PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6月7日(日) ディファ有明大会
- update:5.19
- PANCRASE 2009 CHANGING TOUR 6.07ディファ有明大会
- フライ級調印式
セミファイナル 初代フライ級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド | ||||
ランキング1位
砂辺光久
(フリー) |
vs |
ランキング2位
江泉卓哉
(総合格闘技道場武門會)
| ||
ついに砂辺×江泉によるフライ級タイトルマッチが決定! 初代王者に輝くのは、パイオニアとしてパンクラス最軽量級を牽引してきた沖縄のスピードスター・砂辺か? フライ級とは思えない程の豪腕でKOの山を量産するハードパンチャー・江泉か? 一瞬たりとも目が離せない、KO・一本決着必至のフライ級タイトルマッチ! |
- 坂本靖:本日はお集り頂きありがとうございます。砂辺選手は2001年のデビューからパンクラスで15戦、8年目にして念願のタイトルマッチということで、沖縄から早々に東京入りをして集中して練習しているという状態です。
一方江泉選手はデビューが昨年3月23日大会ですから、僅か15ヶ月でのタイトルマッチということになります。6戦5勝、その5勝全てがパンチによるKO・TKOですから、当然今回も狙ってくるのではないかなと思っています。
砂辺選手も先日シュートボクシングさんに参戦して、ボクシングテクニックでは譲らないものを持っていると思いますから、フライ級ならではのスピード感溢れる試合が展開されると思っています。是非ご期待下さい。 - 江泉卓哉:デビューから1年ちょっとでタイトルマッチをさせて頂けるということで、パンクラスさんにもの凄く感謝しています。フライ級らしいスピード感溢れる戦いはもちろん、自分の持ち味でもある打撃でスカッと勝ちたいと思います。砂辺選手も非常に気持ちが強い選手なので、応戦してくると思います。殴り合い、期待して下さい。
- 砂辺光久:初代フライ級キング・オブ・パンクラシストになれる機会を頂いたパンクラスに凄く感謝しています。自分が格闘技を始めたのは16年前で、パンクラスと共に始まりました。95年に鈴木みのるさんが巻いたベルトを自分が6月7日に巻けるよう、一日一日を大切にして頑張ります。
- 両選手にお伺いします。対戦相手の印象を教えて下さい。
- 江泉卓哉:非常に熱い選手だと思ってます。試合でもオーラを感じますね。
- 砂辺光久:どっからでも試合を終わらせる力を持っている、プロとして凄く魅力的な選手だと思いますね。
- 逆に、それぞれが相手よりここは勝っているという部分は?
- 江泉卓哉:気持ちですかね。
- 砂辺光久:気持ちですかね(笑)。
- どういった試合になると思いますか?
- 江泉卓哉:“気持ち vs 気持ち"だと思います。
- 砂辺光久:“勢い vs 愛"だと思います。
- パンクラスに対する気持ちも、お互いぶつけていくということですね?
- 江泉卓哉:そこに全てがつまってます。
- 砂辺光久:パンクラスを盛り上げるのは選手なので、まずフライ級からパンクラスを盛り上げていきたいと思います。
- ベルトを巻いたと過程して、どのような王者になりたいと考えていますか?
- 江泉卓哉:強いのはもちろんですけど、人間としても強くあり続けられるような王者になりたいです。
- 砂辺光久:芸能人とスキャンダルってことにはならないと思うんで……
- 一同:(苦笑)。
- 砂辺光久:このベルトの価値を上げれるような、外敵を全部ぶっ倒していけるような、フライ級ではパンクラスのチャンピオンが一番だぞっていうのを見せていけるような王者になりたいです。
- 砂辺選手にお伺いします。先ほど鈴木選手が巻いたベルトを取りたいとおっしゃっていましたが、具体的に教えて頂けますか?
- 砂辺光久:自分はパンクラス旗揚げ戦の第1試合で戦った鈴木みのるさんに憧れてこの種目を始めたんです。その鈴木さんが初めて巻いたベルトがパンクラスのベルトということで、自分の中ではこのベルトに対する思い入れが凄く強いです。
- これまでは体格的に厳しい中での戦いだったと思うんですけど、ようやくフライ級が出来てタイトルマッチを迎える今の心境は?
- 砂辺光久:先ほど坂本さんが言われた通り、8年かかったんですよね……。16年間格闘技をしてきて、色んな人に迷惑やワガママを言ってきたんで、6月7日にケジメをつけたいなって思ってます。(ケジメと言っても)引退する気はありません。
- 東京ではどこで練習をされているんですか?
- 砂辺光久:本当に色んなところで練習をしてるので、名前を出してもアレかなと。でも、東京で生活することや電車に乗ることさえも、自分の中では練習だと思ってます。
- シュートボクシングに参戦したことは今回に活きそうですか?
- 砂辺光久:江泉選手は打撃が凄く得意で、それで勝ち星を奪っている選手なので、上手いことそれが結びついたら活きてくるのかなと。
- 鈴木みのるさんから今回の件について、アドバイスは頂いたんですか?
- 砂辺光久:今回入場曲を変えます。それに対して鈴木さんから許可を得た、それだけです。
- 先ほど江泉選手が「打撃でスカッと勝ちたい」と言っていましたが、砂辺選手はいかがですか?
- 砂辺光久:打撃なり寝技なり、自分は“ハイブリッドレスリング"で勝ちます。
- 江泉選手にお伺いします。パンクラスのベルトに対する思い入れはありますか?
- 江泉卓哉:初めて「総合格闘技」というものを知ったのがパンクラスで、高校生くらいの頃からテレビで見ていましたし、アマチュアの頃からずっと参戦させてもらって、そこを拾ってもらえて今に至るので、そういう感謝の意味も含めてもの凄く思い入れはあります。
- 前回の試合後に「パンチで勝ったが自分は柔道出身だ」というマイクアピールをされていましたが、今回の試合で一番見せたいところは?
- 江泉卓哉:その言葉の意味は、遠回しですけど「打撃だけじゃなく、投げでもグラウンドでも何でも出来るぞ」っていう意味です。今回は作戦も何もないんですけど、感じるままに倒すだけです。そこを見てほしいですね。
- 7戦目でタイトルマッチというのは、当然の結果だと思いますか?
- 江泉卓哉:運だと思ってます。
- 坂本靖:運も実力のうちですからね。