update:9.26
PANCRASE 2008 SHINING TOUR 10.1後楽園ホール大会
大石幸史、川村亮選手公開練習

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■日時:9月25日(木)14:00頃
■場所:P'sLAB東京
■参加選手:大石幸史、川村亮
第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド
ランキング1位
KEI山宮
(GRABAKA)
KEI山宮 vs 川村亮 ランキング2位
川村亮
(パンクラスism)
近藤の階級変更により空位となったライトヘビー級王座を賭けて、山宮×川村の対戦が決定。07年12月のワンマッチでは、山宮が左フックでダウンを奪い勝利を収めている。15周年記念興行で因縁の“ism vs GRABAKA"を制し王者の称号を手にするのは、戦極で強豪外国人選手を相手に経験を積み、リベンジに燃える川村か?それとも、王座返り咲きを狙う山宮か?
セミファイナル ライト級特別試合 5分3ラウンド
ランキング2位
大石幸史
(パンクラスism)
大石幸史 vs 小谷直之 小谷直之/初参戦
(ロデオスタイル/チームZST)
リングスで無敗を誇り、ホームリングのZSTでは所やレミギウスを下している小谷がパンクラスに電撃参戦。迎え撃つは、前王者・昇侍から判定1-0でポイントを奪い、ベルトに王手をかけた大石。“パンクラス"と“ZST"、それぞれの団体の威信を賭けた、ライト級トップファイターによる一戦。
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大石幸史選手
8月はタイトルマッチが中止になってしまい、落胆もあったかと思うのですが。
大石幸史:小谷(直之)選手との試合が決まった時からは、新たに練習しようという気持ちにはなりましたけど、小路(伸亮)選手と試合をする為にやってきた練習を吐き出す場所がなかったんで、それはそれで辛いものがありましたね。あのタイミングで試合断わられた時は「よくも足引っ張ってくれたな」って一瞬思いましたけど(笑)、別にタイトルマッチが全てではないんで。小谷選手はそれに変わるに相応しい対戦相手だと思ってます。しっかり調整して最後まで気を抜かずにいい状態でリングに上がりたいです。

今も引きずっている部分はある?
大石幸史:今は全く引きずってないです。そんな暇もないんで。今は小谷選手に勝つ為にひたすら練習をしてます。

改めて小谷選手の印象を教えて下さい。
大石幸史:やっぱり体が強そうですね。簡単に倒れそうもないし。使う技の強さの全てが、体にあると思ってます。だから全ての技に警戒してます。

その小谷選手に大石選手は何で対抗する?
大石幸史:今までやってきた通り、レスリングをベースとした総合ですね。

対抗戦の意識は?
大石幸史:そういう見方をする人はたくさんいると思うんですけど、勝つ為に、自分の為にそういう意識を排除して戦います。プレッシャーになるような背負い方はせずに、個人の戦いだと。それで勝てば、結果オーライじゃないですか。でも見る人は自由なんで、そう見てもらっても構いません。

15周年記念興行での試合については?
大石幸史:僕が携わってきたのは7年くらいで、オープンフィンガーグローブを使い始めた頃なんですよ。パンクラスもその頃から大分変わってきましたね。東京道場も変わっていくし。だからこの節目の年からは、新しいパンクラスを始めていきたい、ismが中心となって始めていきたいと思ってます。
川村亮選手
大石選手とコンビの公開練習にしては、すごく真っ当な公開練習でしたね。
川村亮:アハハハ!

これには何か意図があるんですか?
川村亮:やっぱりね…ネタがないですね(笑)。本当はこういう所でも見せていかなきゃいけないんですけど。でも逆に真っ当にやることで「お?珍しいなぁ」って思ってもらえるかなっていうのもありみたいな。…いや、今のは嘘ですね(笑)。ismの道場長である大石さんと一緒に試合が出来るというのは、すごい嬉しいです。大石さんについていくという雰囲気が今のismにありますし、そういう人と一緒に練習をして試合に臨めるというのは本当にありがたいことですね。

今のismには、大石選手を中心に一体感があると?
川村亮:そうですね。大石さんの姿を見て、下の僕らも「もっとやらなきゃな」って思ったり、上の人達は「それよりもっと頑張らなきゃ」と思ったりすると思いますし。そういう意味では、力ずくでまとめてるってわけではないですけど、姿を見ていい刺激を受けてるなという感じはあります。だからすごく心強いです。

今回はKEI山宮選手との再戦になりますが、前回の試合を振り返ってみていかがですか?
川村亮:前回の試合は「ロッキー1」かなって。頑張って頑張って判定負け。それで次は「ロッキー2」じゃないですかね。ということで、このパンツを履いてきたんですけど(笑)。やっぱり意図を作っていかないと面白くないでしょ?そういう感じで、どんどん続いていったら面白いなと思いますね。まぁ、最後は死んじゃうんですけど(笑)。このまま「3」「4」と続いていったら、次は一緒に練習するかもしれないし。“古いパンクラス"と“新しいパンクラス"のぶつかり合いで面白いですよね。リング上が一番の語り合いの場なので、『拳で語る』じゃないですけど、前回出しきれてない分も今回の試合で全て出せるような気がしてます。楽しみですね。

その試合が15周年記念興行のメインイベントですね。
川村亮:15周年記念興行のメインでタイトルマッチ、しかも再戦を組んで頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです。このパンクラスのマークは、今のファンの方や昔のファンの方が見ても、ismの象徴だとはとられてないじゃないですか。まだ昔のパンクラスのマークとしてとられてると思うんで、このマークを僕らのものにしていかなきゃいけないなと思ってます。区切りのいい15周年記念興行というのは、このマークを僕らのものにする為の興行だと思ってます。

この試合に勝利すればチャンピオンになりますが、その辺りに関しては?
川村亮:そういう意識があんまり沸かないんですよね。それより単純にもう一回戦える、前回とは違う僕を見せられるっていう意識のほうが大きいです。