大石選手はパンクラスで新弟子としてスタートしましたが、アマチュアレスリングの戦歴、キャリアがあり、リングインした時の面持ち、立ち居振舞いがデビューを迎えたただの新人ではないというオーラの様なものが出ていて、大変好感が持てました。対するオーストラリアのグリーン選手ですが、パンクラスのリングで良い闘いを見せようと、その様な前向きな姿勢がある大変良い選手だったと思います。
試合は一進一退で進みました。大きな決め技、チャンスには至らなかったのですが、終始攻め込んだ大石選手の判定勝ちでした。スピード、一つ一つの威力、思い切りの良さというものを、試合を経験するな中で発揮して行って、これから軽いクラスが出来るわけですから、そういう中で旋風を起こして欲しいなという両者の試合でした。
PANCRASE 2001 PROOF TOUR 2001.10.30 後楽園ホール結果