PANCRASE 1998 ADVANCE TOUR 1998.10.26 後楽園ホール

第2試合 10分1本勝負
  • 渋谷修身
  • vs
  • 窪田幸生
○渋谷修身(10分00秒、判定/3-0)窪田幸生×

試合の内容としては渋谷選手が圧倒した形だったと思います。これは渋谷選手が今までひたすら一生懸命試合をしていたという部分から、試合のなかで組立ていくという、自分の闘い方のなかの目的といいますか、何をどうして、どうゆう風に動かしていき、何をとっていくのか、逆に相手の技の仕掛けに対してこの仕掛けはフェイクなのか何を目的としてしかけて来るのかという読みが出来てきているというのが見てとれるたいへん内容の濃い試合だったと思います。

黙々と自分がやりたいこと、やることというのを繰り返し手を変え品を変え行っていくという試合でした。ですから判定としては30-28という2ポイント差がついたぐらい、3者そのぐらいの差をつける位にちょっと差が開いたような感じがしましたが、窪田選手としてもテ-クダウンをとられてもそのまま下になっている訳ではありませんし、完全にブロックをしながら、自分のチャンスをみて我慢してためているというところでの技術的な向上というのは十分見てとれてきたと思います。

この試合内容以外での窪田選手に対する最大の印象というのは終了のゴングが鳴って試合の判定が下された瞬間に悔しそうに、ほんの一瞬の間にリングを降りてさっさっと帰ってしまった、この窪田選手を見てまた次の試合に期待したいですね。よっぽど悔しかったと思います。その気持ちがあれば窪田選手はまだまだ強くなるだろうと、そんな部分で期待します。渋谷選手は王者の闘い方の加速部分に入ってくる闘い方になって来ましたので今後は目がはなせない、そんな試合でした。

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