update:11.07
PANCRASE 2007 RISING TOUR 12.22ディファ有明
川村亮 vs KEI 山宮戦決定記者会見

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ライトヘビー級戦 5分3ラウンド
ランキング2位
川村亮
(パンクラスism)
川村亮 vs KEI 山宮 初代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト
KEI 山宮
(GRABAKA)
初代ライトヘビー級王者・山宮の帰還、それをパンクラス次世代のエース・川村が迎え撃つ。
ism vs GRABAKA、約4年間の歳月を経て、再び闘いの火蓋が切って落とされる!
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坂本靖:皆さん、お配りしてあるリリースを改めて発表させていただきます。まずライト級5分3R、アライケンジ(パンクラスism)対カク・サジン(チーム・タックル/ライト級5位)。そして、今日こちらに2名きていただいていまして、私も非常に11月も楽しみなんですけど、この試合も楽しみです。ism主催興行ならではのカードではないかと思います。川村亮(パンクラスism/ライトヘビー級2位)対KEI山宮(GRABAKA/初代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト)。5分3Rで行います。

川村亮:僕は誰とでも戦う準備は出来ています。今は目の前にいるKEI山宮選手を倒すだけです。以上です。

KEI山宮:久しぶりのパンクラスなんですけど、自分が全く知らない、触ったこともないパンクラスの選手、パンクラスの今現在のエースと言われる選手と戦えることを非常に楽しみにしています。楽しみにしてください。

両選手、それぞれの印象をどのように感じましたか?
川村亮:印象…と言われましても、まあ、僕がやっているライトヘビー級の初代キング・オブ・パンクラシストですので、深いところはわからないですけど、僕の力も出し切れると思う相手だと思いますので、楽しみです。
KEI山宮:印象は、え〜…9月の後楽園ホールの試合を拝見させていただきましたが、今最近色んな関係者の方、記者の方の話を聞いても、誰に聞いても「パンクラスは川村」と言うことを聞くんですけど、それが非常によくわかる試合でした。

川村選手、山宮選手がパンクラスに上がっていた頃、それ以外でもいいんですけど、試合は御覧になりましたか?
川村亮:もちろん、試合は拝見させていただいております。

どういう風に見ていらっしゃいますか?
川村亮:映像なり、生で見たり。

ファイトスタイルや、戦った試合で印象に残っている試合などについては?
川村亮:前、去年のism興行でニルソン・デ・カストロ選手と戦いましたけど、山宮さんもカストロ選手と戦っていて、その映像を多く見ましたね。

打ち合いになるイメージがありますが、どういった試合になりそうですか?
川村亮:どういった試合って、ここで何を言っても伝わらないと思いますので、12月22日、ディファ有明のリングで見せますので、是非皆さんに見ていただきたいと思います。

元ismの選手であり、今GRABAKAの選手ですけど、昔興行でism対GRABAKAはやりましたけど、それに対して何かありますか?
川村亮:昔ismとGRABAKAの対抗戦のときは僕はいませんでしたので、全くそれとは異なってくると思います。僕は誰とでも戦う準備は出来ていますので、もちろんGRABAKAの選手でも戦う準備が出来ていますので、そういう考えですね。

山宮選手、今回は古巣に言わば完全なアウェイのような形で参戦になりますが。
KEI山宮:話は逸れるんですけど、自分がパンクラスに入ったときは大学生だったんですけど、そのとき旗揚げの時に『ハイブリッド・レスリング』の謳い文句で、柔道家の投げが素晴らしいなら取り入れようとか、キックやボクサーのパンチが素晴らしいなら教えを請おうとか、そういうものがハイブリッド・レスリングだというコメントがありまして、それが自分の中で凄い好きな言葉だったんですけど、自分なりに色々修行の旅に出て、今回帰ってきたと言ってはアレですけど、それを試すために参戦させていただくので、帰ってきたって言い方はアレですけど、自分なりに色んなものをハイブリッドしてきましたので、それが何だったのか、今現在のエースに試してみたいと思っています。

山宮選手はリングネームを今回から「KEI山宮」と変えましたが、その理由は?
KEI山宮:これは深い意味はないんですけど、自分と縁のある人間が最近改名しましたので、自分もあやかってみました。

それは誰ですか?
KEI山宮:まあ、人食いの方とか、マンがついた方。

山宮選手、今回の川村選手との試合を最終的に決められた決め手はなんでしょうか?
KEI山宮:最近違うルールでの試合をやらせていただいたんですけど、その中でまた総合をやりたいと言う気持ちがありまして、9月の後楽園ホールを生で見たのが決め手です。

総合をまたやりたいというのはなぜ?
KEI山宮:なぜと聞かれても困るんですけど、やるなら強いヤツとっていうのもありますし、今現在自分の体重、ウェイトを考えてもっとも適しているリングはここですし、そしてパンクラスを一度離れた時に唯一の心残りはパンクラスismの選手とは結局一度も戦うことなく終わってしまったので、そういった意味で。僕と入れ違いなので面識はないんですが、間違いなく今一番光っている選手なので今回総合をやるに当たってパンクラスを選ばせていただきました。

山宮選手が復帰して、川村選手との試合の後は定期的な参戦や、ベルトを狙うのでしょうか?
KEI山宮:今現在このクラスでランキングがあって、タイトルがあるのはパンクラスだけなので、もちろんこの試合をクリアーしたら、近藤有己への挑戦を表明するつもりですし、もしも川村選手が自分に勝った場合は、やっぱりエースとか、外にこれから出る機会もあると思いますし、そのときいくらエースであると言っても、パンクラスを見たことない人には全くわからないので、ベルトがないと相手にしてくれないので、川村選手が勝った場合は、彼がチャンピオンに挑戦表明すればいいと思います。

その言葉を受けて川村選手は?
川村亮:ま、考えられないです。とりあえず、12月の試合しか頭にないので。もう、次を考えるんじゃなくって、僕は次の試合。その試合を、やるために、お客さんにいっぱい観に来てもらって、その試合に全力をかけます。
坂本靖:今の、ちょっといいですか。それで言うと、そもそも、GRABAKAの代表の菊田選手が出てくるべきです。以前、「近藤選手と自分がやりたい」と言って、自分の怪我で横浜文体で対戦がなくなっていますから。ま、GRABAKAの代表として彼が出てくるべきですね。もし山宮選手が負けたら、GRABAKAの代表として、敵をとりに出てくるべきではないですかね。どうですか?
KEI山宮:…伝えておきます。
坂本靖:「強くなるために、GRABAKAに行く」と言った山宮選手ですから、どれだけ強くなっているか、非常に楽しみですね。

川村選手、ismの元先輩という意識はどれくらい川村選手の中にあるのでしょうか?
川村亮:もちろん格闘歴の長い先輩ですし、まあ、自分が入門した頃にはismにはおられなかったですけど、山宮選手が離れたism、そして僕が入ってきた。その間っていうのは山宮選手はわからないはずですから。そこの、山宮選手がismから離れたとき、僕が入ってきて、今まで。その違いを見せます。ismとはこういうもの、パンクラスismとはこういうものだ、というのを見せます。

ちなみに、この山宮選手との対戦について、他のismの選手はどのようにいっていましたか?
川村亮:ま、「倒せ」「殺れ」と。そういうことです。