第4試合 ライトヘビー級/5分2ラウンド
○近藤有己(1R 4分49秒、ギブアップ/チョークスリーパー)栗原強×

ほぼ体重も同じという中での闘いでした。栗原選手は冷静に積極的に闘っていましたので、私の目をひいた選手でした。テークダウンを取り、マウントを目指してグラウンドに入っていくというプロセスをしっかり練習していて面白かったです。が、そこから先が近藤選手はさすがでした。近藤選手はケガ上がりという心配はあるんですが、勝負際から、徐々に盛り返し、自分のペースに持ち込んでいくという、どこまでも近藤リズムというものの中で、魔球の様に引き込まれてしまうという、そういう不思議な強さというものを、2003年もファンの方々にいっぱい見せてもらいたいですね。さすが、という試合でした。


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