パンクラス
 
release

image

第7試合  IWGP タッグ選手権試合 (60分1本勝負)
鈴木みのる、高山善廣(王者組) vs 蝶野正洋、村上和成
○鈴木みのる(15分50秒、ドリルアホール・パイルドライバーから体固め)村上和成×

image
image
image
image
image
Photo Copyright:M.GIGIE

鈴木みのる:弱いヤツに勝ってもあんまり面白くないんだよな。
高山善廣:勝った、やったぜ! っていうのが全然ないんだよね、このリングは。だから、どうしようもないから猪木さんに言ってやったんだよ。今日まで我慢してきたんだよ。(鈴木選手と)巡業一緒に行ってもタッグは組ませない、怖いから。
鈴木みのる:巡業行って、1日1日試合組むたびにテメェのところの選手壊されちゃうもん。リングで身体壊されて、リング降りてもこうやって口で心の中までズタズタにされて。だから組ませてくれねぇんだもん。1シリーズ組ませてみろって。毎日毎日日替わりで新日本の本隊のヤツら相手してやるから。こんだけバカにしてもだよ!「オレが取り返してやる!」って言うヤツ、何で出てこない?! 若いヤツらは何で「すいません、どいて下さい」って先導してんだよ。バカじゃねぇのか?! 殴りかかって(ベルトを)取りに来いっての。オレが生まれた新日本プロレスはこんなんじゃなかった。今の新日本プロレスは名前だけだ。
高山善廣:だからオレは新日本じゃなくて『U.W.F.(インター)』に入ったんだ。
鈴木みのる:鬼の棲む場所じゃなくなってるよ。口だけだ。カッコだけだ。見てみろ、さっきのテレビの番組だって。「はい、この後はIWGPタッグです。」って。オマケか、俺らは? ツマか? なんださっき流れてたの。フザけるな。「この後は武蔵vs柴田です」。アホか。この後オレらじゃねぇか。フザけんな。去年の10月の東京ドームのことだって、なかったような顔しやがって、みんな。あれからずーっと続いてるんじゃないか。
高山善廣:身体張ってるのはジジィだけじゃねぇか。
鈴木みのる:新日本ピンチだって飛び出てきたのは、星野さんだけじゃねぇか。何だよ。魂抜けてるヤツらばっかりだ。
高山善廣:これでキング・オブ・スポーツだ、ライオンマークだって、そりゃあK-1やPRIDEに取られるわな。みんな知らないフリするのよせよ。
鈴木みのる:見りゃわかんだろ。負けてるんだよ、ここのプロレスは。K-1にも、PRIDEにも。取り返すんだったらオレらから取り返してみろっての!!