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第4試合 ライト級戦 5分3ラウンド
ランキング7位
×アライケンジ
(パンクラスism)
アライケンジ vs 小路伸亮 小路伸亮
(KRAZY BEE)
3R 5:00、判定/0-3
判定:梅木良則(28-30)大藪吉郁(28-30)岡本浩稔(28-30)
■ アライケンジ(70.1kg) セコンド:高橋和生、北岡悟
■ 小路伸亮(70.2kg) セコンド:
レフェリー:和田良覚
おめでとうございます。
小路伸亮:ありがとうございます。

試合を終えての率直な感想をお願いします。
小路伸亮:疲れました(笑)。疲れたッスね。1Rの…どうだろうな、チャンスは何度かあったんですけど。3回くらい。攻め込めそうなチャンスが。そこを見逃したのが今度の課題ですね。バテちゃって。貰い過ぎなんですよね。効いてはないんですけど、やっぱり足にくる。貰い過ぎると。後半ガードが下がるし。今回結構考えてガードを意識してやっていったんですけど、後半集中力が欠けてくるとガードが下がって膝貰ったりとか大きいの貰い過ぎですね。課題ですね。課題ができて、だから練習も課題持ってアライ選手ってことで前にインタビューでも言ったんですけど、毎回毎回行き当たりばったりの戦い方で、リングに上がって考えるって。でも今回ちょっと、前回引き分けたんですごい悔しくて、負けよりも悔しくて、それで課題持って練習をやれと。それがいいところ、際のところを取れたんですよね。ポイントポイントが。そこがもっと詰めていけば簡単に取れると。課題を持ってよかったですね。反省も出てきたし。はい。

際で取れたって言うのは?
小路伸亮:際…ロープ際とか、疲れたときにもう一個取れるけど、取っておかないとっていうところ。逃したところもあったんですけど、でもすげぇ疲れているけど取れたところもあって。アライ選手はやっぱりタフですね。俺も気持ちは他のヤツには負けないってあったんですけど、アライ選手はパンクラスでベテラン選手ってこともあるし、場数も踏んでいるし。ちょっとタフなっていうか、疲れた試合でした。

体力勝ちできた部分もあったんじゃないですか?
小路伸亮:そうですね。今回体重落とすのも考えながら落としていったんで。前回はサウナ、サウナで楽して落としていったんですけど、やっぱりちょっと…喧嘩じゃないんで、っていう。トップアスリートとして(笑)。食べ物とかに気を遣いながら、もっともっと体をもっともっと仕上ていきたいですね。ライト級に上がった直後の試合よりも全然動けていると思うし。後半ちょっとバテもあるんですけど、その辺ちょっともっともっと練習していって体に気を配っていけば楽になると思うんで。力の抜き方がまだわかってないですね。全部、打撃もテイクダウンも力入れっぱなしで。その辺ちょっと息抜くところも…息抜くっていうか、楽するんじゃなくって、攻めているけど、いいポジションで休憩できるところとか練習していきたいですね。全部がフルパワーだから。もたないですよね(笑)。でも今日試合して、気持ちいいですね。お互いスッキリして。本当に。アライ選手と正面から男同士正々堂々とぶつかり合えたっていうのはすごい気持ちいいですね。よかった、本当に。

この凌ぎ合いを取れたっていうのは今後に…。
小路伸亮:そうですね。自信にもなるし、経験にもなっていくと思うんで。やっぱり白星っていうか、黒だったら評価されないし。その辺、タフな試合で白星つけれたっていうのは自信になりますね。バテても勝てるっていう。でも、課題も見えたんで。もう帰ってからでも練習したいですね。ハハハ(笑)。総合格闘技ハマっていますね。

その辺お互い讃え合えて。
小路伸亮:前に一回渋谷で飲んで…一緒に飲んだんじゃないですけど、飲んでいるところや遊んでいるところで一緒に会ったりして。1、2回くらい面識があって。渡部謙吾先輩と一緒にいるじゃないですか。それで、全然知らない選手じゃないから…だから昨日もすごい気まずかったですよ。いつももう計量のときとかお互い、俺もピリピリしているんですけど、向こうから握手してきたから、なんか"漢"だなって俺も握手して。スッキリしたですね。逆に。一緒にもしできれば、練習会じゃないけど、試合もまた入るかもしれないですけど、それまでお互いライト級の、日本のレベルを上げていきたいですけどね。まだまだなんですけど、自分なんて。もっともっと、お互い。良いところ、悪いところ…お互い伸ばしていきたいですね。すごいいい選手でした。熱い"漢"でしたね。一緒の年ですよね。確か。54年。気持ちよかったですね。最高!