： 試合中に選手が喋る行為というのは反則ではないんですか?
■ 坂本靖常務：花井選手のあの行為は反則ととられてもしょうがないですよね。ギブアップ行為としてもとれるじゃないですか、ある意味。

： 試合後に花井選手が「二度とやらない」と叫んでいたみたいですが。
■ 坂本靖常務：前の竹内出×金原弘光戦もそうですが、結局「プロの試合って何?」という部分だと思うんですよ。勝つ事がプロなのか、お客さんを沸かせる事がプロなのか。セミファイナルまでKOや一本が多かったんで、余計目立ってしまったのかなって思いました。

： 今回の大会全体を見て、どう思いましたか?
■ 坂本靖常務：初めてのアゼリア大正ホール大会だったんですけど、小ぶりの会場はすごく格闘技向きだなと思いました。試合中の選手の息づかいだったり飛び散る汗が、観戦しているお客さんみんなに届いていたと思います。試合もいい試合が多く、初めてのアゼリア大正ホール大会という部分で言えば、大成功だったのではないでしょうか。

： この大会に点数をつけるとしたら何点くらいでしょう?
■ 坂本靖常務：80点くらいじゃないですか。本当にいい大会になったと思います。

： ベストバウトは?
■ 坂本靖常務：どれも味があっていい試合ばかりだったんで、決められないですね。

： パンクラスismの鳥生選手が初めて一本勝ちを収めましたが、その事に関しては?
■ 坂本靖常務：ismの選手が外のリングで試合した事が、すごく刺激になったと話していました。本人も「変わらなきゃ」という気持ちがすごくあって、それが表れた試合でしたね。