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■ 第6試合 ライトヘビー級戦/5分3ラウンド ○佐々木有生(2R 1分19秒、腕ひしぎ十字固め)ジョン・グローバー× ジョン・グローバー、前に似た名前の荒くれ男がパンクラスに参戦していたと思いますが、 リングに上がったジョン・グローバー選手はその荒くれ男とは対照的な、何といいますか普通のスマートな外人選手という印象でした。試合の方はスマートとは言えず、どちらかというと荒削りなまだまだ発展途上だなという試合だったと思います。クリス・ライトルやジェイソン・ゴドシー選手らと共に練習をしているだけに、極めに対しての密度の高さ、これはさすがだなと思いました。極めに入られて来た所からの脱出していく形、それからこんなところからでも無理矢理極めて来るのかと言うようなところは逆にある意味アメリカらしい、IFアカデミーらしい極めに行ける時にはアバウトでもいっちゃいなという、かからなければやり直せというようなところでの闘い振りそれを決めるのがパワーだというところが見て取れましたが、まだまだ正体不明な選手という印象です。 負けはしました、そして決して格好良くない不器用な選手でしたが、たいへんしつこい粘り強い選手でした。ですから日本人のパンクラスismの若手選手なんかはある意味彼の闘い方、多少アバウトでも極めに行く時には極めに行くという部分等は彼と闘って学んでみるのも良いのではないかと思います。そういったところから佐々木選手は1R目は闘い辛そうでした。セコンド等の雰囲気からすると簡単に極めてしまう相手じゃないかなと、そんな風貌なんですよグローバー選手。それをのらりくらりと逆にこんなところから肩固め気味に絞って来るのかとかいったところは意外に映ったかもしれません。グローバー選手も健闘しましたが佐々木選手は試合が立続けに来てパンクラス・グラバカを菊田選手と共に名前を引き上げて、がんばっている原動力です。彼も目には触れない所で体が傷つきしたり等があっての連戦ですから、そういう意味でちょっと疲れているのかなという危惧はたいへんありました。たださすがだなというのは、極めるときに極めに行ける強さというのは勝負の分れ道を作っていけるんだなとあらためて実感しました。佐々木選手健闘しました。 >>> N E X T |