第4試合 NEO BLOOD TOURNAMENT1回戦/5分2ラウンド
×中台宣(2R 1分03秒、KO)鈴木雅史○

練習中の左膝のケガから、ようやく立ち直って来ての昨年に続いてのネオブラッド参戦でした。中台選手としては心に期したものがあったと思います。またお互い打撃系のベースがあった事から、スネークピットジャパンの鈴木選手においても、かみあったらどんな試合になるだろうというのが一つ注目点でした。序盤1Rは中台選手の右のローがかなり良い角度で当たっていて鈴木選手もかなりダメージがあったと思います。その中、お互いのパンチの応酬で、鈴木選手のクリーンヒットがありKO勝ちという試合でした。お互い足を止めて打ち合ってはいけないという定石の中で、中台選手はパンチを受けるのには、あまりにも当たり前の形でパンチを受けてしまった、というのが今後の課題ではないかと思います。良い資質を持ってるのですが、今回ケガのため練習不足という事もあったとは思いますが、それをきちんとケアしながら試合に役に立つ為の土台を作って行く事で十分な資質をいかに有効に使うかという事です。そういう意味ではまだまだ課題を残した試合だったと思います。鈴木選手においてはローを決められ、カウンターパンチをカウンター気味にとられたり、2R開始もちょっとペースを掴めずにいたんですが本当に一瞬のチャンスを上手く掴んでカウンターで迎撃したり、そこに並々ならぬ格闘センスというものを垣間見た感じがしました。


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