update:2005.05.01
■ 『プロレスリング・ノア〜Encountering Navigation'05〜』4月24日(日)東京・日本武道館
タッグマッチ 45分1本勝負
鈴木みのる、丸藤正道 vs 三沢光晴、鈴木鼓太郎
○丸藤正道(20分00秒、不知火から片エビ固め)鈴木鼓太郎×
タッグマッチ 45分1本勝負
鈴木みのる、丸藤正道 vs 三沢光晴、鈴木鼓太郎
○丸藤正道(20分00秒、不知火から片エビ固め)鈴木鼓太郎×
■ 鈴木みのる:気が変わったんだよ。欲しくなったんだよ!
: 今まで鈴木選手は「ベルトに興味はない。強い奴と当たりたい」と言ってましたが?
■ 鈴木みのる:いや、基本は一緒だよ。でも、面白いこと考えついちゃったんだもん。エッヘッへ(笑)。そしたら、ベルトがどうしても必要なんだよ。
: と言うと、その面白いことはベルトの先にあるということですか?
■ 鈴木みのる:何でよ! 最初の1ページ開いただけなのによ、真ん中の面白いとこ、今、俺が喋んなきゃいけねぇんだよ! ヘンッ! じっくり待てよ。
: 丸藤選手。鈴木みのる選手とのタッグでベルト挑戦ですか?
■ 丸藤正道:いや、俺ははなからそれは言ってたから。鈴木さんがそこは乗り気か、乗り気じゃなかっただけでね。まぁ、お互いの意見を言い合う中で、そこが合うなら、そこにやっいくしかないと思うし。
: 三沢選手とのタッグ戦に勝利して、機は熟したという考えですか?
■ 丸藤正道:まぁ、でも今日は、三沢さんから直接取った訳じゃないんでね。ちょっと、エルボーはきついです。
■ 鈴木みのる:俺さ、申し訳ないけど避けんの忘れてさ、あの三沢のエルボー味わっちゃったよ。「うわー、これかー!」と思ったよ。「これが噂の三沢のエルボーか!」って。
: 受けている間、笑顔も見られました。
■ 鈴木みのる:何か、良いじゃない。有名な人に有名な技かけられたんだから、嬉しいじゃない。ヘンッ!
■ 丸藤正道:Sのようで、ドMですよ。
■ 鈴木みのる:へへン(笑)。
: 改めて聞きますが、エルボーの味はどうでしたか?
■ 鈴木みのる:まだ足んねぇな。まだ、一口目っていうか、味見程度だな。
: 特に今日は試合に圧勝。鈴木鼓太郎選手との絡みが多かったようですが、まだまだ三沢選手とはやり足りないって感じですか?
■ 鈴木みのる:もう、全然足りないね。三沢光晴をいつか完食したいね。ただ、まぁ、社長もな? いつまで仕事すんのか知らねぇけど(笑)。そんなに時間はないだろうから。頑張って、そのきっかけ作んなきゃな。
: 近い内にということですか?
■ 鈴木みのる:馬鹿じゃなければ来るだろう。「あんな奴、上げるんじゃなかった。ああ失敗した」って言って、「じゃぁ俺が制裁するしかねぇだろう」って思ってくれりゃラッキーかな。
: ベルトの話に戻しますが、鈴木選手はちなみに今のGHCタッグのチャンピオンは誰かご存知ですか?
■ 鈴木みのる:当たり前・・・、誰?(※と言って、丸藤選手に聞く)。
■ 丸藤正道:(※鈴木の耳元で)スコーピオとダグ・ウイリアムス。
■ 鈴木みのる:スコーピオと、エッ、何?(※と言って、再び丸藤選手に聞く)。
■ 丸藤正道:ダグ・・・
■ 鈴木みのる:ガイジン!
: まずは、その2人から?
■ 鈴木みのる:その2人からだよ。それが、だって一番強いんだろう、今? 強いからベルト持ってんだろ? 偶然とか拾った訳じゃないだろ? 会社から買った訳じゃないだろ? 前のチャンピオンは知ってんだよ。三沢&小川組っていうのは知ってんだよ。
: 次のシリーズ、近いシリーズでタイトルマッチが行われると?
■ 鈴木みのる:シリーズ・・・でも良いけど、ちょっと普通だな。せっかく俺が丸藤と組んでんだから、もうちょっと突拍子もないことやっても良いかなとは思ってるけどね。
: 突拍子がない? となると、7月のドームというものもありますが?
■ 丸藤正道:ドームまで、でもまぁ・・・。
■ 鈴木みのる:暇じゃん!
■ 丸藤正道:2ヶ月・・・。うちらを飽きさせない相手が出て来てくれるなら良いけど。
: まだまだこれから始まる楽しいことへの第一歩が始まるということですか?
■ 鈴木みのる:あと、丸藤が「いや〜、こんなにこいつ、意地悪すんの好きなんだな〜」っていうのが再発見だね。
: 新たな魅力ですか?
■ 鈴木みのる:そうだね。もうちょいだね。何かね、あの鼓太郎にはね、結構いくけどね、やっぱちょっと、社長にはちょっと、まだ遠慮だな。
■ 丸藤正道:いこうと思ったんだけど、脳ミソがちょっと。バァーンと打っちゃったから。
: まだ今回2戦目ということですが、分かってきた部分もあるし、楽しみな部分もまだあるということですか?
■ 鈴木みのる:やりながら、色んなこと思いついちゃうんだ、俺。で、今日やるチャンスがなかっただけであって。次から次へと。
: 丸藤選手はどうでしたか? 鈴木みのる選手との2戦目は。
■ 丸藤正道:いや、だから本当に前、え〜と開幕?で組んだ時から、まぁ、ぶっちゃけ、連絡は1回も取ってないけど。
■ 鈴木みのる:ハッハッハッ(笑)。
: そうなんですか?
■ 丸藤正道:うん。取ってないけど、連携というか、何か試合の中で「こうして、こうして」みたいな・・・何て言うのかな、話をしとかなくても体が動くって言うか、そういう部分が凄い大切だと思うから。
: 通じ合っているということですか?
■ 丸藤正道:通じ合っているかどうかは分かんないけど。
■ 鈴木みのる:違うよ。通じ合ってるとかそんなもんじゃないよ。闘うってことは、プロレスってどういうことかっていうのを、俺と丸藤、スタイルも違うし、年齢も違うけど、心の中でわかってるってことだよ。それが共通してるから、リングに上がってもやり方が違うけど、同じように攻めれる。それだけのことだよ。
: もっと深い部分でということですか? プロレスに対する認識が。
■ 鈴木みのる:だと思うよ。
: その2人がこれからも『NOAH』を引っ掻き回していくと?
■ 鈴木みのる:そうだよ。相手をやっつけるだけがさ、試合じゃねぇんだよ。だから、今日の三沢のエルボーだって、1発も受けないで避けることだってやれば出来たと思うけど、受けなきゃ始まんないだろう。どんぐらいなのか? バックリいっちゃった、口の中。サンキュー(※と丸藤選手に握手を求める)。
■ 丸藤正道:ありがとうございました。
■ 鈴木みのる:(※立ち去りながら、丸藤選手に対して)面白いことやろうぜ、2人で。面白いこと、さっきリング上で考えついちゃった。
■ 丸藤正道:あとで教えて下さい。
■ 鈴木みのる:思いついちゃったんだよ、リング上で。教えねぇよ、みんなには(※報道陣に対して捨て台詞を残して控え室へ)。
■ 丸藤正道:あったま、痛てー(※と言いながら控え室へ)。
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