大会前interview
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第2試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
和田拓也
(SKアブソリュート)
和田拓也 vs 梁正基 梁正基
(スタンド)
ウェルター級ランキング戦線に名乗りを上げるべくぶつかり合う、注目の一戦!
現在のコンディションは?
梁正基:バッチリですね、ケガもしてないんで。

前回の本田朝樹戦を振り返ってみていかがですか?
梁正基:自分にとって一番足りない物がわかった試合でした。下手に僕がグラウンドで行っても、ああいうしょっぱい試合になるんで。やっぱり僕は立ってスタンドで勝負する選手だと自覚出来た試合だと思いますね。

梁選手にとって足りない物というのは、グラウンドでのテクニックだと?
梁正基:そうですね。あとはスタミナですね。2ラウンドにはスタミナが切れてしまったので・・・あの試合はすごくいい経験になりました。

練習は今どちらでされてるんですか?
梁正基:主にGRABAKAさんに出稽古に行かせてもらってますね。スパーリング形式でGRABAKAの選手の皆さんと練習しています。

それは先程梁選手が言っていた、一番足りない物であるグラウンドの強化の為に行き始めたんですか?
梁正基:いや、2年前からずっとお世話になってるんですよ。でもあんまりグラウンド強くならないんです・・・(笑)

ウェルター級に落として2戦目となりますが、落とした理由は?
梁正基:今までミドル級だったんですけど、結構無理して80キロ台を維持してる部分があったんですよ。練習したらすぐ77キロとかに下がっちゃうし。だから無理して食べて大きくするよりも、2,3キロ落として闘ったほうがラクかなぁっていう単純な考えです(笑)

実際ウェルター級で闘ってみて、どちらのほうが闘いやすかったですか?
梁正基:まだ1戦しかしてないので分からないですけど、自分としては今の体重のほうがベストだと思うんで、今後もウェルター級でやって行きたいなと思ってます。

梁選手の今までの対戦相手を見ると、強豪ぞろいですが、振り返ってみていかがですか?
梁正基:本当ですよね(笑)僕としては三崎(和雄)選手とやった試合が、完全燃焼出来た試合です。それと竹内(出)選手との試合は、肩が外れてドクターストップで終わっちゃって、相手に対して失礼だったのでもう一度やりたいんですけど、階級違うんですよね(笑)あと本田(朝樹)選手と再戦して白黒はっきりつけたいですね。

対戦相手の和田拓也選手の印象は?
梁正基:強いと思います。隙がないですし。だから逆に楽しみですよね。今までは試合前「面倒くせぇなぁ」とか思ってたんですけど(笑)今回はあれだけ強い選手ですし、今自分がどこまで出来るのかなっていうのもありますし。だから今回は恐さ半分・楽しみ半分っていう感じですね。それに和田選手は昔からパンクラスで試合していて、僕の中ですごく印象に残ってる選手なんですよ。今回の試合は心が折れたら負けだと思ってます。

和田選手の強さというのは、具体的にどういう部分だと思いますか?
梁正基:全般的に強いと思うんですけど、タックルとか倒されてからの攻防が強いと思いますね。

10月の和田選手の試合はご覧になりましたか?
梁正基:その大会にうちの山澤(勇紀)が出たんで会場には行ったんですけど、ちょっと用事があったんで途中で帰っちゃったんですよ。その時は和田選手とやるって決まってなかったし。一応山澤に「和田選手辺りの試合見といてくれ」って言ったんですけど、当の本人である山澤も見てなかったみたいで「無茶苦茶だな、お前」っていう(笑)見ておけばちょっとした感覚は掴めたのになぁって思いましたね。でも基本的に相手の試合とか見ないんですよ。

試合前に研究はされないんですね。
梁正基:全然しないですね。見ただけで緊張しちゃうんで(笑)

今回はどのような試合をしたいですか?
梁正基:自分は今まで相手を待ったり、見たりする癖があったんですけど、それじゃ自分も試合が終わった後納得出来ないし、試合自体つまらなくなるんで。だから今回は自分のスタミナが持つ範囲でどんどん攻めていきたいと思いますね。

ではアグレッシブな試合展開になると?
梁正基:そうですね。プロとしてアグレッシブにいかないとダメだと思ってます。

今後の目標は?
梁正基:とりあえず今度の和田選手との試合で勝ってからですね。

最後に和田選手に向けてメッセージをお願いします。
梁正基:熱い闘いをしましょう!