたけど。パンクラスの強さを見せたい。…今いいこと言いましたよね？

： ハイブリッド・レスラー宣言？
■ 砂辺光久：そうですね。今日はちょっと、相手がよくないっていうか、ハイブリッド・レスリングができなかったんですけど、ハイブリッド・レスリングがしたいですね。でも、ホント…過信していたとかそういうことじゃなくって、ホント強かったです。強かった。前髪、短くていいんですか？
■ 藤本直治：大丈夫です。まあ、これからもまた…。
■ 砂辺光久：やりたいですね。
■ 藤本直治：一緒に、また。盛り上げていきたいですね。
■ 砂辺光久：パンクラスを盛り上げていきたいですね。

： じゃあ、二人で名勝負を。
■ 藤本直治：数え歌を。
■ 砂辺光久：名勝負。いや、もうないんじゃないですか(笑)？
■ 藤本直治：(笑)。まあまあ、ね。機が熟せば。
■ 砂辺光久：そうですね、自分だけじゃなくって、まだね。藤本選手を狙っている人もいるし、自分が狙われている立場でもあるし。それを蹴散らして、また上で当たりたいですね。
■ 藤本直治：そうですね。
■ 砂辺光久：お互いランカーになって、3Rで。
■ 藤本直治：3Rでやりたいですね。
■ 砂辺光久：3Rでやったら勝てていたと思うんですけど。
■ 藤本直治：いや、俺もね。3Rあると思ったら、2Rだったっていう。「なんやコレ」って。まあ、楽しかったですね。
■ 砂辺光久：楽しかった。

： じゃあ、握手か何かして…しない方がいいですか？
■ 砂辺光久：また、やりましょう。
■ 藤本直治：はい。
■ 砂辺光久：4月の沖縄大会、ちょっとちゃんと載せてください。お願いします。

： 中身は決まっているんですか？
■ 砂辺光久：中身は…4月の沖縄大会の中身は未定ですが、後日発表で。でも、何かサプライズはあります。