■ 坂本靖常務取締役:本日はお集り頂き、ありがとうございます。まずは両選手の紹介から入らせて頂きます。
ランキング3位の大石選手ですが、約1年間負けなしです。前回の試合は皆さんもご存知の通りチャンピオンの昇侍選手から1ポイントをとり、あわやという試合をしてくれました。対する小路選手も、約1年間負けなしです。小路選手は5戦していて、最近の2試合は大石選手と同じism所属の伊藤(崇文)選手とアライ(ケンジ)選手を破っているという、“ismキラー”ぶりを発揮しています。先日KRAZY BEEさんのHPでも発表されていましたが、己の実力だけで勝負したいという事で今回からフリーとして参戦します。両者レスリングベースで打撃を駆使して戦うというスタイルですので、今日の気温以上に熱いタイトルマッチが当日展開されるだろうという事を期待しています。
■ 小路伸亮:こんにちは、皆さんお疲れ様です。今回のライト級タイトルマッチで、パンクラスを代表する大石選手と戦えるという事はすごく名誉な事なので、しっかりベルトを取れるように毎日いい練習をしながら頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いします。
■ 大石幸史:今のライト級の中で小路選手は一番勢いがあってフィジカルも強いので、一番厄介な選手だなと思います。それに負けないように、あと一ヶ月しっかり調整していい試合をしたいと思っています。
update:7.25
PANCRASE 2008 SHINING TOUR 8.27後楽園ホール大会
ライト級調印式
PANCRASE 2008 SHINING TOUR 8.27後楽園ホール大会
ライト級調印式
■ 第2代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド | ||||
ランキング3位 大石幸史 (パンクラスism) |
vs |
ランキング5位 小路伸亮 (フリー) | ||
4月の初代王者・昇侍との一戦では、判定1-0でポイントを奪った大石と、現在4連勝中の“ismキラー"小路による頂上決戦。王者の称号を手にし、当日ベルトをその腰に巻くのはどちらだ? |
: 小路選手にお伺いします。所属がフリーとなりましたが、現在はどこで練習をしているんですか?
■ 小路伸亮:しっかりと練習環境が整っていないままフリーになってしまったので、今は自分で走ったり、ウェイトをやったりしています。マットやリングがある施設をまだ確保できていないので、早く練習できる場所を見つけて納得のいく試合ができるようにしたいです。
: 「己の実力だけで勝負したい」という事ですが、それはどういった理由で?
■ 小路伸亮:KRAZY BEEにはKID(山本“KID”徳郁)さんや朴(光哲)さんという強い選手がいたので、練習環境がすごくよかったんですよ。ここまで上がってこれたのも、KIDさんに引っ張ってもらったりジムのみんながいたからなので、すごく感謝しています。でもふと「自分一人でどれだけ評価してもらえるのかな」と思って、思い切ってフリーになりました。
: KID選手から、はなむけの言葉はあったんでしょうか?
■ 小路伸亮:「わかったよ、頑張れよ」って背中を押してもらいました。
: 大石選手には、どのような印象をお持ちですか?
■ 小路伸亮:タフでフィジカルが強い印象ですね。大学の時に、青山学院と拓殖大学でレスリングの合同練習をした事があるんですよ。その時に大石選手と練習をさせてもらったんです。自分のほうが一階級上だったのに大石選手は体力も力もあるし技術もあるしで、一緒の階級じゃなくてよかったなって思ってたんですけど(笑)。それが巡り合わせで一緒にタイトルマッチをするなんて、不思議ですよね。お互いレスリング出身で上に上がってきたという部分も、ぜひ見てもらいたいです。
: 大石選手にお伺いします。小路選手は伊藤選手・アライ選手に勝利していますが、そういう部分で敵を討つという気持ちはありますか?
■ 大石幸史:この試合で僕が勝てば敵を討った事になるのかという事ですよね、前回の昇侍戦でも言われた事なんですけど。僕が勝ったからと言って、負けた選手の気持ちが晴れるのかと言ったらそうでもないと思うんですよ。僕が勝ってismの勢いが増すのであればそれは嬉しい事なんですが、個人的には自分が勝つだけ、負けた選手は自分でどうにかしないと気持ちは収まらないと思うんで。だからその人の為にというか、僕の為に試合をします。
: 両選手にお伺いします。パンクラスのベルトに対する思いを教えて下さい。
■ 小路伸亮:前チャンピオンの昇侍選手がDREAMで試合をして黒星をつけてきたという事で、自分達もそういう評価になっちゃうと思うんですよ。だから今回ベルトをとって、「そうじゃないんだぞ」という部分を見せたいですね。このベルトの価値を高めていけるように、頑張っていきたいと思います。
■ 大石幸史:昇侍選手が負けた事とかはよく分からないですけど、とにかく「僕はこれを欲しい」と、ただそれだけを思って今までやってきました。
: 勝利をイメージした時に、どのような試合を予想していますか?
■ 小路伸亮:自分の思い通りにいく試合だったらKOで勝つって感じなんですけど、相手は強い選手なのでタフな試合になると予想しています。
■ 大石幸史:試合のイメージはつかないですね。イメージのせいであまり良くない経験もしてきたので、やるべき事は決まってますけど、試合自体の流れのイメージはあまり持たないようにしてますね。
■ 小路伸亮:しっかりと練習環境が整っていないままフリーになってしまったので、今は自分で走ったり、ウェイトをやったりしています。マットやリングがある施設をまだ確保できていないので、早く練習できる場所を見つけて納得のいく試合ができるようにしたいです。
: 「己の実力だけで勝負したい」という事ですが、それはどういった理由で?
■ 小路伸亮:KRAZY BEEにはKID(山本“KID”徳郁)さんや朴(光哲)さんという強い選手がいたので、練習環境がすごくよかったんですよ。ここまで上がってこれたのも、KIDさんに引っ張ってもらったりジムのみんながいたからなので、すごく感謝しています。でもふと「自分一人でどれだけ評価してもらえるのかな」と思って、思い切ってフリーになりました。
: KID選手から、はなむけの言葉はあったんでしょうか?
■ 小路伸亮:「わかったよ、頑張れよ」って背中を押してもらいました。
: 大石選手には、どのような印象をお持ちですか?
■ 小路伸亮:タフでフィジカルが強い印象ですね。大学の時に、青山学院と拓殖大学でレスリングの合同練習をした事があるんですよ。その時に大石選手と練習をさせてもらったんです。自分のほうが一階級上だったのに大石選手は体力も力もあるし技術もあるしで、一緒の階級じゃなくてよかったなって思ってたんですけど(笑)。それが巡り合わせで一緒にタイトルマッチをするなんて、不思議ですよね。お互いレスリング出身で上に上がってきたという部分も、ぜひ見てもらいたいです。
: 大石選手にお伺いします。小路選手は伊藤選手・アライ選手に勝利していますが、そういう部分で敵を討つという気持ちはありますか?
■ 大石幸史:この試合で僕が勝てば敵を討った事になるのかという事ですよね、前回の昇侍戦でも言われた事なんですけど。僕が勝ったからと言って、負けた選手の気持ちが晴れるのかと言ったらそうでもないと思うんですよ。僕が勝ってismの勢いが増すのであればそれは嬉しい事なんですが、個人的には自分が勝つだけ、負けた選手は自分でどうにかしないと気持ちは収まらないと思うんで。だからその人の為にというか、僕の為に試合をします。
: 両選手にお伺いします。パンクラスのベルトに対する思いを教えて下さい。
■ 小路伸亮:前チャンピオンの昇侍選手がDREAMで試合をして黒星をつけてきたという事で、自分達もそういう評価になっちゃうと思うんですよ。だから今回ベルトをとって、「そうじゃないんだぞ」という部分を見せたいですね。このベルトの価値を高めていけるように、頑張っていきたいと思います。
■ 大石幸史:昇侍選手が負けた事とかはよく分からないですけど、とにかく「僕はこれを欲しい」と、ただそれだけを思って今までやってきました。
: 勝利をイメージした時に、どのような試合を予想していますか?
■ 小路伸亮:自分の思い通りにいく試合だったらKOで勝つって感じなんですけど、相手は強い選手なのでタフな試合になると予想しています。
■ 大石幸史:試合のイメージはつかないですね。イメージのせいであまり良くない経験もしてきたので、やるべき事は決まってますけど、試合自体の流れのイメージはあまり持たないようにしてますね。