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PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6月7日(日) ディファ有明大会
  • update:4.07
  • PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6.07ディファ有明大会
  • 坂口征夫 vs 北岡悟戦発表記者会見

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日時:4月6日(月)一夜明け会見終了後
場所:要町・フランス料理店“オテル・ドゥ・キタオカ"
〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-26-16 CHIBAビル1F

ライト級戦 5分3ラウンド
ランキング2位
坂口征夫
(TEAM坂口道場)
坂口征夫 vs 北岡悟 戦極初代ライト級王者
北岡悟
(パンクラスism)
※坂口選手の所属名は、今大会から「TEAM坂口道場」に変更となりました。
1.4(日)戦極の乱2009では、PRIDEライト級王者・五味隆典に何もさせず秒殺勝利を挙げ“戦極初代ライト級王座"を戴冠、一躍世界の注目を浴びた北岡がホームリングに凱旋する。対するは、ここ8戦無敗と絶好調だった五十里をわずか21秒右フックで葬り、その実力が評され昨年大晦日のDynamite!!にも参戦を果たした坂口。
戦極では5戦全勝、そのほとんどを秒殺一本で奪っている北岡は、パンクラスのベルトへと続く道をも一気に突っ走るのか?総合格闘技界が注目する、緊迫のライト級戦!

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坂本靖:6.7(日)ディファ有明大会 北岡悟凱旋興行で、坂口征夫×北岡悟の対戦が決定しました。ライト級5分3ラウンドで行ないます。坂口選手がランキング2位ということで赤コーナー、北岡選手が青コーナーになっています。共に2009年初めてのパンクラスでの試合となります。皆さんも既にビンビン感じていると思いますが、非常に緊張感のある戦いが6月7日ディファ有明で繰り広げられると思いますので、ぜひご期待ください。
坂口征夫:今日は集まって頂いてありがとうございます。私事なんですが今月でデビューして2年ということで、昨年末には大きなイベントにも参加させて頂いて、今回も日本を代表するチャンピオンと試合をするチャンスを頂いて、パンクラスさんに感謝したいのと、この試合を受けて頂いた北岡選手にも感謝をしています。やるからには、北岡選手に一発カマせるような試合をしたいと思います。パンクラスファンから見れば北岡選手が凱旋するだけで嬉しいと思うんですけど、それに加えて自分が一発カマせればディファが大爆発すると思いますので、そういう試合をしたいという気持ちで、これから爪と牙をしっかりと磨いていきたいと思います。
北岡悟:戦極初代ライト級チャンピオンの北岡悟です。僕はパンクラスにおいてはノーランカーなんで、今回は青コーナーです。でも挑戦っていう気持ちはないです。パンクラスのリングで一年半ぶりに試合をするっていうこともあって、思い入れがあります。大石を除けばランキングで一番上の選手ですから、しっかり勝ってランキング入りをしたいなと思います。
両選手にお伺いします。このカードが決定した時の心境を聞かせて下さい。
坂口征夫:戦極のライト級チャンピオン、トーナメント覇者ですし、海外の一流選手の多くが北岡選手と試合をしたいと望んでいる中で、2年足らずの自分が選ばれたことには正直「えっ?」って思いました。でもすごく光栄なことですし、すごくチャンスなことなので、ちょっと考えましたけど気持ちよくオファーを受けました。
北岡悟:誰でも出たいと思ってDynamite!!に出れるわけではないので、特別な選手ですよね。今(坂口選手は)2つ受け答えをされたんですけど、やっぱりプロとして大したもんだなと思いました。さっき記者会見に出てた3人とはわけが違うなって正直思いましたね(苦笑)。面白い試合になるだろうと思ってます。あとは、どう考えてもパンクラスのライト級において、一番注目してもらえるカードだと思ってます。
相手の試合を見て、どのような印象を受けましたか?
坂口征夫:ここ最近の戦極さんでの試合はすごくインパクトがあって一瞬のキワの部分を逃さずにきちんと仕留めていて、尊敬に値するくらいの選手だなと思います。一流の選手3人が対策を練ってもああいう結果でしたので、自分のやるべきことをこれから磨いていって結果を残せるようにしたいです。
北岡悟:心構えがしっかりされているなと思います。だからちゃんと分かり易い試合をされるし。何よりも勝った時はちゃんとKOで勝たれてるんで、自分は40戦以上やってますけど、KO勝ちって一度もしたことないんで、自分の出来ないことをやっているだけで十分上回っている部分はあるなって思います。どうなっても中途半端な試合にはならないです。僕は今それを大事にしてて、それを(坂口選手も)持ってると思うんで、面白い試合になると思います。
坂口選手にお伺いします。先ほど「えっ?」と思った、ちょっと考えた、と話されていましたが、それはどういう意味でですか?
坂口征夫:日本を代表するチャンピオンなんで、そのチャンピオンと対戦できると聞いて「えっ?」と思いました。
驚いたということですか?
坂口征夫:そうですね。驚いたというのが率直な感想です。
勝つための一番の鍵はどこにあると思いますか?
坂口征夫:先ほども言ったように対策は練りません。名前を出して申し訳ないんですけど、五味(隆典)選手、光岡(映ニ)選手、横田(一則)選手は3人とも北岡選手と対戦する時にすごく対策を練られたと思うんですけど、自分より上の3選手が歯が立ちませんでしたので、自分は自分の中に眠っている動物的な動きで勝負したいと思ってます。その部分に関しては、誰にも負けないと思っている自分がいます。
北岡選手にお伺いします。戦極では秒殺勝利が続いていますが、今回もそれを狙っていきますか?
北岡悟:別に秒殺しようと思ってしてるわけじゃないんで。狙ってやってることじゃなくてたまたまです。でも今回も一本を取りに行きます。取りに行くっていうか、それが僕にとって戦うということなんで。
この試合に勝ってランキング入りっていうことは、当然パンクラスのベルトを見据えているわけですよね?
北岡悟:そうですね。うちのランキングのシステムだったら、たぶん僕ぐらいバリューがあればランキングの末席に入れて、いきなりタイトルマッチとかも可能だったと思うんですよ。それをごり押しできなくはなかったんですけど、パンクラスのライト級は一番みんながしっかり頑張っている階級なんで、今はそういうことをやりたくないなって。ファンも関係者も納得してもらえるような形でランキング入りをしたいと思いました。
今回のポスターはパンクラスの旗揚げを彷彿させるデザインになっていますが、ご覧になってみていかがですか?
北岡悟:……いいんじゃないですか(笑)。このコピー通りですしね。
昨日盟友の青木真也選手が敗れてしまいましたが、そのことに関しては?
北岡悟:試合は地上波で見させてもらいました。ちょっと身を引き締められる思いがしましたね。青木自身はどうかは分からないですけど、3月の(デイビッド・)ガードナー戦から心配にはなってました。青木は発言とかはともかく、真摯に格闘技やってるんで残念で悔しい思いはします。あとは単純に、桜井“マッハ"速人選手に頭の下がる思いがする内容だったと思います。
坂本取締役にお伺いします。この試合は事実上、挑戦者決定戦のようなものと思ってもよろしいでしょうか?
坂本靖:明確にうたいはしないですけど、大きく左右する試合ではありますね。