大会前interview
■ 第3試合 フェザー級戦 5分2ラウンド | ||||
ランキング2位 志田幹 (パンクラスP'sLAB東京) |
vs |
ジャミール“ザ・サージェント”マスー (フリースタイル・アカデミー) | ||
P's LABのトータルファイター・志田が、念願のタイトルマッチに挑む為にも負けられない一戦! |
: 前回の試合を振り返ってみていかがですか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:私は試合をするにあたって対戦相手のビデオを見るだけではなく、自分の最近の試合も見直して自分の長所と短所を確認しています。
5月のDJ.taiki戦は格闘家として様々な事を学びました。 まず、パンクラスのレベルの高さ。それと初めて日本に訪れた為、時差ボケなどの影響で毎日2時間ほどの睡眠しかとれず、調整方法の難しさを感じました。あとはパンクラスで試合が出来るという事での緊張で、あまり試合に集中できませんでした。
DJ選手は危険な打撃と上手い試合運びで知られています。彼はアメリカでは145パウンド以下で、世界のトップ10に入るファイターだと知られていました。その選手相手に何度かいい打撃を入れたりと良くやったと思います。しかし試合は上手くいかず彼の名前を世界に知らしめる事となりました。彼はとても手強く才能のある選手です。そして、彼は私に勝つべくして勝ちました。KO負けから1週間後にはキックボクシングなどの打撃練習を開始しました。
そして1ヶ月後、アメリカの大会に出場しミドルで相手をロープまでふっとばしてKO勝ちしましたし、打撃の特訓の成果を証明しました。今回の試合では、睡眠不足や時差ボケなど同じミスは繰り返しません。DJ戦で多くの事を学びましたし、志田選手には悪いですがDJ選手ともう一度戦うためにも今回は負けられません。
: 現在、コブラ会で練習されていると伺いましたが、どのような経緯でいつから練習されているのですか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:日本に住んで格闘技を学ぶ事が夢でした。昨年の8月にコブラ会の花澤選手、ストラッサー起一選手、鍵山選手がデイブ・ストラッサー主催の肘、サッカーボールキック、踏み付けなど何でもありの大会、フリースタイルコンバットレスリングに出場しました。
彼らはフリースタイル・アカデミーで練習を重ね、次第に私達は家族の一員のようになりました。マネージャーを通じてコブラ会で練習する機会を与えてもらったおかげで、私の夢が叶いました。先月よりコブラ会でトレーニングを始めて、レベルが上がりました。もちろん寝技のレベルはかなり伸びましたし、打撃もシャープになりました。全てにおいて成長しましたし、コブラ会で練習出来てとても幸せです。今は世界レベルになったと思いますし、誰とでも闘えます。日本に来た事が間違いではありませんでした。
: 日本の文化になれましたか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:最初の数週間は日本の風習に慣れず、カルチャーショックを受けていました。多くの日本人は素晴らしい英語を話しますが、最初のうちは言葉が理解できず苦しみましたね。また、ホームシックにもなりました。アメリカのホリデーシーズンは向こうに帰りたくもなりましたし。まだ全て日本語での会話は出来ませんが、日本の礼儀作法やコミュニケーションのとり方などは理解してきました。日本の文化は非常にユニークでアメリカとは全く異なります。僕は日本の文化が大好きですし、新しい文化に触れる事は素晴らしいですね。アメリカも日本の文化を取り入れればもっと良い国になると思います。日本の方々は自分達の文化にもっと自信を持つべきですね。
: 日本のジムとアメリカのジムの違いを教えて頂けますか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:日本とアメリカではトレーニング方法が全く違いますね。1番違う部分はトレーニング量と時間帯です。 アメリカでは朝起きて1時間くらい走り、週に3日ウェイト、毎日約3時間技術練習を行います。
しかし、日本では朝起きてランニングをして、週に2日ウェイト、毎日夜の7時から12時まで練習を行います!
全てのトレーニングは激しく、最後に行う補強は持久力と気持ちが鍛えられます。日本のトレーニングはとても激しく厳しいです。私はこのように技術練習を行った後に補強をするトレーニングは気に入っています。アメリカではテクニックを練習しながら体力をつけていくという練習方法ですが、私は日本の練習方法の方が好きですね。
また、コブラ会にはフリースタイル・アカデミーの3,4倍の練習パートナーがいるのがうれしいです。日本人のレベルは非常に高く、初心者レベルの人とスパーリングをしても学ぶものがあります。また、彼らはユニークなパフォーマンスも持っていますしね。コブラ会のようなタレントが豊富なところで練習出来る事は素晴らしい事です。
: 志田選手の印象をお聞かせください。
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:志田選手は非常にやっかいな選手ですね。イヴァン・メンジバー選手、前田(吉朗)選手、DJtaiki選手らと対戦していて、負けたとは言え志田選手がトップレベルの選手であることを証明しました。志田選手はパワーで相手を倒す選手ではなく、的確な打撃で相手を倒すので非常にやりづらい相手ですね。
: 今回の試合で何か作戦はありますか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:コブラ会で学んだことを試合で見せます。多くを話したくないのですが、志田選手がスタンドで勝負して来た場合は僕の力に驚き、グランド勝負をしてきた場合は僕のスピードとテクニックに驚くでしょう。いずれにせよ志田選手は私の凄さを体感するでしょう。
: 日本のファンにメッセージをください。
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:今回は試合順が早いですが、私の試合が今大会で一番面白い試合になるので是非見に来てください。この1戦がパンクラスのフェザー級の図式を変えることになるでしょう。
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:私は試合をするにあたって対戦相手のビデオを見るだけではなく、自分の最近の試合も見直して自分の長所と短所を確認しています。
5月のDJ.taiki戦は格闘家として様々な事を学びました。 まず、パンクラスのレベルの高さ。それと初めて日本に訪れた為、時差ボケなどの影響で毎日2時間ほどの睡眠しかとれず、調整方法の難しさを感じました。あとはパンクラスで試合が出来るという事での緊張で、あまり試合に集中できませんでした。
DJ選手は危険な打撃と上手い試合運びで知られています。彼はアメリカでは145パウンド以下で、世界のトップ10に入るファイターだと知られていました。その選手相手に何度かいい打撃を入れたりと良くやったと思います。しかし試合は上手くいかず彼の名前を世界に知らしめる事となりました。彼はとても手強く才能のある選手です。そして、彼は私に勝つべくして勝ちました。KO負けから1週間後にはキックボクシングなどの打撃練習を開始しました。
そして1ヶ月後、アメリカの大会に出場しミドルで相手をロープまでふっとばしてKO勝ちしましたし、打撃の特訓の成果を証明しました。今回の試合では、睡眠不足や時差ボケなど同じミスは繰り返しません。DJ戦で多くの事を学びましたし、志田選手には悪いですがDJ選手ともう一度戦うためにも今回は負けられません。
: 現在、コブラ会で練習されていると伺いましたが、どのような経緯でいつから練習されているのですか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:日本に住んで格闘技を学ぶ事が夢でした。昨年の8月にコブラ会の花澤選手、ストラッサー起一選手、鍵山選手がデイブ・ストラッサー主催の肘、サッカーボールキック、踏み付けなど何でもありの大会、フリースタイルコンバットレスリングに出場しました。
彼らはフリースタイル・アカデミーで練習を重ね、次第に私達は家族の一員のようになりました。マネージャーを通じてコブラ会で練習する機会を与えてもらったおかげで、私の夢が叶いました。先月よりコブラ会でトレーニングを始めて、レベルが上がりました。もちろん寝技のレベルはかなり伸びましたし、打撃もシャープになりました。全てにおいて成長しましたし、コブラ会で練習出来てとても幸せです。今は世界レベルになったと思いますし、誰とでも闘えます。日本に来た事が間違いではありませんでした。
: 日本の文化になれましたか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:最初の数週間は日本の風習に慣れず、カルチャーショックを受けていました。多くの日本人は素晴らしい英語を話しますが、最初のうちは言葉が理解できず苦しみましたね。また、ホームシックにもなりました。アメリカのホリデーシーズンは向こうに帰りたくもなりましたし。まだ全て日本語での会話は出来ませんが、日本の礼儀作法やコミュニケーションのとり方などは理解してきました。日本の文化は非常にユニークでアメリカとは全く異なります。僕は日本の文化が大好きですし、新しい文化に触れる事は素晴らしいですね。アメリカも日本の文化を取り入れればもっと良い国になると思います。日本の方々は自分達の文化にもっと自信を持つべきですね。
: 日本のジムとアメリカのジムの違いを教えて頂けますか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:日本とアメリカではトレーニング方法が全く違いますね。1番違う部分はトレーニング量と時間帯です。 アメリカでは朝起きて1時間くらい走り、週に3日ウェイト、毎日約3時間技術練習を行います。
しかし、日本では朝起きてランニングをして、週に2日ウェイト、毎日夜の7時から12時まで練習を行います!
全てのトレーニングは激しく、最後に行う補強は持久力と気持ちが鍛えられます。日本のトレーニングはとても激しく厳しいです。私はこのように技術練習を行った後に補強をするトレーニングは気に入っています。アメリカではテクニックを練習しながら体力をつけていくという練習方法ですが、私は日本の練習方法の方が好きですね。
また、コブラ会にはフリースタイル・アカデミーの3,4倍の練習パートナーがいるのがうれしいです。日本人のレベルは非常に高く、初心者レベルの人とスパーリングをしても学ぶものがあります。また、彼らはユニークなパフォーマンスも持っていますしね。コブラ会のようなタレントが豊富なところで練習出来る事は素晴らしい事です。
: 志田選手の印象をお聞かせください。
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:志田選手は非常にやっかいな選手ですね。イヴァン・メンジバー選手、前田(吉朗)選手、DJtaiki選手らと対戦していて、負けたとは言え志田選手がトップレベルの選手であることを証明しました。志田選手はパワーで相手を倒す選手ではなく、的確な打撃で相手を倒すので非常にやりづらい相手ですね。
: 今回の試合で何か作戦はありますか?
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:コブラ会で学んだことを試合で見せます。多くを話したくないのですが、志田選手がスタンドで勝負して来た場合は僕の力に驚き、グランド勝負をしてきた場合は僕のスピードとテクニックに驚くでしょう。いずれにせよ志田選手は私の凄さを体感するでしょう。
: 日本のファンにメッセージをください。
■ ジャミール“ザ・サージェント”マスー:今回は試合順が早いですが、私の試合が今大会で一番面白い試合になるので是非見に来てください。この1戦がパンクラスのフェザー級の図式を変えることになるでしょう。