PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6月7日(日) ディファ有明大会
| 第4試合 ミドル級戦 5分2ラウンド | ||||
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ランキング1位
KEI山宮
(GRABAKA) |
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vs |  |
大堀竜二
(TRIAL)
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| 5月の戦極〜第8陣〜で柔術世界王者のシャンジ・ヒベイロと一進一退の攻防を繰り広げた山宮が、僅か1ヶ月のスパンでパンクラスに参戦。対するは2月の佐藤戦で強烈なパウンドを落とし続け、あと一歩のところまで追い込んだ大堀。前戦はライトヘビー級、今回は一階級落としての試合となる両者、ミドル級ならではのパワフルかつスピーディーな展開に期待したい。 | ||||
- 戦極〜第8陣〜でのシャンジ・ヒベイロ戦は残念な結果に終わってしまいましたが、振り返ってみていかがですか?
- KEI山宮：「だんだん流れがこっちに来てるな〜」って思った矢先にやられちゃったんで、久々に悔しい気持ちというかモヤモヤ感が残りました。
- 試合でのダメージは?
- KEI山宮：全くないですね。あの一発だけなんで。
- 山宮選手がああいう形で負けてしまうというのは、すごく珍しいというか……。
- KEI山宮：あぁ〜、意識が飛んだのは確かに久々ですね。最終ラウンドだったし、前半に腕を極められそうになってヤバかったっていうのがあったんで、自分の中で「行かなきゃ」っていうのがあったんですよ。最終ラウンドは相手が疲れてるのを感じたので、これは行くところだろうと思って焦っちゃったんですよね。だから普段やらないような飛び込みアッパーとか出してパコーン!とやられて……。まぁ冷静じゃなかったからですね。
- 僅か一ヶ月のスパンで、しかも一階級落としての試合となりますが、その辺りに関しては?
- KEI山宮：戦極の試合が終わって家に帰って「なんか悔しいな〜、ムシャクシャするな〜」ってずっと思ってたんですよ。そしたら翌朝9時に我が天敵・坂本さんから『悔しいだろうな〜、やるか?』的な内容のメールが来たんです。自分としてもそういう気持ちはあったんで「あれ?この人、なかなか人の気持ちを理解してくれて、ひょっとするといい奴なのかな〜」って思ったんですよね。だから『いいですよ、やりますよ!』と返事をしたんです。ただ……まさかミドル級での試合とは思ってなかったんですよ。
- 5月2日はライトヘビー級での試合でしたしね……。試合の階級はホームページで知ったんですか?
- KEI山宮：いや、その後にも何回かメールでやり取りしたんですよ。その時に『対戦相手の大堀選手はすごく力がある選手』という情報を得たんで、『ガッチリ食ってパワーアップしてやってやりますよ!』ってメールを送ったら、『言っときますけどミドル級ですよ。その件は以前のメールでもお伝えしたはずです』って返信が来て……。それで急いで古いメールを見てみたら、一応小ーっちゃく“ミドル級"って書いてあったんですよね。それを見た時に「またやられたな」と思いました。
- では今回の試合がミドル級戦だと認識したのは最近なんですね(汗)。
- KEI山宮：そう。それから体重を気にし始めて。本当ねぇ……嫌がらせか悪ふざけとしか思えないです。坂本さんだけですよ、こんなことするのは!
- ちなみに今後は何級を主戦場としていくのですか?
- KEI山宮：どうしましょうね。正直(ライトヘビー級でもミドル級でも)どっちでもいいんですけど、適正階級なのはミドル級だと思うんです。だけどトレーニングが好きで、前回の試合に向けてもかなり体を作り込んでたんで、「なんか落としちゃうのももったいないな〜」って思っちゃうんですよね。まぁ、それはその時の流れ次第ですね。
- そこまで階級にこだわりはないと?
- KEI山宮：そうですね。多分ね、頭の中が時代に適応出来てないんでしょうね。時代に逆行してる部分があるんで(笑)、あまりこだわりはないです。
- 今回の対戦相手は柔道出身の大堀竜二選手ですが、どのような印象をお持ちですか?
- KEI山宮：何試合か映像で見たんですけど、とりあえず力が強そうだなということと、組技に相当自信があるんだろうなと。
- そういう部分に対しての対策は立てていますか?
- KEI山宮：組技系の選手なので、シャンジ・ヒベイロ戦の時の対策を延長してる感じですね。
- どのような試合にしたいですか?
- KEI山宮：今大会は色んな選手が出てて、パンクラスとしても結構力を入れてる興行だと思うんで、それを盛り上げる一つのコマとして力になれればいいなと思ってます。お客さんに「こいつ、なかなかやるじゃねぇか」って思ってもらえるようないい試合が出来ればなと。
- では山宮選手と大堀選手の一戦を、山宮選手流に“何×何"に言い換えるとすれば?
- KEI山宮：考えてなかったなぁ……。
- 初めて試合をご覧になる方にも分かってもらえるように、例えて頂けると嬉しいです。
- KEI山宮：そうですねぇ……。何だろう?面白いことが浮かんでこないです(汗)。まぁ今回は大堀選手がパワーがあるということなんで、“パワー×パワー"で!
- ありがとうございます! では試合を見に来るお客さんに向けて、メッセージをお願いします。
- KEI山宮：月並みですけど、いい試合をします。頑張ります!
- 最後に、犬猿の仲である坂本取締役に何か言い残したことがあれば……。
- KEI山宮：今年のテーマは「必ずアイツをリングに引きずり出すヽ(*`Д´)ノ!」別に客がいなくてもいい、“NO観客デスマッチ"でいいから、必ずリングに引きずり出してやるヽ(*`Д´)ノ! 出てきやがれヽ(*`Д´)ノ!!
- ……ぶっちゃけ本当は仲良しなんですよね??
- KEI山宮：んなことないですよ。この世で一番嫌いです。
- こういう関係になってしまったきっかけは何なんでしょうか??
- KEI山宮：昔はこんなに酷くなかったんですけどね……、パンクラスに復帰してからやたらと絡んでくるんですよ。最初は「何か悪いことしたかな?」って気にしてたんですけど。
- 愛情の裏返しですよ、きっと。
- KEI山宮：そうは思いたくないですね……。
- ※上記のインタビューを受けての坂本取締役のコメント
- 坂本靖：8月8日ディファ有明大会は、ライトヘビー級でvs高橋和生戦なんて楽しそうだな、よしそれでいこう!