update:5.24
PANCRASE 2007 RISING TOUR 5.30 後楽園ホール
井上克也選手公開練習
photo
■日時:5月22日(火)19:00〜
■場所:和術慧舟會-RANGER品川GYM
■参加選手:井上克也(和術慧舟會RJW)

第6試合 ウェルター級王座 次期挑戦者決定戦 5分3ラウンド
ランキング2位
井上克也
(和術慧舟會RJW)
井上克也 vs 大石幸史 ランキング3位
大石幸史
(パンクラスism)
2006年8月横浜文化体育館大会で行われたウェルター級タイトルマッチで石毛大蔵(SKアブソリュート)と対戦し、激しいパンチの応酬の中、怯む事無く殴りあい、最後まで石毛を苦しめた井上。
一方、2006年12月ディファ有明大会ism主催興行で『NKB』ミドル級5位(当時)の野沢洋之(スタンド)と対戦し、キックのランカーである野沢を相手に一歩も引かない激しい打撃戦を展開し、最後は一撃必殺の右フックでKO勝利を挙げた大石。
益々、磨きの掛かるボクシングテクニックと“和製カレリン”と呼ばれる豪快な投げ技を武器に、前王者の井上がランカー対決を制し完全復活を果たすのか?それとも、空手を取り入れたファイトスタイルで2試合連続一撃KOを挙げている大石が三度、一撃必殺を体現するのか?
ウェルター級の頂点とリベンジを果たすためにも決して負けられないウェルター級挑戦者決定戦!
photo
今日の公開練習のテーマは?
井上克也:相手も元々レスラーで、最近は自分と同じで打撃ばっかりいっているので、いかに打撃を当てるか、どんな体勢からでも当てれるようにしています。

打撃はこのジムでやっているのですか?
井上克也:そうですね。一応、自分が最初、教えてもらった山田先生が最近来ているので、その山田先生に教えてもらっている感じです。

その方はどういった方ですか?
井上克也:元々はキックのチャンピオンだった方で60近い方なんですけど、全然元気で、凄く総合に対する打撃の考えをもっている方ですね。

自信を深めた技はありますか?
井上克也:自分、左利きなので最後は左で決めたいなって。スタンドでもパウンドでも、どっちでも左が決まれば勝てるかな。

大石選手は空手を取り入れたスタイルですが、相手のスタイルに対してはいかがですか?
井上克也:凄い、回転が早いので、そのスピードに付いていかないと、パンチ貰っちゃうと思うので、後は、空手独特のガードの低い構えを上手く利用して自分のペースに持って行きたいですね。

試合の映像などで研究は?
井上克也:やっぱり、結構ジャブなどを貰っているイメージがあるので、最初は自分もジャブとかしっかり当てて、弱った所で強いのを当てればなって思っています。

以前から大石選手との対戦を希望していましたが…
井上克也:そうですね。

対戦が決まっていかがでしょうか?
井上克也:凄い強い選手だと思うので、そういう選手との対戦して、自分は今、どうなのかなって。そうゆうのを知りたいですね。

試合としては立っても、寝ても殴り倒す?
井上克也:そうですね。極めがあれば極めたいんですけど、あまり、極めが無いので…。パンチで。

前回が残念な結果になってしまいましたが、あの試合を踏まえて、今回はどのように?
井上克也:前回は前回で、それから山田先生に見てもらっているので、自分的にも今まで妄想の中だけで打撃をやっていたので、若干、ズレみたいなのが出てきたと思うんですけど、それを修正出来たと思っているので大丈夫だと思っています。

今までは特別に打撃のコーチなどをつけていなかった?
井上克也:そうですね。そこまでは無かったですね。どっちかっていうとスパーリング中心だったので。

昨年8月以来のリングでの試合ですが、試合感などはいかがですか?
井上克也:まぁ、自分の中では影響は無いと思っています。個人的にはリングも金網も入ってしまえば変わりは無いです。

大石選手は元々、RJWでしたが。
井上克也:ちょうど、入れ替わりだったので、直接の接点は無かったですね。

今度の試合の決め手というかキーワードみたいなのはありますか?
井上克也:打撃はどっちが当たるかの問題になっちゃうので、組んだときに、効果的にパンチや膝を当てられれば試合が有利になるんじゃないかなって思います。

では、レスリングがキーになると。
井上克也:そうですね。元々、 大石さんもレスラーなので、簡単には倒れないと思うし、逆に倒されるかもしれない。そこらへんは、しっかりと構えて対応していきたい。

今度の闘いは石毛大蔵に向けての闘いでもありますが。
井上克也:自分は負けたばっかりなのに、チャンスを貰えてラッキーなので、これを逃したら、次はいつだって話になっちゃうので、絶対落とせないので気合入っています。

ベルトに対する思いは?
井上克也:暫定じゃないチャンピオンになりたいですね。正式な。

少し前から慧舟會でスピニングチョークが流行っていますが、井上選手は?
井上克也:一応やるんですけど、そんなに極まらない(苦笑)でも、みんなが色んな形のスピニングチョークをやるんで、防御は出来るようになったんですけど、かけるには至らないですね。

カレリンズリフトは?
井上克也:そういう体勢になれば出しますよ。機会があれば、出していきたいですね。

ここ最近、精彩を欠いているように見えますが…。
井上克也:最近、1Rは見ようとか思っちゃっていたんですけど、もう、慎重さもいいかなって思うので、次は1Rから飛ばしていきたいと思っています。