|
: 5月18日・横浜文化体育館大会で、初参戦ながら前評判がかなり高いエバンゲリスタ・サイボーグ選手(アカデミーア・ブドーカン)との対戦が決定している渋谷選手ですが、その試合についてのお話の前に、前回の試合、3月4日の『DEEP』後楽園ホール大会でのVS滑川康仁(フリー)戦に関してお聞きしたいと思います。対戦相手の滑川選手は、以前(2002年3月)、ismの渡辺大介選手を『DEEP』のリングで破っていて、そういう過去の経緯もあった一戦でした。今、あらためて振り返っていただきたいのですが、このVS滑川戦は渋谷選手にとってどういう試合だったのでしょうか? ■ 渋谷修身:ん〜、何て言うんですかね? 試合が終わった後、(滑川選手は)手術したらしいんですよ。足がブッ壊れてて。そこまで僕は(相手を)壊しているのに、勝てなかったなぁっていう(苦笑)。去年も郷野選手が記憶をなくすまでいったのに勝てなかった。ちょっとね。何か・・・そこまで追い込んどいて、勝てない自分の甘さっていうのを・・・・・・。 : ・・・反省? ■ 渋谷修身:反省って言うか・・・ん〜何だろうな? ホント自分の甘さって言うか、まぁ、甘さもあるし・・・。何か変な感じですね。 : 渋谷選手にとって初の『DEEP』だったんですけど、初参戦ということで試合に臨む心境に違いはありました? ■ 渋谷修身:いや、別にないですね。ハイ。普段通りでしたね。 : リングに対しての違和感はなかったですか? お客さんの感じも普段とは違ったと思いますけど。 ■ 渋谷修身:そうですね。別に・・・一緒ですね。 : あの一戦をパンクラスファンの立場で見ると、以前、渡辺選手に勝った相手ですから、やはり「渋谷、頼むぞ」っていう感じで期待してたと思いますが、そういう期待に対してのプレッシャーはありました? ■ 渋谷修身:ん〜、プレッシャーは別にないですね。ハイ。 : 普段通りで? ■ 渋谷修身:まぁ、でも、やっぱり外のリングですからね。多少は違う気持ちもありましたけど。やってる時は別に、そんなに変わりないですよ。 : そうですか・・・。では、初の『DEEP』、そこで行われたVS滑川戦を経ての5/18横浜大会、VSサイボーグ戦になるんですけど、まずルタ・リブレの選手ということで、渋谷選手にとっては初のVSルタ・リブレということになると思いますが、ルタ・リブレの選手にどんなイメージ、印象を持ってらっしゃいますか? ■ 渋谷修身:印象ですか? 別に何にも思わないですけど(微笑)。 : ブラジル人の選手でヴァーリ・トゥーダーって言うと、ヴァンダレイ・シウバ選手もそうですし、ブラジリアン・トップ・チームもそうなんですけど、今回、ブラジル人のヴァーリ・トゥーダーってことで、何か感じるところはありますか? ■ 渋谷修身:まぁ、強いんだろなっていうぐらいですね。あの〜相手のことをどうこう思うよりも、自分が勇気を持てるかっていうことですね。(相手の)攻撃に対して。やっぱり勇気が大切だなって。 : では、今回のVSサイボーグ戦に関して、渋谷選手の中での課題って何でしょう? ■ 渋谷修身:やっぱりさっき言ったように“勇気”です。 : 勇気・・・。では、5/18横浜大会から少し話題を変えて。今年ももう5月で、横浜大会が終わると来月からはもう、今年も後半戦に突入しますが、今年後半、渋谷選手は何を目指して、何をモチベーションにして、またはどういったプランを持って試合に臨んでいくのか? ■ 渋谷修身:ん〜何て言うのかな? やっぱり俺ら個人商店じゃないですか?で、やっぱ売れないといけないわけですよ。だから・・・売れないといけないんですよ(微笑)。それを頭に入れてやります。プロとして、商品として売れないといけないと思いますし。もう、売れなかったらホントに、そんなにキャリアのない、若い選手でもないんで、考えないといけないし。あの・・・プロ格闘家ですから。お金にならなかったらアマチュアの格闘家に戻るしかないと思うんで。そういうことを頭に入れて。やりますよ。あらためてね(微笑)。 : 分かりました。では最後です。最後にお聞きするのは・・・ ■ 渋谷修身:あの一言ですか? ん〜・・・「幸せになろうよ」で。 : エ〜ッ!(笑) ■ 渋谷修身:その一言で(微笑)。 : どこから仕入れた言葉なんですか? それ。 ■ 渋谷修身:・・・(微笑)長渕さんのNEWシングルです(微笑)。 ■ 渋谷修身選手database |