update:3.11
PANCRASE 2007 RISING TOUR 3.18 後楽園ホール
川村亮選手公開練習
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川村亮選手公開練習
■日 時:3月9日(金)15:00〜
■場 所:P's LAB東京
■参加選手:
川村亮(パンクラスism)
曹竜也(闘心)
入江里佳(スーパー・テレフィック・キューティーズ)
入江由実(スーパー・テレフィック・キューティーズ)

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川村亮:(女の子に負けて)こんな落ち込んでる僕に何を聞くんですか!

楽しそうでしたが・・・。
川村亮:そうですか?もう必死でしたよ! 女の子だから腕が細いじゃないですか。(首に)スッて入るんですよ。その感覚は僕らには無いんで、いい勉強になりました(笑)。えーーーっと・・・3月18日には彼女たちのTシャツも発売されますので。僕のTシャツも発売していますんで、どっちが売れるかの勝負かなと。僕も試合でアピールしますけど、彼女たちも同様にアピールしてるんで、リングで。今までのラウンドガールと違ったものを見せて勝負してますんで、僕もそれに負けないように頑張っていきます。

今回、こういう公開練習を行おうという経緯は?
川村亮:一緒に盛り上げていこうという仲間ですから。パンクラスを盛り上げていこうという。まあ、まずは僕はどういう相手とやっても練習になるので。

金原戦に向けての意気込みは?
川村亮:今回というか、一回一回意気込みが違うわけじゃないですから。よく自分で考えてみて、僕にあるのは勢いのみだなって。金原選手は僕が小さい頃からリングで活躍している選手ですし、そういう選手に対して僕の何が通用するかは分からないですけど、あるのは勢いのみなんで。もし、それをうまくかわそうとしてきても、それ以上の勢いで飲み込みたいなと。それだけです。

Uインターの頃から金原選手を観ていたのでしょうか?
川村亮:そうですね。僕の中で一番心に残っているのは、新日本との対抗戦。東京ドームでの。桜庭選手と組んで、永田選手・石澤選手と戦って。ムエタイパンツをはいていましたよね。あのイメージが強いですね。

その頃のイメージとは違うと思いますが。
川村亮:一緒じゃないですか。別に変わったところはないですね。その頃から弱いってイメージ無いですし。ずっと僕の中では強いってイメージですから。

金原選手は先日、『川村選手は若くて勢いがある。こんな技があるのかという総合の奥深さを見せたい』と言っていました。
川村亮:僕が勝って、それを学びたいですね。あるのであれば。もちろんあると思うんですよ。でも、僕は勝ってそれを学びます。負けないです。

一世代違う先輩ですが、それに対する思いは?
川村亮:無いですね。結局、いろいろありますけど、僕はそんなの意識しないですね。結局、リングに上がれば1vs1でやるわけですから。女だろうが、子供だろうが、誰であろうが、自分の親であろうが、リングに上がったら、1vs1の戦いですから。それだけじゃないですか。

それで、今日女性とスパーリングを?(笑)
川村亮:あ、いいこと言いましたね(笑)

金原選手とはどんな感じで渡り合えると思いますか?
川村亮:渡り合う気はないですね。僕がやりたいようにやります。それはさっき言ったように、勢いを超える勢いっていうんですか。小さい波だったら簡単に出せるかもしれないけど、もっとでっかい波で食ってやりたいなって思いますね。

そうするためにはどういうことが必要だと思いますか?
川村亮:それは気持ちの持ちようじゃないですか。練習ももちろんそうですけど、気持ちの持ちようだと思いますね。まったく自分に対して、練習でもそうですけど、マイナスモードを持たない。前に出る。それと、僕がいつもやっている、格闘技だけじゃなくて、走ったりする、人間の本能的な練習ですね。それをやることによって、格闘技をずっとやってる選手より上にいけるんじゃないかと思って、やりつづけてますけど。

今までの試合と今回の試合で、準備の段階で変えたことは?
川村亮:別に大きく変えたことはないです。毎回そうですけど。

練習の繰り返しで徐々に強くなると。
川村亮:そうですね。繰り返しでついてきますし、その間に試合もしてるわけですから、経験も積みますし。こんな選手とやったというのは自分の自信にもなるし。

今年の目標は?
川村亮:あんまり考えてないですけど、一年通してってなっちゃうと、僕、そんなに器用じゃないんで。一年一年こうしていこうってできないんで。一回一回ですね。観に来たお客さんに楽しんでもらって、また来たいなっていう気持ちになってもらって。一戦一勝。より多くのお客さんに僕を観にパンクラスに来ていただきたいと。そういうふうにやっていけば、一人ひとりがそういう意識でやっていけば、もっともっと面白くなりますし。もっと盛り上げていきます。

先日、北岡選手が『近藤選手が欠場している今、みんなで順番にパンクラスを守れたら』とおっしゃっていましたが、そういうプレッシャーはありますか?
川村亮:プレッシャーは別に無いですね。いないとかいるとかじゃなくて、何て言うのかな。もちろんいないことによって頑張ろうとは思いますけど。なんかもっと『いないから、こうする』じゃなくて、自分のやりたいように突き進んでるってだけじゃないですか。そうしたらおのずと結果は出てくるし、ファンの人も見てくれるし。

どんな試合をしたいですか? どんな試合が理想ですか?
川村亮:構えた瞬間にむこうが『はい、参りました』と(笑)。それが理想じゃないですか。殴ったら手が壊れるかもしれないですし(笑)。それが一番イイッす。構えたらもう『負けました』って。いままで無いじゃないですか。やっぱりなれるならそこまでなりたいと思いますけど(笑)

金原戦でそれはできるんですか?
川村亮:皆さん、どう思います?

やったらすごいなと思います(笑)。
川村亮:やってみないとわかんないですけどね。もちろん狙いますよ。間違いなく無いと思いますけど(笑)。でもはじめは自分を信じてやってますよ。構えて、『ギブアップしねえかな』って思いますけど。来るんなら来るで『分かりました、やりましょう』って感じで。

過去2戦、ブラジルと強豪とやってきたわけですが、自信になった部分は?
川村亮:もちろんありますよ。もちろん経験になりましたし、彼らの強さっていうのも身をもって分かったし。カストロ選手に関しては、終わってから一緒に話した仲ですからね(笑)。…僕、こないだコスタリカに行ってきて、そんときに感じたんですけど、海外から日本に来て試合するパンクラスの外人の選手ってすごいなって思いましたね。やっぱり飛行機とかってキツいんですよね。僕、初めて長く乗ったんですけど、それに乗って来て、試合して、すぐに帰ってって。すごいなって身をもって感じましたし。今後、僕も海外で試合することもあるかもしれないし。いい経験になりました。ジョシュ・バーネットともいろんな話をして。『頑張ってくれ』って言われましたし。終始アメフトの話でしたけど(笑)

先日、佐藤選手が川村選手がコスタリカで何かあったようなことを匂わせていましたが・・・。
川村亮:なんか現地のプロデューサーらしい人に近寄られて、『お前、疲れてんな』って身体をいろいろ触られて。なんか英語なんか何語なのか分からないですけど、そんなことを言ってるんですよ。『お前、ファイターは身体が資本だぞ。ちょっとお前、後で電話してこい。俺はいろんなマッサージをできるから』って言うんですよ。それで紙渡されて。絶対、違うでしょ(笑)

実際、行かれたんですか?
川村亮:いや、いろいろ予定があって無理だったんですけど、そんとき一緒にいっていたSKアブソリュートの松本さんとかに相談したんですよ。そうしたら半笑いになって『お前、行ってこいよ』って(笑)。『やめます』と(笑)。で、そのプロデューサーも名前を教えてもらったんで、現地の人に『こういうプロデューサーいますか?』って聞いたら、『いない』って言うんですよ。なんか・・・万国共通なんだなって思いましたね(笑)