interview
■ メインイベント バンタム級戦 5分2ラウンド | ||||
ランキング1位 ◯藤原大地 (パンクラス稲垣組) |
vs |
パンチィー山内× (総合格闘技道場コブラ会) | ||
2R 5:00、判定/3-0 | ||||
判定:吉田(20-19)、田中(20-19)、梅木良則(20-18) ■ 藤原大地(61.0kg) セコンド: ■ パンチィー山内(61.1kg) セコンド: ※藤原は試合後のマイクで、現役引退を表明 レフェリー:廣戸聡一 |
: 今日は最後の試合だと思ってリングに上がったんですか?
■ 藤原大地:そうですね。8月入るか入らないかぐらいの時期には決めてました。それでも揺れてる部分はあったんですよ。川原誠也という新しい選手が出てきて、僕も試合したいなと思いましたしね。今日の試合に勝ったらタイトル戦だという話は聞いてたんで、それまで続けようかなとも考えたんですけど…。でもタイトル獲ってすぐに引退しますなんていうのは通用せんでしょう。それやったら今のうちに辞めといた方がええかなと。だから川原誠也と今泉選手の試合の日に、京都のラーメン屋にアポなしで行って弟子入りさせて下さいってお願いしました。10月から本格的にその店で働くという話になってます。悔いが残らんかと言われたら、いつ辞めても悔いは残りますからね。ただその中でいかにして自分らしく終われるかが大事だと思ったんで、今日の試合を最後にして自分らしく終われるように努力しました。
: 試合は判定決着でしたが。
■ 藤原大地:負けたかなと思ってましたけどね。試合中に“今日は最後やねんから頑張らな"みたいなことをずっと考えちゃって集中力が切れてしまいました。 “最後やから"とか考えてなかったら、フロントチョークも極められたんでしょうけど。変に意識しすぎて硬くなっちゃいましたね。
: 格闘技人生を振り返ってみて、いかがですか?
■ 藤原大地:ケガだらけでした。格闘技のせいで骨折箇所が20箇所を越えたんですよね。こんな奴なかなかおらんでしょ(笑)?
: チームに引退者が相次ぐっていうのは、決していい事ではないと思うんですが。
■ 藤原大地:僕が辞めた事で、下の選手にもっと頑張らなって思ってほしいですね。自分を過大評価しているわけじゃないですけど、チームにとって僕が抜けるのも武重さんが抜けるのも結構痛いと思うんですよ。でも最終的に思ったのは「僕はチームの為に生きてるんじゃない、自分の為に生きてるんだ」と。自己中な話ですけど、自分の為に自分がしたい事を一生懸命やりたいと思ったんです。
: リング上でラーメン屋になりたいと言っていましたね。
■ 藤原大地:僕はめちゃめちゃラーメンが好きなんですよ。ブログでラーメンの事書きすぎって言われたんで最近は書いてないんですけど、本当だったら毎日毎日ラーメンの事を書きたいってくらい大好きなんですよ。だから将来は絶対ラーメン屋って決めてたんです。やるって決めたからには一生懸命やりますよ。
: 引退に関して、稲垣克臣さんや前田吉朗選手は何とおっしゃっていたんですか?
■ 藤原大地:稲垣さんには「正直に言ってくれてありがとう」って言われました。吉朗さんには言ってないんです。何でかっていうと、吉朗さんは稲垣組の事を一番考えてる人なんですよ。もしこのタイミングでその事を言ったら、向こう(WEC)に行ってもその事ばっかり考えちゃうと思うんですよね。だから絶対吉朗さんには伝わらないようにしました。坂本さんにも吉朗さんが飛行機に乗って出発した後に、電話して言ったんです。どっから伝わるかわかんないですからね。だから帰って来た時に「ごめんなさい」って謝って、一発くらいどつかれようかなと思ってます(笑)。
: 一番思い出に残る試合は?
■ 藤原大地:やっぱりミッチー(砂辺光久)戦ですかね。試合しながら、お互いのことが分かり合えたというか。
: 最後に今まで応援してくれた皆さんにメッセージをお願いします。
■ 藤原大地:ありがとうございました。これからも稲垣組をよろしくお願いします。ついでに僕もラーメン屋やるんでよろしくお願いします。ずっと覚えておいて下さい!
■ 藤原大地:そうですね。8月入るか入らないかぐらいの時期には決めてました。それでも揺れてる部分はあったんですよ。川原誠也という新しい選手が出てきて、僕も試合したいなと思いましたしね。今日の試合に勝ったらタイトル戦だという話は聞いてたんで、それまで続けようかなとも考えたんですけど…。でもタイトル獲ってすぐに引退しますなんていうのは通用せんでしょう。それやったら今のうちに辞めといた方がええかなと。だから川原誠也と今泉選手の試合の日に、京都のラーメン屋にアポなしで行って弟子入りさせて下さいってお願いしました。10月から本格的にその店で働くという話になってます。悔いが残らんかと言われたら、いつ辞めても悔いは残りますからね。ただその中でいかにして自分らしく終われるかが大事だと思ったんで、今日の試合を最後にして自分らしく終われるように努力しました。
: 試合は判定決着でしたが。
■ 藤原大地:負けたかなと思ってましたけどね。試合中に“今日は最後やねんから頑張らな"みたいなことをずっと考えちゃって集中力が切れてしまいました。 “最後やから"とか考えてなかったら、フロントチョークも極められたんでしょうけど。変に意識しすぎて硬くなっちゃいましたね。
: 格闘技人生を振り返ってみて、いかがですか?
■ 藤原大地:ケガだらけでした。格闘技のせいで骨折箇所が20箇所を越えたんですよね。こんな奴なかなかおらんでしょ(笑)?
: チームに引退者が相次ぐっていうのは、決していい事ではないと思うんですが。
■ 藤原大地:僕が辞めた事で、下の選手にもっと頑張らなって思ってほしいですね。自分を過大評価しているわけじゃないですけど、チームにとって僕が抜けるのも武重さんが抜けるのも結構痛いと思うんですよ。でも最終的に思ったのは「僕はチームの為に生きてるんじゃない、自分の為に生きてるんだ」と。自己中な話ですけど、自分の為に自分がしたい事を一生懸命やりたいと思ったんです。
: リング上でラーメン屋になりたいと言っていましたね。
■ 藤原大地:僕はめちゃめちゃラーメンが好きなんですよ。ブログでラーメンの事書きすぎって言われたんで最近は書いてないんですけど、本当だったら毎日毎日ラーメンの事を書きたいってくらい大好きなんですよ。だから将来は絶対ラーメン屋って決めてたんです。やるって決めたからには一生懸命やりますよ。
: 引退に関して、稲垣克臣さんや前田吉朗選手は何とおっしゃっていたんですか?
■ 藤原大地:稲垣さんには「正直に言ってくれてありがとう」って言われました。吉朗さんには言ってないんです。何でかっていうと、吉朗さんは稲垣組の事を一番考えてる人なんですよ。もしこのタイミングでその事を言ったら、向こう(WEC)に行ってもその事ばっかり考えちゃうと思うんですよね。だから絶対吉朗さんには伝わらないようにしました。坂本さんにも吉朗さんが飛行機に乗って出発した後に、電話して言ったんです。どっから伝わるかわかんないですからね。だから帰って来た時に「ごめんなさい」って謝って、一発くらいどつかれようかなと思ってます(笑)。
: 一番思い出に残る試合は?
■ 藤原大地:やっぱりミッチー(砂辺光久)戦ですかね。試合しながら、お互いのことが分かり合えたというか。
: 最後に今まで応援してくれた皆さんにメッセージをお願いします。
■ 藤原大地:ありがとうございました。これからも稲垣組をよろしくお願いします。ついでに僕もラーメン屋やるんでよろしくお願いします。ずっと覚えておいて下さい!