パンクラス
 
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update:2005.01.05
闘魂杯シングルマッチ1:鈴木みのる vs 飯塚高史

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第5試合 30分1本勝負〜闘魂杯シングルマッチ1〜
○鈴木みのる(9分45秒、スリーパーホールド)飯塚高史×
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おめでとうございます。
鈴木みのる:何が? 新年か?

はい。途中で笑顔が見られて、今日も楽しく闘えたのかと?
鈴木みのる:楽しくなんかねえよ。あいつがしつこいだけだ。ちょっとしたストーカーだな。ありゃ(苦笑)。しつこいんだよ、技1個しかないくせに。あと、弱いくせにでしゃばり過ぎだ。何が選手会長だ。挨拶もロクに出来ねぇ、試合もロクに出来ねぇ。ヘェッ、おかげさまで楽しくやらせてもらった。

その一つしかないスリーパーに、鈴木選手もかなり拘っていたように見えました?
鈴木みのる:あいつが拘ってるヤツに、今日はあえて(自分も)拘ってやった。それだけだ。

相手のプライドのある技だからこそ、それでやったと?
鈴木みのる:だって勘違いしてるから。スリーパー上手いなんて思っちゃってるから。

飯塚選手のスリーパーはどうでした?
鈴木みのる:効くか、あんなもん! 何も効かねえよ。まんまと俺の死んだふりにだまされやがって。まぁ〜そうだな、あいつの時計は何十年も止まったままなんだな。

デビュー戦のことを思い出したりしました?
鈴木みのる:デビュー戦のことは凄い前だから忘れたね。人生の半分だよ。半分プロレスの世界にいて、そのデビュー戦だよ。いちいち憶えてないよ。昨日のことも忘れるようにしてるから。都合の良いことは憶えてるよ。俺に都合の悪いことは、全部忘れることにしてるから。

ある意味マット界での、それぞれの歴史の積み重ね具合を比べ合う試合でもあったと思いますが?
鈴木みのる:そう? そんなこともないけど。まぁ、ん〜、去年やたらしつこく、去年? 一昨年か。一昨年、俺と対戦して負けたのを何だか逆恨みして、去年一年間ず〜っとストーカーみたいについて回ってきて。何かある度に俺に突っかかってきて、うっとうしかったんだよね。本当は去年中に大掃除しておきたかったんだけど、去年の年末は忘年会とかで忙しかったから。だから、ちょっと新年一発目で軽く掃除させてもらおうかなと。飯塚はあれだな、換気扇に付いた油汚れだな。きれいに取れたよ、おかげで。レディメイドを呼ばなくて済んだから。

鈴木選手の中では、飯塚選手は終わったと?
鈴木みのる:ん〜、終わったんだけどさ。いつも毎回終わってるんだけどさ、弱いくせにしつこいんだよ。まぁ、また来たら、対戦してやっても良いけど。今日やってみて、ん〜、あまり面白い相手じゃないな。いじくって、健介の馬鹿みたいに真っ直ぐ返してくるわけでもなく。策士の蝶野みたいに、俺の裏を読んで攻撃を仕掛けてくるわけでもなく。ただ、地味にポツポツと攻撃してくるだけだからね。

その辺りのマッチメークも新日本に怒ってますか?
鈴木みのる:良いよ、別に何でも。別にマッチメークは俺がするものじゃないからさ。俺は主張はしていくよ、どんどん。これから新日本の方でも、去年、俺と健介のタッグで中邑&棚橋に(タッグのベルトを)獲られたじゃない。あの初防衛戦で。俺と健介の初防衛戦。俺の5回目の防衛戦なんだけど。で、ベルトを獲られたら終わりみたいな顔してるから、新日本が。『はい、外敵おしまい』みたいな。今日だって見てみぃ、呼ばれたの俺だけだよ。残ったゴキブリは殺虫剤でしつこく追っかけまわして殺しちゃおうなんて作戦か? 会見場もこんなに遠くにしやがって。こんな嫌がらせするなよ。テレ朝か?

いやいや(苦笑)。
鈴木みのる:もっと近くにしろよ。あまり喋れないじゃないか。

かなり喋っていますけど(苦笑)。
鈴木みのる:そうか? どうせ流れないから良いよ。どうせ使わないでしょ?(笑)。

いえ(苦笑)。
鈴木みのる:『いえ、そんなことないです』って言いましたね。俺、家帰ってテレビ見るよ。消費者センターに電話するから。『何だよ、出すって言ったのに、出ねえじゃねえか』って。何か聞くこと無いの? いや、良い新年を迎えました。

今年の抱負は?
鈴木みのる:今年の抱負? ん〜、去年より面白くなれば良いなと。俺の周りが。だから面白いものを選んでいく。それが俺の生き方。今日みたいのはもういいや。

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取材協力:格闘魂
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