試合を振返っての感想を一言いただけますか。
渡辺大介:感想は嬉しいですね。半年ぶりですけど、復帰戦だったので、とりあえず今、ほっとしています。

怪我の欠場もあっての半年ぶりですが、どんな思いで、過されていましたか。
渡辺大介:他の人達が、どんどん、どんどん、強くなっているのを試合を見て感じたので、とりあえず、ここでインパクトのあるものを出さないと、ただ行って終ったら、何というんですか、だらだら行って終ったら、また次にインパクトのある試合をしなければいけないので、とりあえず一発目は、とにかくインパクトのある何かを残さないといけないので、じゃないと、お客さんに僕の事を、憶えてもらえなくなっちゃうんで、とりあえずインパクトを残すような何かを、良いものを出せればな、というのを、ずっと考えてました。

今日の試合内容は自分ではいかがですか。
渡辺大介:最初地味な攻防だったんですけど、半年間休んでいた間に、基本的な細かい練習とかをしていたから、自分の中でそれが確実に出せていました。差し合いの時に倒れなかったのも、相手はあの体勢から倒すのが得意で相撲をやっていたと言うのを聞いていたので、差し合いの時に絶対倒されないで、逆に僕が倒す位の気持ちで行こうと思っていました。力も強いと聞いていたんですけど、今迄僕がやってきた相手と見てみたりすれば、練習相手とか、石井とか謙吾とか相手にして練習してますから、それに比べると、やっぱり、力に関しては、別にそんなに驚きはしなかったですね。
ただ、やっぱり前に突っ込んできて、組んでっていう、あのガッツは感じました。僕はちょっと引き気味だったんですけど、振り回してくるパンチが当たったら、ちょっと嫌だなと思いました。力が強いと聞いていたので、一発当たって効いちゃったら嫌だなと思ったので、一回ブレークになった時に、パンチだした時にくぐられたんですけど、パンチだした時に目をつぶっちゃったんですよ。出そうとしたら相手がぱっと動いたので、その時に、ばっと目をつぶっちゃったら、もう相手が来るんで、今回は絶対相手を良く見て、試合をするというのを課題の一つだったんで、それが、そこで目をつぶってしまった自分が、ちょっと、あっ、という感じでした。逆に、そこで、その後の向かいあった時に、目は絶対つぶらないように、見ないと、と思ったので、逆に見えたかな、といのはありました。

今回、対外試合というのもあったんですが、それは意識しましたか。
渡辺大介:それも意識しましたし、何か勝ったらマイク握るというような事も言ってたんで、絶対に握らせてはいけないなというのを自分でも思いましたし、他の選手にも、絶対にマイク握らせないようにして下さいって言われていたんで、対外試合で、外から来て、勝たれて、リングでマイク握られて何か言われると、それ程本当に、自分に腹立つ事がないですから、そういう意味では、そういう事もあったんで、少し慎重になった部分もあったんですけど、絶対に潰すつもりで行かないと、中途半端にやったら、マイク持たれてしまうんで。

逆にマイクを持ち返してやろうとは思いませんでしたか。
渡辺大介:いや〜、喋るのはあまり得意ではないので、あそこであれだけ興奮してたら、噛み噛みになっちゃうんで、僕はあまりマイクが得意なタイプじゃないですから、そんな興奮して全然言えないです。

フィニッシュのパンチは手応えありましたか。
渡辺大介:そうですね、パチーンと、こう、抜ける感じで。一発目でガーんとなって、組み付きに来ていたんで、あ〜効くんだなと思いました。結構打たれ強いと思ったので、細かいパンチを、どんどんどんどん出そうと思ったんですけど、一発パチーンと当たったら、ちょっとグラッと来て組み付いて来たんで、ここは慎重に、攻めどころは行かないという感じで、行ったら当たりました。

最後に今後の目標を。
渡辺大介:目標ですか。もっと外の選手とやって、結果を残すという事と、後、強い選手とやって、結果を残す、今回外の選手とやって結果を残せたので、もっと、もっと外の選手とやって、まず結果を残すという事、後、勝ち星を重ねて行くという事、勝つのは難しいんですけど、勝ち続けるのは、本当に難しいので、とにかく、勝ち続けたい事と、結果を残す事、外の選手とやりたい、そういう感じですね。

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