update:9.30
PANCRASE 2008 SHINING TOUR 10.1後楽園ホール大会
第4代ライトヘビー級王者決定戦 調印式

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■日時:9月30日(火)計量終了後
■場所:P's LAB東京
■参加選手:KEI山宮、川村亮
第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド
ランキング1位
KEI山宮
(GRABAKA)
KEI山宮 vs 川村亮 ランキング2位
川村亮
(パンクラスism)
近藤の階級変更により空位となったライトヘビー級王座を賭けて、山宮×川村の対戦が決定。07年12月のワンマッチでは、山宮が左フックでダウンを奪い勝利を収めている。15周年記念興行で因縁の“ism vs GRABAKA"を制し王者の称号を手にするのは、戦極で強豪外国人選手を相手に経験を積み、リベンジに燃える川村か?それとも、王座返り咲きを狙う山宮か?
坂本靖常務取締役:本日は小雨の中、ご来場ありがとうございます。10.1(水)後楽園ホール大会のメインイベントでここにいる両者が戦うのですが、私からは多くを語ることはないと思っています。パンクラスvsGRABAKAというのもありますし、先日の戦極での近藤選手の流れもありますし、色んな思いで選手やお客さん、ファンの方が見る試合だと思います。勝敗もそうですけど、プロとして気持ちの入った試合を期待しています。

川村亮:ようやくこの時が来たなと思っています。前回戦ってから一年も経ってないですけど、すごく長く感じました。負けた僕が言うのも変ですけど、ようやく続きができると思うと非常に興奮しています。明日は是非会場に来て頂いて、より多くの人にこの試合を見せたいという思いでいっぱいです。

KEI山宮:川村選手は前回の試合から今日まで長かったと言っていましたが、自分はあっという間だったという気がしています。それに自分は、今回の試合が前回の試合の続きだとは思っていません。全く新しい選手との試合だと思って、準備をしてきました。

山宮選手にお伺いします。計量結果では4kg以上の差がありましたが、その辺りに関しては?
KEI山宮:上限が93kgなんですけど、練習した結果、勝手に落ちてしまいました。

不利だとは感じない?
KEI山宮:完全にパワー差はあると思いますが、元々パンクラスのライトヘビー級というのは、割と体重にバラつきがある選手同士で試合をしてきましたからね。だから無差別でもいいかなという覚悟で練習をしてきましたので、体重に関しては特に意識していません。

川村選手にお伺いします。この試合はご自分の中では、「リベンジマッチ」「タイトルマッチ」のどちらの思いが強いですか?
川村亮:まぁ、リベンジマッチですしタイトルマッチでもあるので…難しいですね。それより、自分自身の中の変化というか、この試合に向けて自分がどれだけできるかっていう楽しみのほうが大きいです。

山宮選手は、この試合のモチベーションはどこにあるんでしょうか?
KEI山宮:今回のカード発表会見や公開練習でも言わせてもらったんですけど、川村選手ともう一回戦えるからこの試合を受けました。なので一番のモチベーションは、対戦相手が川村選手だという部分です。

ベルトに対する思いというのは?
KEI山宮:このベルトを手に入れてすぐに手放したので、あんまり思い入れはないです。

山宮選手・菊田(早苗)選手・近藤(有己)選手の次を狙うわけですが、その辺りに関して川村選手が思うことは?
川村亮:素晴らしい選手が巻いてきたベルトだと思いますけど、結局今は誰も巻いてないですし、誰のものでもないじゃないですか。なので僕が取って、全く新しいものにしていこうかなと思ってます。

先日の戦極では、近藤選手がGRABAKAの佐々木有生選手に一本負けをしてしまいましたが、そのことについては?
川村亮:その試合に関してどうこうっていうのはなくて、今回は自分のことを考えるのに精一杯というか、自分がどうしていくべきか、どうあるべきかということを貫き通す所存です。

山宮選手はどうですか?
KEI山宮:その試合とこの試合は別ものなので、全く気にしてません。でもあの形というのは佐々木選手の得意な形なので、あの体勢になってしまったらパンクラスの選手でも仕方なかったのかなと思います。

この試合が、15周年記念興行のメインイベントだということに関しては?
川村亮:相変わらず僕は運がいいなと思ってます。15周年という区切りのいい年で新しいパンクラスというものを見せれるし、新しいパンクラスにしていかなきゃいけないという思いがすごく強いです。
KEI山宮:川村選手の言ったことが全てだと思います。パンクラスのファンにとっては、川村亮が自分に勝ってベルトを巻くのということが15周年のハッピーエンドだし、パンクラスのことを考えるとそう思うんですが、自分にも支えてくれる人とか応援してくれる人がいるので、その人達の為に戦います。