7/27(日)後楽園ホール大会・NIGHT TIMEで、門馬秀貴選手(A-3)との初対戦が決定しました。先ずはそのVS門馬戦のお話をうかがう前に、7月4日、インドネシアで行われた『TPI Fighting Championships』での試合のお話をお聞きしたいと思います。今回、2度目のインドネシアになりましたけど(※試合出場は今回が初)、今回のインドネシア滞在期間をまとめて振り返っていただくとすると、どのような感じでした?
石川英司:ん〜・・・食べた・・・食べたって感じですかね。

食べた?
石川英司:ハイ。食したって感じですかね。

何を?(笑)
石川英司:まぁ、いろんな・・・中華とか、イタリアンとか・・・ちょっと食べたんですけど・・・まぁ、試合前でキツかったんですけどね。ん〜欲に負けて食べちゃった部分もあったんですけど(笑)・・・ホント、いろんなものを食べておいしかったと。あとやっぱり・・・試合で行ってるんで、そういうふうにやってても心の底からは楽しめないっていうか・・・ハイ。そういうのはありましたね。やっぱり選手なんで。何だろうな〜?・・・やっぱり食したって感じですかね(笑)、ハイ。いろんなのを。良かったです。

海外での初の試合ということは心境的にいかがでした?
石川英司:いや、別に、高校時代から海外で(アマチュアレスリングの)試合したり、まぁ、日本各地でレスリングの試合をしてるんで、それは別に問題なかったですね、全然。慣れてたんで。ハイ。

大会自体の雰囲気っていうのはどうでした?
石川英司:スゴかったですね。ハデで。あの〜生放送で(※大会はテレビ局が主催)。生放送なんですよ、向こうで。

それはインドネシア中で生放送?
石川英司:そうです。だからもう、インドネシアには一家に一台テレビがないらしいんで、何て言うか・・・昔、日本で言えば力道山を見てる頃みたいな・・・ハイ。終わったあとの反響はチョコチョコあったんですけど。

それはどのへんで感じたんですか? 街を歩いててとか?
石川英司:ホテルとか空港とかですね。「観たよ」っていうぐらいで。

第何試合だったんですか?
石川英司:第7試合かな?

全何試合中の?
石川英司:全8試合ですね。

ではセミファイナルですね。
石川英司:そうですね。僕の前に菊田さんがエキシビジョンをやって。

菊田選手がエキシビジョンって何をしたんですか?
石川英司:向こうの選手とエキシビジョンですね。いつもの、立ち技から寝技までの総合の。

試合前は緊張しました?
石川英司:しましたね。やっぱりちょっとどんな相手でも、何回やっても試合前は緊張しますね。終わってみればまぁ・・・。(対戦相手は)やっぱりこれからの選手なんで、まぁ、実力的には僕の方が上かなっていうのはあったんですけど、でもどんな相手でも緊張するなっていうのはあります。

試合自体は短時間でのギブアップ勝ちという結果だったんですが(※2分14秒/グラウンドでのパンチでギブアップ勝ち)、勝利した瞬間の会場の雰囲気っていかがでした?
石川英司:これがですね・・・ポジション的にサイドポジションから殴ったんですけど、ちょっとわかりづらい面がありまして・・・。まぁ、マウントをとって殴ってTKOとかだったら盛り上がったんでしょうけど、サイドポジションっていうのがちょっと・・・。パスガードとかいうのもまだわかってないと思うんですよ、向こうの人たちは。それでサイドポジションっていうわかりづらいところから殴ってしまって。「あれ、終わっちゃったの?」みたいな感じでしたね。

では、それほどドカ〜ンという盛り上がりもなく・・・。
石川英司:全くないです。全く(苦笑)。ん〜ちょっとわかりづらかったですね。

体の方のダメージはいかがですか?
石川英司:全然ないです。ハイ。

では、ノーダメージで次のVS門馬戦に臨めるという、ベストな形で勝利できたわけですが、そのVS門馬戦まで残すところ10日ということになりました(※インタビューを行ったのは7月17日)。10日前の現在の心境はいかがですか?
石川英司:いや、非常に良い、良い感じですね。やっぱりどの試合もそうなんですけど、負けられないっていうのがあるんですけど、今回はホント負けたくないなって。あの〜・・・ん〜・・・負けたくないですね。どんなことをしてでも勝ちにいきます。

調子はいかがですか?
石川英司:調子も良いです。かなり。

もう、緊張してきてます?
石川英司:そうですね〜・・・ちょっとづつですけど。まぁ、試合当日は大丈夫なんで。開き直っていけるんで。楽しみです。スゴイ。

門馬選手の印象を教えていただけますか?
石川英司:ん〜・・・やっぱり一つあげるとしたら、寝技ですよね。下からの。それが良いっていうか・・・三角(絞め)が上手いのと、下からどんどんしかけてくるっていうのがあります。

今回の試合のポイントはどこになりそうですか?
石川英司:ん〜・・・寝技です。ハイ。

今回の試合で、石川選手ご自身の課題というか、テーマのようなものはあります?
石川英司:ん〜・・・やっぱり・・・先に、先手先手で自分からいくようにということを心掛けてやろうとは思いますけどね。自分から先にいこうと。

わかりました。では、7月27日に門馬選手に勝利した後、選手としてどういう活動をしていきましょう?
石川英司:ん〜・・・そうですね・・・この試合に勝ったら、上の選手と闘いたいっていうのがあります。ハイ。ランキングに入っている選手と。ランキング上位の方と。

他団体に上がっている選手の中で、気になる選手っていますか?
石川英司:ん〜・・・何だろうな〜・・・まぁ、強いて言えば上山選手(上山龍紀/U-FILE CAMP.com)とか。機会があればもう一回やらせてほしいなっていうのがありますね。あと、まぁ、須田選手(須田匡昇/クラブJ)とか。修斗のチャンピオンなんで。試合してみたいっていうのはあります。

わかりました。では、ちょっと話題を変えて。以前、『格闘技通信』(7月23日号/ベースボールマガジン社)さんに、「8月のサザンオールスターズのライブに行きたい」っていうのがちゃんと文章で載ってましたけど、その後反響はありました?(笑)
石川英司:ないです。全然(笑)。お願いします、本当に。本当に行きたいです(笑)。

「インタビュー見ましたよ」っていうのはありました?
石川英司:それはあったんですけど・・・。サザンの方はないですね〜。

では、この場でしっかりと。
石川英司:ちょっと、ホントに、あの〜な、何だろう・・・サザンのチケットください(笑)。

日にちと場所は?
石川英司:8月なんですけど・・・場所はどこでも良いです。どこでも行きますので、誰かよろしくお願いします(笑)。

では、これで最後ということで、石川選手のVS門馬戦での勝利を期待していらっしゃるファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
石川英司:ん〜まぁ、何とか門馬選手から一本をとれるように頑張りますので、まぁ、毎回一本とるって同じことを言ってますけど、今回頑張りますので応援宜しくお願いします。何が何でも勝ちます。



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