大会前interview
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第5試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
高田谷悟
(格闘技吉田道場)
高田谷悟 vs 枝折優士
枝折優士/初参戦
(TEAM VAMOS)
7/27(金)後楽園ホール大会ネオブラッド・トーナメント決勝戦でヨシロックT(和術慧舟會A-3)と対戦し、テイクダウンをされてもパンチを浴びせられても、決して諦めず立ち向かい、精神面の強さを見せた高田谷。
一方、総合・柔術・合気道と様々なバックボーンを持ち、2004年プロ修斗ミドル級新人王に輝いた枝折がパンクラスに初参戦!
前回の敗戦を胸に、地元・大阪でオールラウンダー高田谷の本領発揮となるのか?それとも、優勝経験豊富な枝折が、長年培ってきた技術を生かしパンクラス初戦を勝利で飾るのか?
様々なバックボーンを持つ両者がぶつかり合う注目の一戦!
パンクラス初参戦ですが、今のお気持ちは?
枝折優士:初めてリングに上がらせてもらうので、いいパフォーマンスが出来るように心掛けます。

パンクラスで試合する事に対しての周りの反応はどうですか?
枝折優士:パンクラスはメジャーな団体なんで、試合を観に来てくれる人も多いですね。

地元(山口県)からも、応援に来るんですか?
枝折優士:地元からはそんなに来ないですね。自分は関西で合気道をやってるんですけど、そこの人達がみんな観に来るみたいです。

合気道と言っていましたが、枝折選手の格闘技歴を教えて頂けますか?
枝折優士:合気道と修斗ですね。合気道が3段で、修斗では2004年ミドル級新人王になりました。

合気道を始めたきっかけは何ですか?
枝折優士:大学で寮に入ってたんですけど、その寮の先輩が合気道をやってたんですよ。それで誘いを受けてやり始めました。

元々興味はあったんですか?
枝折優士:高校の時にグレイシーが流行ってたんで、格闘技に興味を持ったんですよ。それで大学に行ったら、合気道があってやってみようかなと思ったくらいです(笑)

合気道は総合の試合をする上で、役立っていますか?
枝折優士:リングの上では、合気道の技を出した事が1回しかないんですね。合気道自体の技がちょっと難しいので、中々総合のリングでは出せないんです。でも自分のバックボーンが合気道なんで、今回の試合で技が一つでも使えたらいいかなと思いますね。

所属のTEAM BAMOSは枝折さんが作ったチームなんですか?
枝折優士:そうですね。2年前くらいに作りました。

ポルトガル語だと伺ったのですが、理由はあるんですか?
枝折優士:大学で国際文化のブラジル学科を専攻していて、3年の時にブラジルに1ヶ月行ってたんですね。それで日本と同じ流派の合気道がブラジルにもあって、時間が空いてる時は通ってたんですよ。その時にみんが「VAMOS!VAMOS!」って言ってたんです。「みんなで行こう!」って意味なんですけど。それがずっと耳に残っていたんで、それをチーム名にしました。

なぜ自分のチームを作ったんですか?
枝折優士:自分のジムを持ちたかったっていうのがあって、趣味程度で始めました。

対戦相手の高田谷選手の話になりますが、どういう印象をお持ちですか?
枝折優士:回転の速い打撃とレスリングで攻めてくる選手だと思います。特にレスリングが強いと思いますね。

ネオブラ決勝戦はご覧になりましたか?
枝折優士:はい。ヨシロック(T)選手とやりたいと思いましたね(笑)

高田谷選手が「何も出来なくて情けない試合だった」と言っていました。
枝折優士:レスリングの選手があの形でずっと攻められるのは・・・引き込むとかはあまりしない選手だと思うんで、あそこで引き込めたら展開は変わったんじゃないかなって思いました。

今回の試合では、自分のどこをPRしたいですか?
枝折優士:その場その場で動くほうなんで、あまり作戦はたてないですね。合気道の技が出るとしたら、本当に一瞬だと思うんで、考えながら出す事はないんですよ。だからリングから目を放さないでほしいです。

勝ち方の理想はありますか?
枝折優士:やっぱり極めて勝ちたいっていうのがありますね。自分は打撃がそこまで得意ではないので(笑)

一本とる自信はありますか?
枝折優士:それはありますね。寝技は1番時間かけて練習してるんで。

今後の目標はどこに置いていますか?
枝折優士:高田谷選手に勝てたら、ヨシロック選手と闘いたいです。あとCAGE FORCEからも話を頂いているので、そっちにも力を入れていきたいですね。

特に主戦場は決めずに闘っていくと?
枝折優士:そうですね。出れる所は全部上がって行きたいと思ってます。

最後に試合を観に来るお客さんにメッセージをお願いします。
枝折優士:年齢も年齢だし、若い選手に比べたらリングに上がる回数も格段と少ないと思います。なので一試合一試合しっかり輝けるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。