大会前interview
■ セミファイナル 初代バンタム級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド | ||||
ランキング1位 川原誠也 (パンクラスP'sLAB横浜) |
vs |
ランキング3位 井上学 (U.W.F.スネークピットジャパン) | ||
初代バンタム級王者の称号を賭け、破竹の秒殺街道を突っ走るパンクラスの超新星・川原と、長年フェザー級のランカーとして実績を残してきた井上が激突! 川原は僅か3戦で巡ってきたビッグチャンスをものにし、自身の実力を世界にアピールできるか? |
: まず、階級をフェザー級からバンタム級に転向された理由から聞かせて下さい。
■ 井上学:体格のことを考えると、適正階級はバンタム級じゃないかなと思ってたんです。前回の試合(8.27 vsアライケンジ戦)で、勝っても負けても転向しようと思ってたんですよ。本当は勝って転向したかったんですけどね。
: 前々回だったと思うんですけど、計量直前まで動いて体重を落とされていましたよね?
■ 井上学:あぁ、でも落とすこと自体は全然辛くないんですよ。いつも直前で一気に落とすからキツいだけです(笑)。時間をかけたら余裕ですね。
: では、今回は時間をかけて落としている?
■ 井上学:そうですね。でも今回は練習量を増やしたので、自然に落とせるんじゃないかなと思ってます。
: ちなみに通常体重は何kgなんですか?
■ 井上学:昔は無理矢理体重を増やしてたんで70kgくらいあったんですけど、今は67kgくらいですね。
: 増やしていた?
■ 井上学:そうです。フェザー級で結果が出ないから落とすっていうことだけはしたくなかったんですね。今は、対戦したアライ選手・滝田(J太郎)選手にしてもそうですけど、70kgで戦ってた選手が落としてくるようになったじゃないですか。だから、そういう選手に体力負けしないように体を大きくしようと心掛けてました。最近は増やしたり落としたりで大変だったんですけど、それはマイナスにはなってないですね。今のコンディションもすごくいいです。
: 井上選手は今年2戦されていますが、それの振り返りとその中で見えてきた課題があれば聞かせて下さい。
■ 井上学:滝田選手との試合は、何度かテイクダウンを取れていたんで、そのまま組技でいけば勝てると思ってたんですけど、みなすテクニックが上手くて捕らえられなくてキワの部分でやられてしまいましたね。キワの部分というのでは、すごく勉強になりました。アライ選手との試合は、打撃を警戒しすぎたかなと。一発もらったら終わってしまうという意識をしすぎてました。僕はスタンドでは打撃をもらわないほうだと思うんですけど、何でか分からないですけどあの時は打撃を警戒しすぎて、相手に合わせた戦いをしてしまったなと思いました。
: 先程練習量を増やしたと言っていましたが、現在の練習環境というのは?
■ 井上学:ここ(U.W.F.スネークピットジャパン)主体でやってますよ。ジムが休みで時間がある時は、日体大(日本体育大学)のレスリング部で練習させてもらったりしてます。
: 打撃・寝技すべてスネークピットでやられてるんですか?
■ 井上学:そうですね。うちのジムにはキックボクシングのトップ選手がいるんで、打撃に関してもすごく充実した練習が出来てます。
: 対川原誠也選手対策として、新たに取り入れている練習はありますか?
■ 井上学:やってますけど…秘密です(笑)。
: では転向後一発目の試合がタイトルマッチということに関して、何か思うことはありますか?
■ 井上学:とりあえずビックリしました。一戦はさんで川原選手とやりたいと思ってたんですよ。でも巡ってきたチャンスなんで、ものにしたいですね。
: 川原選手にはどのような印象をお持ちですか?
■ 井上学:秒殺で勝ってる選手がいるなとは思ってたんですけど、そこまでトップの選手と戦ってるわけでもなかったし、僕はフェザー級だったんで、正直そんなに注目してませんでした。でもビデオを見てみたら、打撃センスがあって気持ちが強くて体力があって、若くて才能のある選手だなと思いましたね。
: 川原選手はパンクラスでは3戦全て秒殺勝利なので、実力的に未知数な部分があると思うんですよ。
■ 井上学:そうですね。
: そういう部分に恐さを感じたりはしないですか?
■ 井上学:それはありますけど、穴もあると思うんです。ああいう展開を自分で作ってるってことは、その他の部分には持っていかれたくないんだろうなとは思いました。相手に合わせた感じはないので。
: どういう試合展開を予想していますか?
■ 井上学:う〜ん…もちろん考えている展開はありますけど、それは秘密で(笑)。
: パンクラスのベルトには、どのような印象をお持ちですか?
■ 井上学:格闘技を始めた22,3歳の頃に、普通にファンとしてパンクラスを見に行ってたんですよ。その頃から憧れていた夢のベルトっていう感じです。その頃では想像もつかなかったチャンスが、今自分に巡ってきているので不思議な気持ちではあります。それに手が届くところまで昇ってきたということで、もう二度とないチャンスのつもりで、死ぬ気で取りにいきます。
: そのベルトの初代という部分に関しては?
■ 井上学:昔から見ていたパンクラスに、初代として名前を残すことが出来れば光栄だなと思ってます。
: 井上選手が思い描く、理想のチャンピオン像は?
■ 井上学:やっぱり強いチャンピオンになりたいです。
: では最後に、試合を見に来るお客さんに向けてメッセージをお願いします。
■ 井上学:川原選手という若くて才能のある選手と、初代王者決定戦で戦えることを非常に光栄に思っています。パンクラスのタイトルマッチに恥じぬ熱い試合をしますので、ぜひ応援よろしくお願いします。
■ 井上学:体格のことを考えると、適正階級はバンタム級じゃないかなと思ってたんです。前回の試合(8.27 vsアライケンジ戦)で、勝っても負けても転向しようと思ってたんですよ。本当は勝って転向したかったんですけどね。
: 前々回だったと思うんですけど、計量直前まで動いて体重を落とされていましたよね?
■ 井上学:あぁ、でも落とすこと自体は全然辛くないんですよ。いつも直前で一気に落とすからキツいだけです(笑)。時間をかけたら余裕ですね。
: では、今回は時間をかけて落としている?
■ 井上学:そうですね。でも今回は練習量を増やしたので、自然に落とせるんじゃないかなと思ってます。
: ちなみに通常体重は何kgなんですか?
■ 井上学:昔は無理矢理体重を増やしてたんで70kgくらいあったんですけど、今は67kgくらいですね。
: 増やしていた?
■ 井上学:そうです。フェザー級で結果が出ないから落とすっていうことだけはしたくなかったんですね。今は、対戦したアライ選手・滝田(J太郎)選手にしてもそうですけど、70kgで戦ってた選手が落としてくるようになったじゃないですか。だから、そういう選手に体力負けしないように体を大きくしようと心掛けてました。最近は増やしたり落としたりで大変だったんですけど、それはマイナスにはなってないですね。今のコンディションもすごくいいです。
: 井上選手は今年2戦されていますが、それの振り返りとその中で見えてきた課題があれば聞かせて下さい。
■ 井上学:滝田選手との試合は、何度かテイクダウンを取れていたんで、そのまま組技でいけば勝てると思ってたんですけど、みなすテクニックが上手くて捕らえられなくてキワの部分でやられてしまいましたね。キワの部分というのでは、すごく勉強になりました。アライ選手との試合は、打撃を警戒しすぎたかなと。一発もらったら終わってしまうという意識をしすぎてました。僕はスタンドでは打撃をもらわないほうだと思うんですけど、何でか分からないですけどあの時は打撃を警戒しすぎて、相手に合わせた戦いをしてしまったなと思いました。
: 先程練習量を増やしたと言っていましたが、現在の練習環境というのは?
■ 井上学:ここ(U.W.F.スネークピットジャパン)主体でやってますよ。ジムが休みで時間がある時は、日体大(日本体育大学)のレスリング部で練習させてもらったりしてます。
: 打撃・寝技すべてスネークピットでやられてるんですか?
■ 井上学:そうですね。うちのジムにはキックボクシングのトップ選手がいるんで、打撃に関してもすごく充実した練習が出来てます。
: 対川原誠也選手対策として、新たに取り入れている練習はありますか?
■ 井上学:やってますけど…秘密です(笑)。
: では転向後一発目の試合がタイトルマッチということに関して、何か思うことはありますか?
■ 井上学:とりあえずビックリしました。一戦はさんで川原選手とやりたいと思ってたんですよ。でも巡ってきたチャンスなんで、ものにしたいですね。
: 川原選手にはどのような印象をお持ちですか?
■ 井上学:秒殺で勝ってる選手がいるなとは思ってたんですけど、そこまでトップの選手と戦ってるわけでもなかったし、僕はフェザー級だったんで、正直そんなに注目してませんでした。でもビデオを見てみたら、打撃センスがあって気持ちが強くて体力があって、若くて才能のある選手だなと思いましたね。
: 川原選手はパンクラスでは3戦全て秒殺勝利なので、実力的に未知数な部分があると思うんですよ。
■ 井上学:そうですね。
: そういう部分に恐さを感じたりはしないですか?
■ 井上学:それはありますけど、穴もあると思うんです。ああいう展開を自分で作ってるってことは、その他の部分には持っていかれたくないんだろうなとは思いました。相手に合わせた感じはないので。
: どういう試合展開を予想していますか?
■ 井上学:う〜ん…もちろん考えている展開はありますけど、それは秘密で(笑)。
: パンクラスのベルトには、どのような印象をお持ちですか?
■ 井上学:格闘技を始めた22,3歳の頃に、普通にファンとしてパンクラスを見に行ってたんですよ。その頃から憧れていた夢のベルトっていう感じです。その頃では想像もつかなかったチャンスが、今自分に巡ってきているので不思議な気持ちではあります。それに手が届くところまで昇ってきたということで、もう二度とないチャンスのつもりで、死ぬ気で取りにいきます。
: そのベルトの初代という部分に関しては?
■ 井上学:昔から見ていたパンクラスに、初代として名前を残すことが出来れば光栄だなと思ってます。
: 井上選手が思い描く、理想のチャンピオン像は?
■ 井上学:やっぱり強いチャンピオンになりたいです。
: では最後に、試合を見に来るお客さんに向けてメッセージをお願いします。
■ 井上学:川原選手という若くて才能のある選手と、初代王者決定戦で戦えることを非常に光栄に思っています。パンクラスのタイトルマッチに恥じぬ熱い試合をしますので、ぜひ応援よろしくお願いします。