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: 久しぶりの試合でしたが、感触はいかがでしたか? ■ 近藤有己:苦戦という感じではなかったですね。前回よりも自分の進歩したところをお客さんに見せれたというか、自分でもその進歩したところを感じましたね。苦戦だと、どれだけ前の状態に戻せているかという事なんでしょうが、今回は以前より良くなっているかなと感じました。 : それは心技共にということですか? ■ 近藤有己:完全じゃないですね。今までよりは(良くなった)ということです。で、今日の試合やって反省点ていうのも見えましたし、それが自分の中で明確に見えているって言うか、冷静に自分の中で足りないところも見えているんで。多分、菊田さんですよね、タイトルマッチが春ぐらいにあるって聞いているんですけど、それまでに自分はきっとあと何戦かやると思うんですよね。その中で自分を仕上げていけるという手応えを感じました。 : これから仕上げていきたい点、残っている点というのはどのような点でしょうか? ■ 近藤有己:いや、もう、細かいところですね。やってる本人しかわかんないところって言うか、う〜ん身体のバランスだったり、攻撃の強弱だったりとか、そんなところですね。 : 来年の一番の目標は菊田戦という事でいいんでしょうか? ■ 近藤有己:僕の中では特に目標というわけではないです。一試合一試合毎が目標でもないですね。自分が強くなっていけば今回以上にもっと良い試合になると思いますし、菊田選手との試合が組まれたとしても、その中でチャンスをつかめるというか、チャンピオンになることも出来ると思いますし。う〜ん、今はその、昇っていけてるなっていう手応えを大事にしていきたいと思っていますし、それが目標ですね。今回の試合のモチベーションも、例えば菊田選手との試合が決まったっていうモチベーションも変わんないですね。 : 今年の7月以降の欠場というのは、怪我かなんかしてたんですか? ■ 近藤有己:えぇ、怪我してました。膝ですね。まぁ、もう言っちゃってもいいと思うんですけど………やっぱり言わないことにします(笑)。 : どちらの足ですか? ■ 近藤有己:左ですね、左の膝です。練習中にやっちゃいました。でも状態としては怪我する前よりもいいです。完全な練習が出来るようになったのは、2ヶ月ぐらい前ですね。 : 今年最後の試合だったんですが、今年一年を振り返ってみていかがでしたか? ■ 近藤有己:………そうですね。勉強の年、そう勉強の年でしたね。前半はうまい事行ってたんですけど、百瀬選手に星を落としたこともありましたし、そのあと7月までは自分でも感じたことのないプレッシャーも正直感じてましたし、それを乗り越えて、勝つという経験も出来ましたし、それも自分の中では勉強でしたし。で、怪我をして、9月なり11月なりの期待を無駄にさせてしまったというか、菊田選手との試合もその頃にやるはずだったと思うんですよね。それをちょっと台無しにしちゃって、それも自分の中で感じるものとしてあったし、最後に今日勝って、お客さんの前でいいところ見せれたというのもあって、一試合一試合でホント勉強させてもらったなというのが感想ですね。 ■ 近藤有己選手database |