update:7.26
PANCRASE 2007 RISING TOUR 7.27 後楽園ホール
ウェルター級暫定キング・オブ・パンクラス決定戦公開調印式

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メインイベント ウェルター級暫定キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド
ランキング2位
井上克也
(和術慧舟會RJW)
井上克也 vs icn ランキング5位
ファブリシオ・ナシメント/初参戦
(ノヴァ・ウニオン・イタリア/bodog)
5/30(水)後楽園ホール大会で大石幸史(パンクラスism)と対戦。レスリングをバックボーンに持つ、打撃系ファイター同士、一進一退の打撃戦を展開し、最後はパンチのラッシュで畳み込み、見事勝利を収めた井上。
一方、『bodogFIGHT』がウェルター級タイトルマッチの相手として送り込んでくる、ブラジル、イタリアで活躍をする、ブラジリアン柔術黒帯の“グラップリング・ハリケーン”ファブリシオ・ナシメント。
元キック王者とのトレーニングで磨かれた破壊力抜群の打撃と、ベースでもある、力強いレスリング技術を持って、正王者・石毛と並ぶべく再び、暫定王者の称号を獲得するのか?それとも、首、腕、足、どんな所からでも一本を極めるナシメントが初参戦で王座を奪い取るのか? ウェルター級の頂点に最も近い男になるべく、繰り広げるウェルター級暫定王者決定戦!
■ ウェルター級暫定キング・オブ・パンクラス決定戦公開調印式
■ 日時:7月25日(水)15:00〜
■ 場所:P's LAB東京
■ 参加者:
 井上克也(和術慧舟會RJW)
 ファブリシオ・ナシメント(ノヴァ・ウニオン・イタリア/bodog)
 坂本靖(株式会社ワールドパンクラスクリエイト常務取締役)
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坂本靖:皆さん、本日はお暑い中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。7月27日後楽園大会のメインイベントになりますウェルター級暫定キング・オブ・パンクラス決定戦ですけれど、今回暫定ということではありますが96年のバス・ルッテンvsフランク・シャムロックから始まって、こちらの井上選手、なぜか非常に暫定に縁があって2005年、2006年、そして2007年と暫定のタイトルマッチという形になります。パンクラス戦績は井上選手は11戦8勝2敗1分けという成績で現在ランキング2位ですし、日本人選手としてトップクラスの選手ですのでパンクラスとしても非常に期待しています。かたや、パンクラスは初めてのチームとなりますノヴァ・ウニオンの選手です。ファブリシオ・ナシメント選手。パンクラスでも非常にノヴァ・ウニオンの選手に期待している部分もありまして、今回はセミに出場するジョゼ・アルト選手と2名がセミファイナル、メインイベントという形での起用になりまして、こちらはパンクラスのノヴァ・ウニオンに対する期待を込めてのマッチメイク、順番になっています。24戦して21勝ということで、勝率が85%以上、2年弱負けがないということで我々も期待していますし、恐らくマスコミ、ファンの皆さんが非常に期待している一戦だと思います。“グラップリング・ハリケーン”の異名を楽しみに、メインイベントを迎えたいと思います。宜しくお願いします。

ファブリシオ・ナシメント:まず最初に、今回この大会に出られることに感謝しています。前からこの大会に出ることがひとつの目標だったので、その前から地道にヨーロッパで試合を重ねていい結果がついてきていると思うので、今回パンクラスでとてもいい試合をしたいと思います。

井上克也:また暫定なんですけど、自分の相手の選手も柔術が強くて、見た感じ手足も長くて凄いやりにくそうなので、試合当日、あの…パンクラスの醍醐味はサッカーボールキックだと思うので、そろそろ出せるように頑張りたいと思います。

パンクラスの印象をお願いします。
ファブリシオ・ナシメント:色々周りからもとてもいい大会と聞いていますので、その話を聞いて自分なりに色々と調べ、とても好印象なのでここで試合をできることがとても喜ばしいことだと思います。

その初戦が暫定とは言えベルトがかかった試合だということについてどう思いますか?
ファブリシオ・ナシメント:今回ベルトをねらうということで、相手の井上選手もとってもいい選手だと知っているので、もしかしたら苦労するかもしれませんが、ベルトを獲るために頑張りますので、ベルトをブラジルに持って帰りたいと思います。

暫定ということに対する率直な感想をお願いします。
井上克也:そうですね…運がないというか、日ごろの行いが悪いのかなって感じです(苦笑)

対戦相手のデータ的にはかなり試合をこなしていますが。
井上克也:試合をこなして勝っているし、しかも一本勝ちが多いので、凄く極めが強い選手だと思うので、この先もこういう選手とやることが多々あると思うので、いい勉強になるかと思って期待しています。

先ほどサッカーボールキックという言葉が出てきましたが、何故そのように拘りがあるのでしょうか?
井上克也:やっぱり一番効くんじゃないかなっていう…。見た目的にもそういう大技みたいな感じで決められたらなっていう感じですね。

試合ではKOを狙っていく?
井上克也:一本を取るのは不可能に近いと思うので、KOで頑張ります。

今KOを狙いにいくという宣言がありましたが、それを受けていかがでしょうか?
ファブリシオ・ナシメント:彼が頑張れば、相当頑張らないとそれはできないと思います。というのは、自分は遊びに来たのではないので、彼は苦労すると思います。

逆に、どのような試合を狙っていきますか?
ファブリシオ・ナシメント:それは秘密です。ここでいうことではありません。ただ、練習を重ねてきたので、その内容と自分の持っているものを出し切り、リングの上でできることをやりたいと思います。