PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6月7日(日) ディファ有明大会
メインイベント ライト級戦 5分3ラウンド | ||||
ランキング2位
×坂口征夫
(TEAM坂口道場) |
vs |
戦極初代ライト級王者
北岡悟○
(パンクラスism)
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1R 1:26、ギブアップ/アキレス腱固め | ||||
坂口征夫(69.9kg) セコンド:エリヤ
北岡悟(70.2kg) セコンド:金井一朗
レフェリー:和田良覚
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- 快勝に見えましたが、ご自身の感想は?
- 北岡悟:……じゃあ快勝ってことで。
- 最初から片足タックルに行くというのは決めていた?
- 北岡悟:組むのは決めていました。組むのを決めていたというよりも、打撃を我慢するという気持ちに近いものを持って挑みました。
- 久し振りのパンクラスはいかがでしたか?
- 北岡悟:久々のパンクラスというよりも、新しい所にきたという気持ちでしたね。ディファ有明での試合も初めてだし、お客さんがいっぱいいるパンクラスでの試合っていうのも僕の記憶では初めてじゃないですかね。
- 入場時にリング手前で会場をグルリと見渡していましたけど。
- 北岡悟:テーマ曲がクライマックスにいってないのに入るわけに行かなかったっていうのもあって(笑)。でもお客さんが見渡しただけで喜んでくれてたんで、すごく嬉しかったです。
- 坂口征夫選手と実際に手を合わせてみていかがでしたか?
- 北岡悟:当てる勘とかが鋭いんじゃないかと思って、そこをすごく警戒していたんですよ。ちょっとした“際"ですよね。それに対する対処は思ったより出来ました。いわゆるリングを使ったレスリングとか。トータルレベルで見くびっていたわけじゃないですけど、そこの部分が思ったよりちゃんと計算を重ねているなという感じはしましたね。
- 試合後のマイクでちょっと声を詰まらせていましたが。
- 北岡悟:「お客さんが来てくれて本当に嬉しかった」っていうシンプルな気持ちから、そうなってしまいました。
- 試合後にリング上で坂口選手とどういった話をされたんですか?
- 北岡悟:「自分も去年広尾の道場がなくなったんですけど、格闘技を頑張り続けてきたんで、坂口選手もどういう形にせよ頑張って格闘技に携わっていって下さい。」と言いました。
- これで8月のタイトルマッチに心置きなく挑めますね?
- 北岡悟:マニアックな話になるんであまり言いたくないんですけど、反省点もあるんで、気合入れ直さないといけないと思ってます。坂口選手も廣田(瑞人)選手も一緒だと言ったんですけど、甘く見ているわけじゃなくて、強いとは思ってるんで。みんな練習しているところは見てないと思うんですけど、ライト級GP前、五味戦前と同じことを課してやれたので、それをもう一回8月の試合に向けてやる感じですよね。これで4回目です。命削ってる感じです。
- チャンピオンになって初めての試合でしたが、今までと同じようなテンションは保てましたか?
- 北岡悟:どうなんですかね?それはお客さんや見てくれた方が判断することだと思います。僕は皆さんがそれを期待しているだろうから、それに添うようなものを出さないといけないという責任や使命感を持ってはやりました。それに挑めたこと自体が価値あることだったんじゃないかなと思ってます。
- またパンクラスに戻って来ると言っていましたが、大体の目処は?
- 北岡悟:来年の春くらいにはまた戻って来たいな思います。
- その時はパンクラスのタイトルを狙う?
- 北岡悟:そうですね。でも今日、大石(幸史)があの相手からよく頑張って勝ったじゃないですか。だから大石にもう一回行ってもらいたいなという気持ちはあります。その辺は流れだと思うんで。でもニーズとして井上克也選手とやって欲しいっていうのならやります。今日は初めて仕事をしたような気分です。ようやくプロになれたのかもしれないです。
- それだけ達成感があったということですか?
- 北岡悟:安堵感みたいな感じですかね。
- 今日はロングスパッツではなくショートスパッツを履いていましたね。
- 北岡悟:そういうノイズを消そうかなと思って。あと、それだけでも話題になるじゃないですか。僕はたぶんずっとショートのままで行きます。