■日時:12月11日(火)13:52〜
■場所:GRABAKAジム
■参加選手:KEI山宮(GRABAKA)
update:12.11
PANCRASE 2007 RISING TOUR 12.22ディファ有明
KEI山宮選手公開練習
PANCRASE 2007 RISING TOUR 12.22ディファ有明
KEI山宮選手公開練習
■ ライトヘビー級戦 5分3ラウンド | ||||
ランキング2位 川村亮 (パンクラスism) |
vs |
初代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシスト KEI 山宮 (GRABAKA) | ||
初代ライトヘビー級王者・山宮の帰還、それをパンクラス次世代のエース・川村が迎え撃つ。 ism vs GRABAKA、約4年間の歳月を経て、再び闘いの火蓋が切って落とされる! |
: 今日の公開練習の開始時間、13時52分からというのは何か意味があるのでしょうか?
■ KEI山宮:これから練習があるので、2時前に公開練習を終わらせたかったので。
: 8分間で終わらせようということでしょうか?
■ KEI山宮:3分間、練習を公開して、あとは5分喋って終わりというつもりです。
: その公開練習の最後にドロップキックを見せていましたが?
■ KEI山宮:そうですね。パンクラスの公開練習の様子をたまにネットで見ていると、皆さん、コスプレとか色々やってらっしゃるので。今回は久しぶりのパンクラス参戦で、しかもメインで川村選手とやらせてもらえるということで、自分なりに敬意を表してミット打ちをやるはずだったんですが、最後にちょっと我慢できなくなりました(笑)。
: そのドロップキックに秘められたメッセージは?
■ KEI山宮:飛ぶぞっていうことですかね。
: パンクラスismの選手と戦うのが初めてということで注目が集まっているのですが、どう感じていますか?
■ KEI山宮:もともとパンクラスに所属していてGRABAKAに移籍したのですが、その理由というのがパンクラスで活躍するための実力をつけたいということでした。そのときに、いつかパンクラスismの選手と戦うだろうと思っており、今回、こういった形で戦うことになりました。パンクラスismの選手と試合をしておかなければ、引退したときに絶対に後悔するだろうと思って、タイミングを見計らっていたのですが、それがたまたま今回だったという風に思っております。
: その相手がパンクラスismの次世代のエースと言われている川村亮選手ですが?
■ KEI山宮:非常に光栄ですね。やるのであれば川村選手と思っていたので。自分の希望が通った形で、ありがたいです。
: 形の上ではパンクラスismの先輩、後輩ということになりますが、胸を貸すつもりというのは?
■ KEI山宮:まったくないですね。自分が2回戦っても勝てなかったニルソン・デ・カストロ選手に引き分けていますから。自分が挑むという立場だと思っています。
: GRABAKAとパンクラスismの対抗戦という図式も見えるのですが?
■ KEI山宮:図式はないと思いますね。GRABAKAの選手はそれぞれ色々なところで戦っていますし、かつてのように軍団として参戦していた時代とは違いますので。今回は一個人として、もともとパンクラスにいた自分が現パンクラスの選手に挑戦させていただくという形です。
: ライトヘビー級には先輩の近藤有己選手もいますし、記者会見の場でも坂本常務の口から菊田早苗選手の名前が出たりといったことがありましたが、そうした煽りに惑わされるということは?
■ KEI山宮:記者会見のときはリップサービスの意味も多少こめて、勝てば近藤選手に挑戦ということも言いましたが、それ以上に今回の川村選手のほうが自分としては強大な敵だと思っています。
: 川村選手をどんな選手だと評価していますか ?
■ KEI山宮:色んな状況や自分の背景を考えて、過去最大の強敵だと思っています。
: その強敵とどう戦いますか?
■ KEI山宮:戦略はもちろん考えていますが、その戦略でくくれるような相手ではないと思っています。
: それは試合をしながら、戦い方を変えていくということですか?
■ KEI山宮:戦いながら変えていく部分もありますし、ある程度決めていかなきゃいけない部分もあります。中途半端に戦うと、あの勢いはハンパじゃないんで、竜巻の中に飛び込むようなものなので、渦巻きと竜巻がぶつかるような戦いをやろうと思っています。
: かわすのではなく、真っ向から?
■ KEI山宮:逃げたら、追っかけられて巻き込まれるので。
: 今後はパンクラスを主戦場に?
■ KEI山宮:いや、それはこの試合が終わらないとわからないですね。それを決めるのは僕じゃないので。この試合が終わらないと何も分からないですね。
: 最近も絶倫ですか?
■ KEI山宮:そうですね(笑)。これは年とともに衰えるものじゃないですね。
: この試合のカギになるものは?
■ KEI山宮:試合展開のことは、やるしかないので言ってもしょうがないんですけど、会場の状況に飲まれないようにすることですかね。全員、敵だと思ってますから。
: そのアウェー感を克服することがカギ?
■ KEI山宮:克服はしないと思うんですけども。
: だとしたら、この試合は山宮選手にとってどんな試合ですか?
■ KEI山宮:10年ちょっとやっていますが、色んな状況を考えると最大の試合だと思っています。川村君にしてみれば、まだ若いし、これから色んな修羅場をくぐりぬけていく中のひとつの試合だと思いますが。自分にしてみたらホントに大きな試合だと思います。終わったときにどんな結果が出ても悔いのない戦いをしたいです。
: 新しいファンも昔のファンも見ると思います。
■ KEI山宮:どちらのファンも見てよかったと思える試合になればいいと思っています。