前回の試合が今年7月・後楽園ホール大会でのVS百瀬善規(禅道会)戦ですから、12/21(土)ディファ有明でのVS栗原剛(チームRoken)戦は約5ヶ月ぶりの試合となります。その間、9月に膝を負傷して、全く練習ができない時期もあったと思いますが、負傷箇所の具合も含めて、体調はいかがですか?
近藤有己:もう、バッチリです。不安もないですね。無理して復帰を早くしたのではなくて、順調にきて、それで現在に至るって感じなので、復帰が特別早いわけじゃないんですよね。

対戦相手の栗原選手は、8月の「ウルフレボリューション」で石井大輔選手(パンクラスism)と試合をした選手ですが、近藤選手、栗原選手、お二人のこれまでの実績から見て、やはり近藤選手が栗原選手のチャレンジを受けるというかたちでファンの皆さんも試合をご覧になると思います。パンクラス以外に所属する選手で、しかもご自分より実績、知名度などが低い選手の挑戦を受けるということに関しての怖さというものはありますか? 栗原選手にとっては、ここで近藤選手を喰って一気に名前を売るチャンスの試合になると思いますが。
近藤有己:まぁ、喰われてナンボなんで(笑)って思ってます。喰われる時は喰われると思いますよ。分かんないですけどね。そりゃぁもちろん精一杯やって、勝つつもりで試合をするわけで、喰われたくて試合に出るわけじゃないんで。まぁ、何てことはないです。

もともと9/30・横浜大会の出場選手の中に近藤選手の名前も挙がっていて、誰と対戦するんだという状況の中での負傷でした。近藤選手にとっては確か初めての負傷欠場になると思いますが、ゆえに私もそうですが、ファンの皆さんも今度の試合を近藤選手の復帰戦として捉えてると思います。近藤選手ご自身は今度のVS栗原戦をどのように捉えていらっしゃいますか?
近藤有己:ん〜、まぁ、そうですね・・・。復帰戦と言えば、例えば今までが10ぐらいあったとすると、8とか9ぐらい、ここまで戻ってきたぞっていう感じになると思いますけど、自分の中では、もう今までの10を越えて、11、12ぐらいまできてると思ってるので、復帰というかたちではないと思ってますね。自分の中では。やっぱり前回の試合、7月から時間が経ってる分だけ、以前より強くなってると自覚してるんで、そういう意味では復帰戦にはならないんじゃないかなと思います。お客さんの前に出るのは久々ですけど。

近藤選手が試合に出場したくてもできない状況の中で最近のパンクラスをご覧になってて、何か思うこと、感じることなどありました?
近藤有己:いや、みんな頑張ってるなって。みんな頑張ってますよ。一番(自分が)怠け者ですよ(笑)。

近藤選手がプロレスの世界に入ろうと思ったきっかけの一つになった獣神サンダー・ライガー選手が、前回11/30・横浜大会で鈴木選手と試合をしましたが、あの一戦をご覧になっていかがでした? ご自分が昔憧れた選手がパンクラスのリングに上がっている風景というのは。
近藤有己:ん〜、それほど別に感慨深いものはなかったですけどね。まぁ、なかったです。あの試合はホントに鈴木さんが勝って良かったなって。それで、試合のあともノーサイドみたいな感じでさわやかに終わったので、それが何より良かったかなと。

何かライガー選手にメッセージがあればどうぞ。
近藤有己:あの〜、試合後に「このままじゃ終わらないからな」みたいなことをおっしゃってたので、是非是非、またパンクラスに上がって下さい。

それでは最後に、12/21(土)ディファ有明大会での近藤選手の試合を楽しみにしていらっしゃるファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
近藤有己:え〜っ、久々の試合ですけど、以前よりも成長した自分の姿というのを見せれればと思ってます。期待して下さい。

近藤有己選手database