久々にルッテン選手があせってロ-プを掴んで攻撃をしようとする姿を見ました。上体が自分の形ではなくて打撃に入っていくルッテン選手も久々にみました。
そういう意味で恐い物知らずといいますか、どんなもんなんだろうかと興味津々の中でのデビュ-でそういう事が出来るというところに、もう聞き慣れてしまっている言葉でしょうけども、非凡なものといいますかそういう部分を感じるとは思います。
ただプレシャ-はそうとうつらかったと思いますよ。その中でおよそ3分弱の試合だったんですけども、とりあえずやりたい事もしくは練習でこういうことをしたいと目的意識をはっきりもって練習させて育ててもらった。それがアピ-ル出来たという部分が、観客の好感度というんですか、そういうものをよけい掴んだものだと思います。
明確に渡部選手がなにをしたかったかということが伝わって来ました。ですからそういう点ではすごくおもしろかった試合でしたし、感情移入がすごくしやすいものだったと思います。技術的にいえばスタンドで打ち合ってからグラウンドにどうはいるかとかまだまだあるんでしょうけども、それは今後の課題として、とりあえずパンクラスのリングを体験した渡部選手に拍手といったところでしょう。