update:2004.09.11
9月10日(金)『プロレスリング・ノア』日本武道館大会、鈴木みのる、丸藤正道に激勝!!
■ 第5試合 シングルマッチ 60分1本勝負
○鈴木みのる(17分18秒、レフェリーストップ/逆落としからの裸絞め)丸藤正道×
: 対戦相手の丸藤選手はいかがでした?
■ 鈴木みのる:いや、腹立つね。でも、嫌な怒りじゃないな。何か、これは不思議な感覚だな。嫌な感覚じゃない。頭くるし、ムカつくし、まだ殴り足りねぇし。でも、嫌な気持ちには終ってからなってない。
: 鈴木選手は、若い、活きのある選手が好きということでしょうか?
■ 鈴木みのる:若い、活きの良い選手が好きかどうかは分かんない。でも、丸藤は、ん〜、とりあえず、ここで当たった3人目。ん・・・3人目だけじゃないな。この1年ぐらいで当たった中で、ちょっと不思議な感覚を俺にくれたかな。
: 試合前は「楽しみ」と話していましたが、実際楽しめましたか?
■ 鈴木みのる:ん・・・いや、予想外の返しを色々されたんで。これはちょっと味わったことのない感じかな。ただ、ん・・・今日初めて逆落としをね、こう断たれたんだけど。正直言うと、丸藤だったらということで、俺の中では計算の範ちゅうの中。丸藤だったら、こんな返し方もされるんじゃないかっていう予想はしてたから。ただ、その後、スープレックスで投げられるとは思わなかったけど。
: 予想以上の部分があったということですか?
■ 鈴木みのる:だから、見た目のチャラチャラしてるところとか、若いとか、生意気とか、みんなが思ってる以上に、もっと深いところでもしかしたら、もしかしたらね、俺の考えてる、俺のいつも言ってるプロレスが理解出来るうちの1人かも知れない。そんな気が今日はした。面白かった。
: これで、『ノア』に新たな興味が湧いてきましたか?
■ 鈴木みのる:興味?帰り(花道)に言ったじゃねぇか!見てねぇだろ。ここ(インタビュー・スペース)にいたから。(小橋選手らの真似を身振り手振りをしながら)こんなの使う奴とか、こんなことする奴とか、こんなことする奴とか、こんなことする奴とか、『もういいかげんに出て来い!』って。言ったじゃねぇか、そこで。みんなの前で。
: ベルトにもどんどん挑戦していくってことになりますか?
■ 鈴木みのる:何?ベルトに挑戦じゃねぇよ!何百回言わせんだ、同じこと。ベルトなんかどうでも良いんだよ。どこのベルトだって、知らねぇよ、そんなの。強い奴とやりたい。だから、『強い奴出て来い』。それだけだよ。
: 丸藤選手の技の衝撃はどうでした?
■ 鈴木みのる:いや、張り手、キックとか、そういうのはやっぱりちょっと軽いかな。
: 不知火は?
■ 鈴木みのる:あ〜、あれは1発目で返そうと思った。そしたら返せなかった。最後やったみたいにポーンと落とすのも、頭の中では『こうやれば返せるんじゃないか』って。支点、軸をズラせば絶対に相手は前に落ちるっていう、力の方向?そういうのを頭の中には組み立ててあったんだけど、1発目は返せなかったね。予想以上に、『あんなの効くかよ』って思ってたけど、予想以上に効くね。頭、クラクラしてきた(苦笑)。
Photo Copyright:M.GIGIE
■ 取材協力:格闘魂
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