第3試合 無差別級戦/5分2ラウンド
○石井淳(2R 1分51秒、ギブアップ/グラウンドでのパンチによる)ジェイソン・ゴドシー×

序盤の1分位というのがこの試合の見所だったような気がします。無差別級ならではの重厚な真正面からの組合という形で、その様な意味では面白かったです。ゴドシー選手のパンチで石井選手は鼻血が出たり、石井選手の重いパンチでゴドシー選手がちょっとグラつくというところが見えての序盤の展開でした。ゴドシー選手は来日した時点で風邪で体調を崩していました。それでスタミナがどんどん無くなるという展開の中で石井選手が息を吹き返しました。そして積極的に攻め捲くった石井選手の勇気と強さに本当に頭が下がりました。後はゴドシー選手の根負けという形のグラウンドでのギブアップでした。石井選手の連勝を止めるのは誰だというところで無差別級の面白さが出てきましたから、台風の目、核になって次の試合にも事件を起こして欲しい、そんな石井選手でした。


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