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2001.10.27 P's LAB東京 ミドル級タイトルマッチ ネイサン・マーコート vs 星野勇二調印式 ■ 尾崎社長 パンクラスとしましては格闘技・プロレスの聖地である後楽園ホールではじめてのタイトルマッチを行うということになりました。挑戦者の星野選手は2000年のネオブラッドトーナメントの覇者であります。2000年のネオブラッドの王者が翌年タイトルマッチを行うということは私としましても心がウキウキするような気がします。10月30日すばらしい挑戦者を迎えてミドル級のタイトルマッチ、ネイサン・マーコート選手2度目の防衛戦となります。なお外部の日本人選手のタイトルマッチははじめてとなります。ご期待下さい。 ■ ネイサン・マーコート選手(ミドル級王者) コロラドスターズ所属のネイサン・マーコートです。今回のタイトルマッチ出場のチャンスが巡ってきたことを感謝したいと思います。先ほど尾崎社長からご説明があったようにパンクラス始まって以来はじめて後楽園ホールでタイトルマッチということでお客さんも非常に目がこえていますのでその中でベストファイトをすることが自分の使命だと思っています。対戦相手は前から対戦を希望していたと言うことも申し上げておきます。 ■ 星野勇二選手 RJWの星野勇二です。本当に今回は尾崎社長にいいチャンスをいただきまして、自分自身本当に今まで目標としてきたタイトル戦なのでいつも以上の実力を出してこのタイトルを絶対勝ち取りたいと思います。マーコート選手とはいつも以上に実力を出し切っていい試合をしたいと思います。 : マーコート選手が星野選手と対戦したいと希望していたのですか? ■ ネイサン・マーコート選手:タイトルマッチで対戦したい相手は何名かいましたが、そういう相手との対戦にはタイミングがありますので、星野選手はネオブラッドで優勝したという肩書きを持っています。そういう相手と対戦するには意味があるということで、星野選手は候補のひとりでした。 : 星野選手についての印象は? ■ ネイサン・マーコート選手:星野選手の対戦ビデオは3、4試合見ています。非常にタフな選手でバックグラウンドがレスリングなのは分かっています。立ち技も上手いし的確だという印象を持ってます。タフな試合になるということに尽きると思います。 : マーコート選手の印象は? ■ 星野勇二選手:非常にオールラウンドで何でも立ちも寝技もできる選手だと思ってます。上手い選手で強いという印象持っているので、自分もいつも以上の実力を出して何かひとつ、レスリングならレスリングで凌駕するような技を出していかないと太刀打ちできない選手だと思っているので、いつも以上の実力が出せればベストの試合ができると思ってます。 : つけこむポイントは? ■ 星野勇二選手:気持ちで勝たないと勝てないなと思っているんですよ。勝ちたいという気持ちでいつも以上の自分が出せると思うので、気持ちで勝ちたいと思います。 : 道場対抗戦に負けないような意識はありますか? ■ 星野勇二選手:今回のGRABAKAとパンクラスのカードは僕自信楽しみなカードなんで、全部みたいカードなんですけど(笑)、お客さんも待ち望んでたカードなんで、メインでそれ以上にいい試合を見せないといけないなという感じでいます。 ■ ネイサン・マーコート選手:私のモットーとしてはつねににリング上でベストを尽くすという姿勢を持ってれば、お客さんにとって見ごたえのある試合になり、ベストバウトになるという信念を持ってますので、自分の試合に集中して、それ以外は眼中にありません。 : 勝者が國奥選手とやることについては? ■ 星野勇二選手:私も事実仕事を持っていまして、こういう場で話すのも申し訳ないですが忙しくなってきまして、練習も思う存分できなくなる状況になってきて、ベストな状態で挑めないのは自分としても許せない部分もあるので、今の時点では自分の中では考えられない、というのがあります。やってみたいとは思いますがタイミングの問題もあると思います。 ■ ネイサン・マーコート選手:國奥選手とは過去二度たたかって、レスリングもできますし、関節技も上手いですし、テクニシャンであるという印象がいまでもあります。そういう選手との対戦は望むところです。やるとなれば一本勝ちしか考えていません。前回のような判定勝ちは勝った気がしません。 : 星野さんのお仕事は? ■ 星野勇二選手:警備の方をやっておりまして、今回のテロ事件で国内の外資系の会社がありまして、そちらの警備の強化など、いち社員として仕事に従事する意味ではこういう状況ですので、やらなければいけないという現状です。 : チャンピオンになったら12月の防衛戦は仕事の都合でできない可能性も? ■ 星野勇二選手:仕事の都合というよりも普段の練習の方にも影響がありまして、自分の思ったとおりの練習ができなければ試合に出ることは考えていないので、試合に出る以上は思ったとおりの練習をして十分に実力を出さなければ行けないと思いますので、中途半端な練習でプロのリングに上がってはいけないと思ってます。今の時点ではタイトル取った時の防衛戦は考えていません。 : 尾崎社長、その場合は? ■ 尾崎社長:星野選手も目の前の試合のことしか頭にないと思いますので、先の話は終わってからだと思います。 |