update:11.13
PANCRASE 2007 RISING TOUR 11.28 後楽園ホール
SKアブソリュート公開練習

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メインイベント ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3ラウンド
第6代王者
中西裕一
(フリー)
中西裕一 vs 竹内出 ランキング1位
竹内出
(SKアブソリュート)
長年パンクラスミドル級で活躍してきた両雄による、頂点を賭けた至極の闘いが始まる。
第2試合 ウェルター級戦 5分2ラウンド
和田拓也
(SKアブソリュート)
和田拓也 vs 梁正基 梁正基
(スタンド)
ウェルター級ランキング戦線に名乗りを上げるべくぶつかり合う、注目の一戦!
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2人にお聞きしたいんですが、体調と仕上がり具合を教えて下さい。
竹内出:ケガもなくいつも通りやってますね。今は詰めてやってるんで疲れてますけど、これから調整に入って当日はいいコンディションで上がれると思います。
和田拓也:普通に絶好調なんですけど、あと2週間あるんでもうちょっと良くなると思うんで、当日には1番いい状態で上がりたいと思います。

竹内選手、この間調印式がありましたが、改めて4度目の挑戦という部分での心境を聞かせて下さい。
竹内出:調印式でも言いましたけど、パンクラスのミドル級に挑戦するのはこれが最後のつもりで練習してます。

昨年のタイトルマッチでは竹内選手にかなり注目が集まっていましたが、今あの試合を振り返ってみていかがですか?
竹内出:試合なんで勝ち負けはやってみないとわからないんで。もちろん勝つつもりでリングに上がりましたけど、ああいう結果になってしまって僕が勝つだろうと思って応援してくれてた皆さんに申し訳ないですね。

闘ってみて中西選手はどのような選手でしたか?
竹内出:トータルでバランスのいい選手だと思いましたね。誰とやっても接戦が多い選手じゃないですか。だから簡単に勝てるとは思ってなかったですね。

前回の敗因を踏まえて、どのような練習をしてるんですか?
竹内出:今回は全体的なレベルアップを考えて練習してます。どう闘うかっていうのももちろんですけど、体のパワーアップとスタミナアップに重点を置いてますね。

今回のキーポイントは何だと思いますか?
竹内出:流血しない事ですね。

ミドル級はこれが最後のつもりで闘うという事ですが、もし敗れる事があるのであれば階級を下げるか上げるかするという事ですか?
竹内出:敗れるつもりでリングに上がらないので考えてません。ただ普通に考えて、4回もチャンスがもらえる事はないだろうという部分での発言ですね。

和田選手、10月のキム・ヒュンクワン戦を振り返ってみていかがですか?
和田拓也:途中で終わっちゃったんでちょっと残念な部分がありましたね。相手も勢いづいてきた所だったんで、あのままいったら面白くなったと思うんですけどしょうがないですね。

対戦相手の梁選手の印象を聞かせて下さい。
和田拓也:リーチがあって強い打撃を持ってるっていう印象ですね。あとは簡単には倒れないっていう印象を持ってます。

今日サンボ着を着ての公開練習となりましたが、その辺は梁戦でのキーワードになったりするんでしょうか?
和田拓也:そうですね・・・まぁサンビストなんでサンボ着を着たかっただけなんですけど(笑)

パンクラスマットでは3連勝で、そろそろランキング戦線・タイトル戦線にという気持ちがあると思うんですが。
和田拓也:あんまり連勝とかは気にしないで、次の一戦をしっかり勝つという事だけを考えてます。

松本総帥、今回の試合の展望は?
松本天心総帥:タイトルマッチでは竹内が最後の決戦を見せてくれると思います。今年は格闘技界全体が激動の一年だったじゃないですか。その中でパンクラスは、長い間軸がぶれずに地道に格闘技をやってきたと思うんですよ。僕らも10年20年格闘技をやってきた訳ですけど、その激動の年を竹内が最後タイトルを取って、来年のパンクラス15周年を迎えたいなと。それが悲願なんで、今回は何が何でも噛み付いてでもベルトを取りたいですね。

過去3回のタイトルマッチでずっとセコンドについてますよね?苦楽を共にした分、松本総帥がこのタイトルマッチにかける思いも大きいと思いますが。
松本天心総帥:もちろん。パンクラスに僕らが参戦し始めた頃から竹内がベルトを取るっていうのは夢でした。竹内が参戦し始めた頃っていうのはシューターだったって事で、パンクラス・修斗って感じで煽られたんですよね。ミドル級はネイサン・マーコート、GRABAKAっていう強豪がいて、その中で竹内が作ってきた階級だと思うんですよね。でも狙い続けてもどうしても取れなかったベルトじゃないですか。それで最後にもう1回チャンスをもらったという事で、今回は絶対に取りたいですね。僕らにとってあの大きなベルトは輝きがある物なんで。